【自転車でさぬきうどん巡り】小径車で行く「続・うどん暴れ喰いライド」開催!!!

はじめに

さぬきうどんの本場、高松。
そこへ殴り込みをかけて、
自転車でひたすらうどん屋を巡る。

美味しいさぬきうどんを、
腹いっぱいに食いまくるという、
もはや意味の分からないひと時。

自転車はもうただの移動手段と化し、
そしてカロリー消費の道具となる。

【自転車でうどん巡り】神戸のシェアサイクル「コベリン」で勢い余って四国へうどんライドに行ってきた話

2019/02/08

そんなグルメライドと一線を画した、
狂喜に満ちたライドこそが、
「うどん暴れ喰いライド」なのである。

【自転車でうどん巡り】胃袋の限界に挑戦!?夢の「さぬきうどん暴れ食いライド」へ!!

2020/10/29

実は自分でも何を書いているのか、
良くわかっていないのである。

 

ジャンボフェリーでゆく!

ひさしぶりのうどんライド!

今回も行程はいつもと同じです。
神戸発ジャンボフェリー深夜便に乗り、
翌早朝に高松へ到着。

そしてうどんを暴れ喰った後は、
14時のフェリーに乗って神戸へ。
神戸に着くのは18時45分とかなので、
行動時間のワリには長旅でございます。

というわけで、
仕事が終わって帰宅して数時間後、
22時過ぎに自宅を出発。

輪行で夜の三宮へ到着。
今回は折りたたみ自転車で参戦だ!

フェリー乗り場までは自転車で。

ここで再び輪行状態にして、
今回は手荷物扱いで乗船します。

そのまま自転車で乗り込むと、
別途で往復1,000円かかるので、
手荷物にすると節約にもなりますね。
(1,000円=うどん何杯分やねん!)

船内はガラガラでした。
平日の深夜便にしても空いてました。

深夜1時、神戸を出港したフェリーは
翌5時15分に高松へ到着。

さて。
今回はこの三人で行ってきました。

  • マムートンさん (GIANT)
  • kazu.jumpさん (DAHON)
  • DARUMA (DAHON)

折りたたみ×2 + グレートジャーニー

いよいよ、うどんツアーの始まりだ!

 

1軒目「手打十段うどん バカ一代」

まずは高松市内のお店へ。

大通りを避けてエンヤコラ。
目的地までは3.5kmほど。
めちゃくちゃ近いのである。

フェリーの到着時間が早いので、
最初のお店を選ぶのは難しいんですが、
こちらは朝6時から空いているので、
1軒目の定番になっていますね。

予定通り、開店前に到着。

少し開店を待ってからの入店でした。

「釜バターうどん」が人気ですが、
ここは敢えての「ひやかけ」!

いきなりうまい!

このコシのあるうどん!
私はいま、さぬきにいる!!!

釜バターも良いけど、
オーソドックスなメニューもおすすめ。

まだ目が覚めきらぬ早朝に、
アツいビンタを喰らったような、
そういう1杯目でした(謎

 

2軒目「手打ちうどん 古奈や」

引き続き2軒目へ向かいます。

大通りを避けて、
川沿いの道を使って走りました。

幹線はかなりの交通量なので、
こういう道のほうが良いんだ。

というわけで、2軒目に到着。

こちらは7時開店なんですが、
またしても開店少し前に着いちゃった。
開店を待ってからの入店!

はじめて入るお店でしたが、
大衆食堂みたいな雰囲気でした。

でかい揚げだなぁと思ってたら、
いつの間にか丼に投入してしまった!

「ひやかけ(with あげ)」でござい!

あげは厚みもなかなかのもので、
かなりしっかりとしたやつでした。

麺の量は少し少な目だったので、
揚げ乗せでも重くなかったですね。

もちろん美味しかったんですが、
なぜか印象に残らないうどんでした。

出汁も個性的だったんですけど、
なんかグっと来なかった。
これがうどんの好みってやつか!?

 

3軒目「がもううどん」

「うどんライドへ行きたい」というのは、
「がもうに行きたい」と同義である!

私の好きながもううどん
もちろん今回も食べに行きます!

区間距離は約12km。
それなりに移動距離がありますが、
まぁゆっくりと参りましょう。

沈下橋みたいなカワイイ橋を越えて、
香東川という川を渡りました。

ちょっと疲れたので、
コンビニで小休憩にしました。

なぜか飲みたくなるコーヒー。
うどんライドの不思議である。

なんかとても良い感じだ。

80番国分寺!

バイパスを避けて脇道へ。
少し進むと良い雰囲気に。

長閑で最高ですね。

その後、少し林道の雰囲気も出しながら、
坂出方面へ。

少し高台を走っていたようで、
食品工場とかの街並みが見えました。

がもうどんまでは後少し!

ということで、
3軒目のがもううどんへ到着!

開店とほぼ同時に着きましたが、
既に列ができておりました。
でも回転も早いので大丈夫。

いつも何を食べるか迷うんですよ。

そして頼んだのが「ひやかけ(with あげ)」!
結局いつもと同じやつ!!!

天ぷらを取るつもりだったのに、
なぜかまたしても揚げを・・・

でも良いんだ。
これこそ私の大好物なのだ。

最高!

コシのあるうどんと甘いあげ。
そしていくらでも飲める出汁。
パーフェクト・ウドン!

家人にお土産を熱望されていたので
買わぬわけにはいきません。

無事に購入。

このために装備していたサドルバッグ!
がんばって収納してみると、
なんか仰け反る感じになりました。

めっちゃ主張するやん・・・

がもうに行けたことで満足です。
3軒目にして大満足なのです。

しかし、まだ回らなければなりません。
ここからが本領発揮だっ!

 

4軒目「本格手打もり家」

次なる目的地までは、
区間距離18kmという道のりです。

この間にカロリーを消費して、
次なるうどんのために胃袋を調整する!
それがうどんライドを完走する極意!

しかし、予想外だったのは、
選んだ道がアップダウンすぎること。
小径は進まぬ!
泣いてしまいそうです。

県道17号。
お前のことは忘れないぞ・・・

知らない土地をのんびり走っていると、
旅情が付いて回るものです。

ちょっとした景色が新鮮でした。

2両編成だった琴電。

太陽が昇るにつれて、
日差しは夏のそれに変わってきました。

休憩せざるを得ない。

kazuさんに御馳走になってしまった。

ジュースを飲みながら、
ぼんやり前に広がる光景。

なんか良いなぁ。
夏も悪くないかもしれないなぁ。

その後、再びアップダウンの応酬。
おもしろそうなお店を通過。

途中で道端にひまわり畑を見つけて、
思わず立ち止まりました。

こうやって景色とかを味わって、
うどん巡りができるっていうのが、
自転車で巡る楽しさでもありますね。

そんな感じで到着したのは、
今回4軒目の「もり家」です。

オープンと同時に到着。
素晴らしすぎるスケジューリング。

こちらはかき揚げうどんが有名ですが、
さすがに食べられる自信がない・・・
と思っていたらミニサイズを発見。

というわけで、
「かき揚げおろしうどん(ミニ)」を。

ほかの二人はレギュラーサイズを注文。
さすが、胃袋の違いを見せつけられるぜ。

ちなみにその普通サイズとの比較を・・・

普通サイズ、でか!!!

器よりでかいレベルのかき揚げ。
しかも厚さ4~5cmくらいあるぞ。

4軒目でこれ食べるって、
どんなポテンシャルやねん。

かき揚げは絶品。
おろしうどんとの相性も抜群でした。

かき揚げは序盤はサクサク、
後半はおろしとのマリアージュ。
うんまい!

3連続ひやかけだったので、
4軒目でこれを食べられたのは、
大きな意味がありましたね!

ミニサイズはちょっと割高なので、
普通サイズがオススメ!(食べれるなら。

 

5軒目「うどん屋 まつはま」

いよいよ最後のお店へ向かいます。

高松港の方面へ戻るため、
北上していくルートをとります。

少し高台を走っていたようで、
しばらくは下り基調でした。

細い道をつないでいきます。

川沿いの道を遣ったり、
大通りを通らないという強い意志。

農道を駆使。

大きな道よりも風情があって良い。
何があったわけではなかったですけど、
楽しい道のりでした。

今回最後のお店は「まつはま」。

お昼時より前に着いたので、
割と空いていたのはラッキー。

数あるメニューの中で、
やはり選ぶのは看板メニュー。

「うめながもぶっかけ」だ!

梅とながも(アカモク)のうどん。
これで(小)なんですが、量は少し多め。
うつ海に匹敵するな。

ながもの粘りと触感、
梅のさわやかさが合わさって最高!

締めのうどんに相応しい爽やかさ。

最後、出汁とながもが残るんですが、
それをクイっと飲み干すのもうまい。

本当においしかったので、
他のメニューも気になるなぁ。

 

デザート「青猫」

いよいよエンディングである。

正直、腹がいっぱいである。
貧弱な胃袋では5軒が限界である。

お、屋島が見えてきました。

新川沿いの道をゆっくりと。

天気予報は曇りだったんですが、
ここに来て晴れてきました。

満腹のお腹を抱えて、
我々がやってきたのはカフェである。
甘いものを食べようという魂胆である。
アマイモノ・ベツバラ!

屋島の近くにある「青猫」

なんか外観からすでに素敵な感じだ。

入口にはたくさんのレコード。
お店の名前の通り、猫の置物がたくさん。

素敵な雰囲気でした。

桃のパフェを注文。

これ、めちゃくちゃうまかった。
最後までめっちゃうまかった。

今回のうどんライドの中で、
一番うまかったのはこれでした。

フェリーまでの時間、
ゆっくり過ごすことができました。

めちゃくちゃ良いお店だった。

実はねれいどさんオススメだったの。
グルメマイスターの凄さを見た。

 

再びジャンボフェリーへ

ベツバラも満腹にしたので、
もう完全に満足度が振り切りました。

帰りましょう!

またくるよ!どやさ!

ジャンボフェリーへ帰ってきました。

この日は珍しく乗船も早く、
1時半くらいには乗れましたね。

フェリーではお風呂に入ったり、
昼寝をしたりゴロゴロ・・・

明石海峡大橋が近づいてきた。

アンダーザーブリッジ!

遠くに解体の決まった観音さんが。
離れて見ても大きさが分かりますね。

そして神戸に到着。
久しぶりのうどんライドも最高でした!

 

おわりに

四国の滞在時間は僅かでしたが、
今回も密度の濃い時間が過ごせました。

いつものスタイルで5軒はしご。
これはこれで大正解なんですが、
「てんぷら山盛り乗せてぇ!」という、
そういう欲求があるのも確かなのです。

次回はちょっと違うスタイルで、
うどん巡りができたらいいなぁと、
今回はそういうことも感じましたね。


今回は今までのうどんライドで、
一番お腹の余裕がありました。

おそらく4軒目のミニが良くて、
ええ感じに調整できてたんでしょう。

しかしマムートン氏曰はく、
「勝負には勝ったが自分に負けたぞ」
ということらしいのです。

彼は前回に「無限饂飩」を提唱した
よく分からない胃袋の持ち主なので、
全く説得力がない…かと思いきや、
その言葉はハートに突き刺さりました。

ミニサイズを頼んだのは失敗だった…
今回唯一の反省点となりました。
次があるなら普通サイズ食うぞ!


今回は折りたたみ自転車でしたが、
うどんライドとの相性は抜群でした。

高松市内で完結するなら、
これほど便利な組み合わせはないね。
あ、コベリンの次にね。

 

今回の軌跡

距離:59.05 km
タイム:3:10:44
平均速度:18.6 kph
高度上昇:306 m



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