ボルトのネジ穴が潰れた!!トップキャップのネジ穴がなめてしまった事件を語る

はじめに~事件勃発!~

少し前にロードバイクのカスタムで、
細かいパーツを色々と替えておりました。

その中の一つが、
「Carbon-Ti X-Cap」というヘッドキャップ。
その平らな形状とカーボン柄のデザイン、
ネットで探しまくりまくりまして、
やっと入手したパーツだったのでした。

これぞ「じこまん」だ!最近の小さいロードバイクカスタムのまとめ。

2017/08/09

ボルトがトルクスネジを使用してるんですが、
ボルトの精度が悪いのか、
はたまた手持ちの工具の精度が悪いのか…
何度か着脱していた結果、
徐々にネジ穴が削れてしまいまして、
ついに・・・!

ネジ穴が逝ってしまった!

まじかよ。オーマイガ。
これは大ピンチであります!!!

 

対策本部設置。

悩みました。
「まぁよくあることやから!」と、
タカをくくっておりました。

そして「瞬間接着剤で固めてみる」とか、
小手先の対処法を試してみましたが、
どれも効果は無く、ダメでした。
これは、あかんヤツかもしれない!!

このことをtwitterでツイートしてみたら、
ロミオさんや、びいよんさんが、
色々とアイデアを出してくれました。

そこで教えてもらったのがコレ!

こんな専用工具があるんですね!
ってことで、即購入いたしました。
どうやら大変優れモノらしいぞ。

「アネックス(ANEX) なめたネジはずしビット」
雑な説明

潰れたネジ穴部分に、
ドリルで穴を掘ります。
そこに反対側のネジ部分を入れて、
ネジの緩むほうへ回転させて噛ませる。
そのまま回してボルトごと抜く!

商品説明の図解が分かりやすい。
新しく穴を作って、そこに逆ネジを作る。
画期的な工具だ!

早速、実践してみましょう!

ホントは電動工具を使うべきなのですが、
まぁ人力でイケるやろ。知らんけど。

おお、イケるんちゃう?

いけてるかこれ?

あ・・・。

【超絶悲報】全くイケなかった!!

工具を手で回してやってみたら、
穴が開けるというか、
むしろ凹凸を綺麗にしただけ。
みたいな感じで終わりました。

これによって、
穴が整えられました。
ネジ穴が綺麗に葬りさられました。
さらば、トルクス穴。

こりゃ電動ドリル要るぞ!!
持ってないぞ!

 

ドリルすんのかい。

長年生きていると良いこともあります。
こんな哀れな私に手を差し伸べてくれる、
そういう善き人もいるのです。

家がご近所なこともあり、
最近とてもお世話になっているkazuさん。

初日の出ライドの際に、
今回の進捗状況を話していたら、
「ウチに工具あるのでお貸ししますよ!」
と言っていただけたので、
「拾う神ありー!」ってなりまして、
全力で甘えさせていただきました!

お借りするだけの予定だったんですが、
なんか紆余曲折がございまして、
場所までお借りして、
作業させてもらうことになりました。
大変恐縮でございます。

これが文明の利器か。

もうどうしようもなくなった穴に、
もう1つ小さい穴をあけていきます。

電動ドリルの先っちょに
先述のビットを装着しまして、
ゴリゴリするのであります。

18V電動ドリルすげー。
ゴリゴリゴリ・・・

慣れない手つきでやってたんですが、
最終的にkazuさんに助けていただき、
気が付けば、ほとんどkazuさんに
作業してもらうという鬼畜っぷりを発揮。
(お前、写真撮ってる場合じゃないだろ)

大事なことなので偉そうに言いますが、
「穴は深めにあけるのがコツ」です。
しっかりと穴を作りましょう。

そしてビットを反対に付けて、
開けた穴にネジ部分を入れて、
逆回転をさせていきます。

ビットが穴に噛んだらこっちのもの。
後はゴリゴリ回転させると、
ボルトごと回りだす!
という要領です。

ゴリゴリゴリ…

おおおお!!!

ボ、ボルトが回ったー!!!

クララが立った次くらいに嬉しい。

ついに取ることができました!
kazuさんありがとうございました!!

というわけで、
無事に作業が終わりました!!

・・・と思っていたんですが、
kazuさんが異変に気付いてくれました。

「プレッシャーアンカー出てるで」

なんとプレッシャーアンカーが、
しっかりと収まっていないことが発覚!
5mmほど浮いてました。
なんてこった。

この辺りはショップ任せてた部分で、
自分ではイジってなかったので、
全然気にもしてなかった…。

プレッシャーアンカーの締め付けが
少し足りてなかったのだろうか?
徐々に緩んで出てきていたのか?

前に一度ガタが出たことがあったんですが、
ちょうど直前にスペーサーを減らしていたので、
「スペーサーが足りてないんや」と思って
スペーサーを追加して対応したんやけど、
おそらくその時のガタは、
こいつが原因やった様子…。こわ!

というわけで、
しっかり収め直して各所を締め直し。
トップキャップも新しいものを付けて、
ようやく健康な状態になりました。

フロントフォークにガタが出たら、
確認すべき場所の一つですね。
完全に見過ごしていました。
確認不足。反省!

そもそもの原因は定かでないけど、
コラムカットしてもらったときに、
締め付けが緩んでしまってたんだろうか。
もはや推測でしかないのでなんとも…。

でもこの機会に直せて良かったなぁ。
あー、本当に良かった。

kazuさん本当にありがとうございました!
そしてこれ↓もまた感謝。

 

おわりに

プレッシャーアンカーには驚きました。
ガタがあったときに、
もっと入念に調べるべきだったんですが、
こういう形で見つかって本当によかった。

走っててスポッと取れるような、
そういうパーツではないと思いますが、
何かが起きる前で本当に良かった。


今回、kazuさんに助けてもらって、
あっさりと解決できましたが、
それまで色々な方法を試してみました。

まぁ結局は全滅だったんですが、
さすがに専用工具は違いましたね。
しっかり使えば効果抜群のアイテムだ。

全面的にお手伝いをいただいた
Kazuさんには重ねて感謝を!!!
多謝でございます!!

このクソマヌケな経験が、
誰かのお役にたちますように~。



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