【DAHONのカスタム】K3 plusに16インチカーボンホイールを実装する!

はじめに

「あまりお金を掛けない」

DAHONを買った時に誓った言葉。
そんなものはウソである。

“ちょうど良い”折りたたみ自転車!?「DAHON K3 plus」を購入しました!!

2021/04/05

自身の言葉を自ら踏みにじるスタイルで、
私はここまで大きく育ちました。

そして今回の類いまれなる愚行を
後世に語り継がんとするため、
今日もここに恥をさらすのである。

もう開き直るしかない。
無駄こそが生き甲斐なのだ!

小径カーボンホイール買いました。

 

完成車ホイールからの脱却

色々とDAHONをカスタムする中で、
純正パーツのままでも良い部分と、
「変えちゃいたい部分」というのが、
自分の中で顕在化してきました。

自分の経験則というのは、
ロードバイクしかありませんので、
どうしてもそこが基本になります。

もしロードバイクの完成車を買って、
積極的に変えたいパーツは何か?

そうなるとやっぱりコレですよ。

ホイール!!!!

付属ホイールがあんまり良くないのも
背中を押す要素の一つでした。
重くてメンテ性能も低くて、
あんまり良い印象が持てないのよね。

よーし、変えちゃうか☆

 

16インチという選択肢

しかし悩ましいのは、
K3 plusのホイール径でした。

「16インチ(305)」という、
あまりにもニッチな規格です。

ホイールを変えるわけですから、
この規格自体を卒業することも、
視野に入れていました。

【ETRTO305規格の16インチ】DAHON K3 Plusのタイヤを「KENDA KSMART」に替えてみました。

2021/04/28

現実的なのは349の16インチ。
しかしそのままでは装着できず、
フロントフォークも交換必至です。
さすがにそこまではでき兼ねる・・・

ある意味ニッチな16インチを使って、
そのままグレードアップするほうが、
おもしろいかもしれないぞ!

よくわからない天邪鬼ぶりで、
ホイール径は据え置きにしました。

 

完組ホイールがない

ここで色々物色してみますが、
完組の小径ホイールがほとんどない。

20インチならまだ多少はありますが、
16インチのしかも305のほうなんて、
もはや全然ないのである。

改めて整理しておくと、
K3 plusの規格はこんな感じ。

リム径:16インチ(305)
エンド幅(フロント):100mm
エンド幅(リア):135mm
ブレーキ:ディスクブレーキ

ネットで色々な情報を見ていると、
小径ホイールはまだまだ手組が主流で、
希望するスペックに応じて、
ショップで組んでもらったりする例が、
とても多いということでした。

リムなどの選択肢の少なさ、
そしてそれぞれに揃えて組む予算、
誰に組んでもらえばええねんや!?
全てが高いハードルでした。

そんなときに見つけたのが、
中華ホイールなのでした。

 

中華カーボンの高みへ

どうせならカーボン!

ロードバイクに関しては、
ノーブランド中華パーツを使うことには、
批判的な立場を取っている私ですが、
小径車は別だ!

お馴染みのアリエクスプレスを見ると、
k3 plusに使えそうなホイールは、
だいたい5種類ほどありました。

カーボンホイールもいくつかあって、
ほとんどが選択肢からハブなどを選び、
ある程度、自分好みにできるものでした。
結局は”組んでもらう”スタイルですね。

今回はその中から、
「AKOY Factory Store」というショップの
カーボンホイールを注文しました。
そう、どうせならカーボンやで!

ホイール専門のショップで、
評価やコスト、ハブの種類などを見て、
とてもええ感じやったんです。

ちなみに評価は”悪い評価”を見る。
理由が製品そのものではないケースで、
「届いてない」とかが理由であれば、
製品自体の評価は悪くないという考え。

 

買ったホイールの話

購入ホイールのスペックをご紹介。

AKOYホイールのスペック

AKOY 16インチ(305)カーボンホイール】

  • 素材:フルカーボン(12、3k?)
  • リム:クリンチャー
  • リムハイト:36mm
  • リム幅:25mm
  • ハブ:BiteX
  • スポーク:Sapim Leader(14かな?
  • 重量: フロント 470g / リア 570g (±15g)

リムはオリジナルですが、
ハブは安価でお馴染みBiteX(RIDEAは高かった…)
スポークはSAPIMを使っています。

BiteXの性能はそれなりと思いますが、
ガシガシ走る自転車ではないので、
それなりで良いかなという妥協。
付属ホイールのよりは断然良いはず!

この動画を見ると分かりやすいけど、
そんなに凝ったハブではなさそう。

 

リムはAKOY製ということなんですが、
これは本当に正体不明です。
ググっても分からなかった・・・。

実は某有名ブランドのOEMを作る
ちゃんとした工場なのだ…という、
もうその”根拠なき妄想”だけが支えです。

購入価格は送料合わせて4.5万円弱
前後ホイールでこのお値段ってのは、
めちゃくちゃ破格ですよね!?
( ※ K3plus本体の購入価格=6.5万円 )

 

注文から到着まで

善は急げだ。とか何とか言って、
こういう時だけノリノリで注文。

おそらく注文が入ってから、
組み始めると思われるので、
出荷まで時間がかかるのは想定済み。

想定はしていたものの、
連絡もなく出荷もないと不安なもの。
念のため、1週間ほどしてから、
セラーに問い合わせてみました。

そのときの返答がコレ。

AKOYさん
Hello friend, production for your rims will be finished soon, Once done will start to build Wheels for you

なんか蕎麦屋の出前みたいだ。
結局注文してから出荷までは、
約3週間かかりました。

「Extend Processing Time」にならない、
ギリギリまで出荷しないという感じ。

期限が切れるギリギリで連絡があって、
「あと2日くらいで出荷するで」という、
ギリギリ出荷宣言も頂きました。
でも連絡くれるあたりは丁寧な対応でした。

レビューにある「到着まで2か月」
これは信用に値するものでした。

5月頭の注文して、
出荷されたのが5月末。

そこからこんな感じのトラッキングでした。

今回のトラッキング

AliExpress Standard Shipping。
今回はシンガポール経由でした。

2021-05-28 14:09:27 Accepted by carrier
2021-05-28 14:10:38 Inbound in sorting center
2021-05-30 14:52:51 Outbound in sorting center
2021-05-31 10:52:03 Received by line-haul
2021-05-31 12:30:36 Export clearance success
2021-05-31 23:30:59 Hand over to airline.

シンガポールでしばらく停滞。
ここから国際EMSに切り替わりました。

2021/06/15 06:32 引受(SINGAPORE)
2021/06/15 06:42 国際交換局に到着(SINGAPORE EM)
2021/06/15 15:29 国際交換局から発送(SINGAPORE 02)
2021/06/23 22:29 国際交換局に到着(東京国際郵便局)
2021/06/25 01:30 保税運送中(東京国際郵便局)
2021/06/25 08:39 保税運送到着(大阪国際郵便局)
2021/06/25 09:00 通関手続中(大阪国際郵便局)
2021/06/25 15:57 国際交換局から発送(大阪国際郵便局)
2021/06/26 07:10 到着
2021/06/26 12:07 お届け済み

EMSの割に時間がかかりましたね。

レビューを鵜吞みにできる納期。
到着までは2か月弱を要しました。

 

ホイールが届いた!

小さいダンボールが到着。
しっかりと梱包されていたので、
これなら破損の心配はなさそう。

早速ホイールとご対面!!
めちゃくちゃええ感じやん!

ホイールの仕上がりは綺麗で、
見た感じの粗さは感じられません。

このいかがわしいカーボン柄、
なかなかええ感じやんかいさ。

ちなみに付属品は何もなくて、
クイックなんかも付いてなかったです。
潔い!

 

重量を実測

実測重量はフロント420g/リア559g。

DAHON付属ホイールと比べると、
フロントだけで200g以上軽いのです。
(リアは測り忘れた・・・)

 

リムのあれこれ

予想外だったのは、
バルブ穴が「仏式仕様」だったこと。

これでは英式/米式ともに入りません。
米式を愛用していたため、
ストックを含め全部使えなくなるという、
なんか悲しい現実とコンニチハ。

ちなみに16インチのチューブで、
バルブ長は長くても40mmなのです。

ディープリムには対応していないので、
仕方なくブルブエクステンダーを使用。
これがないと空気も入れられません。
ううう、少し不便だ・・・

リムテープも貼られていないので、
チューブレスでも使われることもあるという、
「3M 仮固定用テープ」を使いました。

めちゃくちゃ安いけど使える。
穴さえ塞いでくれりゃあ、
大抵なんでもいいんだよ。たぶん。

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メンテはしやすい?

届いてすぐに確認したのが、
Bite-Xのフリーのラチェット音。

少し乾いた音がしたので、
もしかしてグリス入っていないのでは!?
というのを疑って、一度開けてみました。

さすがにノーグリスではなくて、
薄くグリスは入っている状態でした。
この後グリスまみれにしておいたった。

付属のホイールと違って、
この辺はメンテもしやすそうなので、
良かったかなーという感じです。

カンパのホイールなんかと比べると、
おもちゃ感があるのも確か。
何の根拠も持ち合わせていないけど、
それなりのものなんだろうと思う。

 

履いてみた感想

まだ近所を散歩しただけですが、
ホイール交換の効果は明白でした!!

ディープリムを履くということで、
一番のメリットは「見た目」ですね。
これは断言できる最大の効果!

めちゃくちゃカッコイイ!!

前の仕様と比べると、
足元の重厚感がぜんぜん違う。

スピードを追求しない車体に、
ディープリムを導入するって言うのは、
もはや完全にそっちに振り切った感じ。

スポーク短っ!

何も期待はしていなかったんですが、
乗った瞬間に驚いたのが、走りの軽さ。

ダホンの付属のホイールが、
あまりにも回らないハブだったので、
それと比較すると、めっちゃ回ります!

あとまっすぐに走る感じ、
直進安定性も高まった印象。
前のホイールがダメすぎたんだろうな…。

走るのが一層楽しくなったぞ!!
第一印象めちゃくちゃ良い。

ひとつ残念だったのは、
前述した仏式仕様のバルブ穴。

仏式しか使えないとなると、
それはそれで少し残念です。
購入時にセラーにお願いしておけば、
米式対応にしてもらえた気もするけど、
あとの祭りでございますわ。

ちょっとした妥協点になっちゃったけど、
まぁこればかりはしょうがないかな。

 

おわりに

DAHON K3 Plusのカスタム。
これにてほとんど完結かな!?

今回のホイール交換に合わせて、
少し手を加えた部分もあるんですが、
それはまた別のお話ということで、
後日改めて報告しようと思います。

趣味の散財、楽しいねー(白目



4 件のコメント

  • >無駄こそが生き甲斐
    仰るとおり(そして、金銭感覚が壊れていきます)。

    格段にカッコよくなりましたね。

    見た目、大事です!

  • AKOYのホイール(リム)の耐性は、如何でしょうか?

    AKOYの採用を考えているのですが、情報が少なくこちらに辿り着きました。
    宜しくお願いします。

    • どうもこんにちは。
      あれから使っていますが、特に不具合もなく使っていますよ。
      ただ酷使しているわけでもなく、毎度お散歩程度なので耐性を語れるほどの使用状況ではなく参考になるかどうかw

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