はじめに
愛車のDAHON K3plus。
購入してからそこそこカスタムをして、
もうかなりの満足感(じこまん)を獲得。
そんなときに新たなアイテムが、
遠く彼方より召喚されたのであった。
新たなハンドルポストを入手
ある日、K3plus仲間であるところの
Mr.Kazu.jumpより連絡がありました。
「良いブツを見つけたぜ」
信頼のおける人物からの情報。
その評価に疑いなど持つわけもなく、
私は疾風ザブングルのごとき速さで、
そのブツを手に入れたのであった。
そのブツがこちらである。
【D2D STEM type】
どうやら純正パーツのようではあるが、
国内で販売はされていない模様。
DAHON CHINAのシールが貼ってある。
もはや言わずもがなだけど、アリで買った。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4148-500x333.jpg)
特筆すべき特徴はこの部分。
ステム付きハンドルポストなのだ。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4149-500x333.jpg)
角度が変えられる可変タイプ。
だいたい90°の範囲で動かせます。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4150-500x333.jpg)
付属ハンドルポストとの比較
もう少し詳しく見るために、
付属していたものと比較してみましょう。
右が付属、左がD2Dタイプ。
どちらも純正なので、
固定レバーやロックリングなどは、
まったく同じ作りでした。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4155-500x333.jpg)
D2Dタイプは丸みを帯びた四角形で、
かなりごつい感じがありますね。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4156-500x333.jpg)
ちょっと角ばった感じ。
これモノの角度が違っていますが、
どちらも外折れタイプです。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4154-500x333.jpg)
重量が全然違うんですね。
ノーマルタイプは700g弱ですが、
D2Dタイプは1kgを超える重さ!
ステム部分重そうだもんな・・・
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4158-500x333.jpg)
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4157-500x333.jpg)
そして肝要のサイズ(長さ)ですが、
ノーマルは41cmくらい。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4153-500x333.jpg)
D2Dタイプは伸ばした状態で43cmほど。
こちらのほうがちょっと長いですね。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4152-500x333.jpg)
と、ここまでは良かったんですが、
大きな盲点が潜んでおりました。
角度が全然ちゃうやんけ。
さぁ、一緒に御唱和ください。
「角度が全然ちゃうやんけ。どやさ!」
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4151-500x333.jpg)
「ノーマルポストにステムが付いた」という、
そういう認識だったんですが違いました。
D2Dのほうが前傾が浅いため、
ステムを曲げたポジションを取っても、
めちゃくちゃ変わる感じにはならない…
かもしれない!
逆に楽なポジションを取りやすくて、
そっちへの自由度は上がる…
かもしれない!
換装してみた
大げさな作業がいるわけでもないので、
とりあえず交換してみましょう。
交換するにあたって、
もう一つの重要な違いがありました。
「対応ハンドル径が違う」
ノーマルは25.4mmに対して、
このD2Dは31.8mm対応なのであります。
こういうときに便利なのが、
ハンドルスペーサーでございます。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4159-500x333.jpg)
あっさりと換装完了です!
なんか、少しだけゴツくなったね。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4264-500x333.jpg)
これがステムを上向きにした状態。
もっと上向きにできるんですが、
なぜこの状態で写真撮ったのかは不明です。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4255-500x333.jpg)
こちらがステムを寝かしたとき。
いわゆる戦闘モードですね。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4256-500x333.jpg)
ステムの角度はすぐに変えられるので、
風が強くなったので、前傾に・・・
なんてのも簡単に対応できるわけです。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4257-500x333.jpg)
ステムの角度を変える際に、
ハンドルの固定部分も少し緩むので、
ハンドルバーを前後に回転させられます。
要はステムの角度を変える際は、
ブレーキレバーの位置など調整しつつ、
良いポジションを見つけて固定する感じ。
しかしライザーバーの場合は、
ハンドル自体の角度もあるので、
少し思惑とは違った雰囲気になることも
無きにしも非ずと言ったところ。
ポジションの自由度が増した代わりに、
ライザーバーの存在意義がなくなった…
というのは少しあるかもです。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4258-500x333.jpg)
実際に使ってみて
実際に何度か使ってみました。
淀川の河川敷に集合して。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4254-500x333.jpg)
茨木までモーニングライド。
お目当てはコチラでした。
パンケーキモーニン!
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4260-500x333.jpg)
4枚重ねを頂いて太って帰る。
確かな満足感を得た最高の朝ライド。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4263-500x333.jpg)
と、まぁこの日も25kmほど走りました。
ポジションが変えられるの便利!
当初ポストの角度が浅かったことで、
乗り心地とか変わるか懸念がありましたが、
まったくの杞憂に終わりました。
- ママチャリ的に乗るとき
- しっかり走りたいとき
それぞれのポジションを取れるので、
確実に自由度が増しましたね。
ライザーバー(ベンド小)での運用でも、
ある程度レバーの位置調整できるので、
実用には問題ないと感じました。
ただ輪行の際は、
ステムを立てないと邪魔になるので、
そこはひと手間かかっちゃいますね。
大した手間でもないけれど。
ポジション変えたいと思っている人には、
良い選択肢になるかもしれませんよ。
ライザーバーとの併用は悩みどころだ…
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