はじめに~事件勃発!~
少し前にロードバイクのカスタムで、
細かいパーツを色々と替えておりました。
その中の一つが、
「Carbon-Ti X-Cap」というヘッドキャップ。
その平らな形状とカーボン柄のデザイン、
ネットで探しまくりまくりまして、
やっと入手したパーツだったのでした。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2017/08/IMG_go738o-e1502238268512-480x600.jpg)
ボルトがトルクスネジを使用してるんですが、
ボルトの精度が悪いのか、
はたまた手持ちの工具の精度が悪いのか…
何度か着脱していた結果、
徐々にネジ穴が削れてしまいまして、
ついに・・・!
ネジ穴が逝ってしまった!
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/01/DSC01463-500x375.jpg)
まじかよ。オーマイガ。
これは大ピンチであります!!!
対策本部設置。
悩みました。
「まぁよくあることやから!」と、
タカをくくっておりました。
そして「瞬間接着剤で固めてみる」とか、
小手先の対処法を試してみましたが、
どれも効果は無く、ダメでした。
これは、あかんヤツかもしれない!!
このことをtwitterでツイートしてみたら、
ロミオさんや、びいよんさんが、
色々とアイデアを出してくれました。
そこで教えてもらったのがコレ!
こっちならトルクスでもいけると思いますよhttp://amzn.to/2mUJLqv
— びいよん (@BE5C48D) 2017年12月23日
こんな専用工具があるんですね!
ってことで、即購入いたしました。
どうやら大変優れモノらしいぞ。
「アネックス(ANEX) なめたネジはずしビット」
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/01/DSC01460-500x375.jpg)
潰れたネジ穴部分に、
ドリルで穴を掘ります。
そこに反対側のネジ部分を入れて、
ネジの緩むほうへ回転させて噛ませる。
そのまま回してボルトごと抜く!
商品説明の図解が分かりやすい。
新しく穴を作って、そこに逆ネジを作る。
画期的な工具だ!
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/01/DSC01461-500x375.jpg)
早速、実践してみましょう!
ホントは電動工具を使うべきなのですが、
まぁ人力でイケるやろ。知らんけど。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/01/DSC01462-500x375.jpg)
おお、イケるんちゃう?
いけてるかこれ?
あ・・・。
【超絶悲報】全くイケなかった!!
工具を手で回してやってみたら、
穴が開けるというか、
むしろ凹凸を綺麗にしただけ。
みたいな感じで終わりました。
これによって、
穴が整えられました。
ネジ穴が綺麗に葬りさられました。
さらば、トルクス穴。
こりゃ電動ドリル要るぞ!!
持ってないぞ!
ドリルすんのかい。
長年生きていると良いこともあります。
こんな哀れな私に手を差し伸べてくれる、
そういう善き人もいるのです。
家がご近所なこともあり、
最近とてもお世話になっているkazuさん。
初日の出ライドの際に、
今回の進捗状況を話していたら、
「ウチに工具あるのでお貸ししますよ!」
と言っていただけたので、
「拾う神ありー!」ってなりまして、
全力で甘えさせていただきました!
お借りするだけの予定だったんですが、
なんか紆余曲折がございまして、
場所までお借りして、
作業させてもらうことになりました。
大変恐縮でございます。
これが文明の利器か。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/01/DSC01670-500x375.jpg)
もうどうしようもなくなった穴に、
もう1つ小さい穴をあけていきます。
電動ドリルの先っちょに
先述のビットを装着しまして、
ゴリゴリするのであります。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/01/DSC01668-500x375.jpg)
18V電動ドリルすげー。
ゴリゴリゴリ・・・
慣れない手つきでやってたんですが、
最終的にkazuさんに助けていただき、
気が付けば、ほとんどkazuさんに
作業してもらうという鬼畜っぷりを発揮。
(お前、写真撮ってる場合じゃないだろ)
大事なことなので偉そうに言いますが、
「穴は深めにあけるのがコツ」です。
しっかりと穴を作りましょう。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/01/DSC01671-500x375.jpg)
そしてビットを反対に付けて、
開けた穴にネジ部分を入れて、
逆回転をさせていきます。
ビットが穴に噛んだらこっちのもの。
後はゴリゴリ回転させると、
ボルトごと回りだす!
という要領です。
ゴリゴリゴリ…
おおおお!!!
ボ、ボルトが回ったー!!!
クララが立った次くらいに嬉しい。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/01/DSC01672-500x375.jpg)
ついに取ることができました!
kazuさんありがとうございました!!
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/01/s-P_20180114_165022-500x281.jpg)
というわけで、
無事に作業が終わりました!!
・・・と思っていたんですが、
kazuさんが異変に気付いてくれました。
「プレッシャーアンカー出てるで」
なんとプレッシャーアンカーが、
しっかりと収まっていないことが発覚!
5mmほど浮いてました。
なんてこった。
この辺りはショップ任せてた部分で、
自分ではイジってなかったので、
全然気にもしてなかった…。
プレッシャーアンカーの締め付けが
少し足りてなかったのだろうか?
徐々に緩んで出てきていたのか?
前に一度ガタが出たことがあったんですが、
ちょうど直前にスペーサーを減らしていたので、
「スペーサーが足りてないんや」と思って
スペーサーを追加して対応したんやけど、
おそらくその時のガタは、
こいつが原因やった様子…。こわ!
というわけで、
しっかり収め直して各所を締め直し。
トップキャップも新しいものを付けて、
ようやく健康な状態になりました。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/01/DSC01673-500x375.jpg)
フロントフォークにガタが出たら、
確認すべき場所の一つですね。
完全に見過ごしていました。
確認不足。反省!
そもそもの原因は定かでないけど、
コラムカットしてもらったときに、
締め付けが緩んでしまってたんだろうか。
もはや推測でしかないのでなんとも…。
でもこの機会に直せて良かったなぁ。
あー、本当に良かった。
kazuさん本当にありがとうございました!
そしてこれ↓もまた感謝。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/01/s-P_20180115_163501-500x281.jpg)
おわりに
プレッシャーアンカーには驚きました。
ガタがあったときに、
もっと入念に調べるべきだったんですが、
こういう形で見つかって本当によかった。
走っててスポッと取れるような、
そういうパーツではないと思いますが、
何かが起きる前で本当に良かった。
今回、kazuさんに助けてもらって、
あっさりと解決できましたが、
それまで色々な方法を試してみました。
まぁ結局は全滅だったんですが、
さすがに専用工具は違いましたね。
しっかり使えば効果抜群のアイテムだ。
全面的にお手伝いをいただいた
Kazuさんには重ねて感謝を!!!
多謝でございます!!
このクソマヌケな経験が、
誰かのお役にたちますように~。
コメントを残す