しばらく「SRAM RED eTap」を使ってみた感想など。

はじめに

先日の不慮の「猫ふんじゃった事故」で、
自ずと捻出された"骨折ボーナス"。
物欲の限りを「eTapの購入」ということで発散し、
邪悪なストレスは天へと召されました。

そんなこんなで入手した「eTap」は、
今まで当たり前に使ってきた機械式とは違い、
「電動!そして無線!!」という、
少し特殊なコンポーネントなのです。

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最近ようやく外でも使えるようになって、
まだ400kmくらいしか実走しておりませんが、
忘れないうちにフレッシュな感触を、
ここに無駄に記しておきたいと思います。

 

eTapの使い心地

まず実際に導入してみてどう思ったか。
それはこの一言に尽きます。

「変速が楽しくなった!」

「スイッチひとつで変速する」という、
それが想像以上に「楽ちん」でした。
変速の作業自体も楽しく感じるほど、
その挙動は素敵です。

右レバーのスイッチでリアのシフトアップ、
左レバーでリアのシフトダウン、
両方同時に押すと、フロントのアップ/ダウン。

これだけで完結してしまうなんて、
それはもう今までは全然違いました。

 

電動ならではの挙動

フトントの変速をする際、
今までは「よいしょっと。」という感じだったのが、
eTapを導入したことで、
両手の薬指で「ポチっとな。」に変わりました。
もちろんリアの変速も同じで、
押すだけで簡単に変速できるというのは、
ちょっとしたことだけど、素晴らしい。

今までレバーの引きが足りずに、
うまく変速しなかったりだとか、
そういう煩わしさから解放されるのも、
電動ならではのメリットと思いました。

無駄な力が要らない!!

これは使ってみて良く分かりました。
小指でも変速できちゃう。
電動ならeTapに限らないかもしれませんが、
今回の換装で一番直接の使い心地に、
影響のあった部分だと思います。

 

連続変速が意外と便利

eTapの仕様で、
「長押しをすると継続的に変速していく」
というのがあるんですが、
これが意外に便利で、良く使います。

重いギアで平地を回していて、
信号でストップするときや、
下りで今よりも何段か重いギアに入れたいとき、
ちょっと長めにタップするだけで、
ギアをドンドン変えてくれるので、
何段階か変えたいときに、
最小限の動作で済んでしまいます。

"こんな機能、連続でスイッチ押せばいいし、
 最初は遣わないだろうなぁ"、
とか思ってましたが、めっちゃ使ってます。

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無線ということの利点

無線化されたことで、
シフトケーブルは不要になりました。

ディレイラーの調整方法が変わり、
ケーブルの張りなども気にせずに済むようになり、
より簡単な作業で調整できるようになりました。
(ワイヤーがなくなったという部分で)

そしてシフトケーブルが無くなった分、
見た目がスッキリしたのも、
無線化ならではの部分ですね。

なんせケーブルの取り回しが無くなったのは、
今後のメンテナンスの上でも、
大きなメリットになりますね。

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デメリットもある!?

デメリットというほどではありませんが、
常日頃からバッテリー残量が気になります。

eTapのバッテリーは、
フロント/リア共通規格のバッテリーで、
レバーはボタン電池を使用しています。

当たり前なんですが、

バッテリーが無くなったら変速できなくなる!

こういう不安はどこかにあります。
レバーのほうの電池の交換スパンは長いんですが、
ディレイラー側のバッテリーは、
ぼくの乗る頻度だと月に一回くらい充電が必要です。

最近はサイコンやライトといったアクセサリーも、
充電しないと使えないものばかりなので、
そこに1つ加わった、というくらいの感覚ですが、
もう少し駆動時間が長ければありがたかったな。

ちなみに、普段は"Garmin Edge520"に、
バッテリー残量を表示させて運用しているので、
「急にバッテリー無くなった!」
というようなこともないと思われます。

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後は「コンポ本体の耐久性」が心配ですが、
こればかりは使い続けないと分からないので、
またこれからの話ですね。

リアディレイラーだけ破損しても、
かなりのダメージ(主に経済的に)なので、
輪行のときなんかは、
最大限に気を遣わないといけませんね。

後、変速のスピードについて、
「Di2と比べると遅い」という評判は聞きますが、
実用の上で、そこに違和感を覚えることはないので、
あくまでDi2との比較での話かなと思います。
「ヒモ式からeTapにして変速が遅くなった!」
という実感は特にないです。

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クリアランス狭すぎ問題!?

先日の桜ポタリングライドの際に、
右クランクに傷が入るハプニングがありました。

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途中で止まって、よく調べてみると、
「eTapの調整ネジと干渉している」
ということが判明。
すぐに直したので、大事には至りませんでした。

これだけは明記しておきますが、
これは「完全に私のミス」でした。

調整ネジの調整幅に無縁な遊びの部分を
無駄に出していたせいで起こりました。

↓これは調整前の写真

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ただシマノのディレイラーに比べると、
仕様、挙動が異なるためか、
クリアランスは結構狭い印象があります。

しっかりと取り付け・調整できるなら良いですが、
その辺の適当にやってしまうと、
「ディレイラーとクランクが干渉する可能性がある」
と思われるので、注意が必要かと思います。

ぼくは出先で応急処置のつもりで、
パっと調整したのが、影響してしまって、
こういう上記の状態になりました。
気を付けないといけませんね…。

クランクとeTapが干渉してしまって、
フレームが破損した、という話もありましたので、
自分で取り付け作業をしたりするときは、
注意したほうがいいポイントかと思います。

一度調整が決まったら、
後で細かくイジルことも少ないと思うので、
初期設定は入念にしたほうが良いですね。
説明書に一文入れておいてくれても良いかな、
とは思いました。

 

おわりに

こんなことを書いたらアレかもしれませんが、
「ホイール換えるより、よっぽど楽しい!」
というのが、率直な感想でした。

自転車自体が少し別物になるというか、
子どもの時に初めて操作したラジコンのあの感じを、
「自転車で体感している!」という感覚。
なんかちょっとした「おもちゃ的な楽しさ」
と言うのかなんなのか。
そういう良く分からないものがこみ上げてきて
やっぱり楽しいです。

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変速が小さなストレスになる場面って、
自転車で走る上で意外とあるんですが、
それに"eTapを導入したことで気づいた"
というような感じでしょうか。
なんか胡散臭い文章ですけど、
本当にそういうフィーリングがあります。

骨を折った時のヤケ買いアイテムとしては、
オススメしたいなと思います。
そのためには、ちゃんと保険に入っておきましょう。

あれ?なんの話でしたっけ?

 

 



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