鰻とサプライズを完遂せよ!一年の締めくくりに走る「伊勢ライド」へ!!

序章~おはみのでの出来事~

12月29日。

ようやく年末感も漂ってきたこの日、朝から三田方面へ走る約束のために日の出前から自転車で走りだしました。

向かったのは待ち合わせ場所の池田方面。

いつものコンビニに6時半集合という約束で向かったのですが、その到着間際にDOIさんと遭遇!
こんなところで久しぶりにお会いできるなんて。そのときの話の流れで、DOIさんも「久しぶりに会いたいし。」と言ってくれ、共に”約束の人”を待つことにしました。

しかし”約束の人”は来ません。
しばらく待ってくれていたDOIさんも、おはみのの時間があるためお別れとなりました。ありがとうございました。

そこから店内でコーヒーを飲んだりして、さらに10分ほど待ちました。

約束の人(ロゼさん)来ず!!!

時間は6時55分くらい。
先ほどDOIさんが去り際に「7時過ぎまでは駅にいると思うので、気が向いたら来てくださいね。」と言っていただいたのですが、今から向かって間に合うか!?

とりあえず猛ダッシュで箕面へ向かうことにしました。
池田から箕面まで。普段は何も感じない道のりですが、急いでいるときは信号が多く感じます。

箕面駅の裏を通過しましたが、誰もいなかったので浄水場方面へ向かいました。

…すると、知っている背中が見えた!!!

ということで突発的におはみのに参加させてもらうことになりました。

この日はめうさん、やすさん、きむらぼさん、ゴトーさん、DOIさんと、知っている人ばかりだったので、人見知りの私はちょっと安堵…。

そして一緒にお酒を飲んだことしかないめうさんと、ついにサドルの上でご一緒するという機会に恵まれたのでした!胸アツ!!

嬉しさのあまり、めうさんの金魚の糞と化しました。

この日は銭原の朝市へ。
毎年末29日には恒例の餅つきがあり、できたてのお餅が頂けるとのことで、良いときに参加できました。

途中できむらぼさんは離脱されたので、銭原には5人で。

ZWIFT(ワトピア)ではご一緒したことのあるゴトーさんも、リアルでは初めまして。先日達成されたキャノンボールの話などを聞かせてもらったりして、お餅ができるのを待ちました。(結構待った)

大好物の餅!
つきたてのお餅って、なんでこんなにおいしいの・・・

そして箕面方面へ下って、この日は終了。

急な参加にも関わらず温かく迎えてくださってありがとうございました!
声をかけてくれたDOIさんに重ねて感謝です。

この日のできごとはDOIさんのブログにも。

https://ameblo.jp/akihisa50/entry-12834405873.html

さて。この日の会話の中で、おはみの軍が翌日(30日)に「最近恒例にしている年末伊勢ライドを敢行する」という情報を入手しました。

これは良いことを聞いてしまった!!!

伊勢「鰻」計画

おはみの伊勢計画を聞いているとき「一緒に行きますか?」なんてジョークに対して、「行きませんよw」と言っていた私ですが、実はこの時、既に私の方でもいつもの仲間内で「伊勢に行こうか!」という話が浮上していたのでした。

やはり伊勢に行くしかあるまいっ!

せっかくなので伊勢計画のゴール地点として「おはみの軍がランチで立ち寄るうなぎ屋」を設定することにしました。
もし現地でばったり会うことができればおもしろいんですが、おはみの軍のスケジュールもルートも全く不明だったので、それは難しいと判断。
それであれば、先に着いてしまって「お先にうなぎ食べてるよ~ん♪」って言ってやろう…というところまでが、私の目論見でした。

ちなみに3人で予定していたメンバーは、キャンセルが出て2人体制に決定。今回はLovelybeerさんとわたくしDARUMAのふたりライド。しかも鰻ライドということで、いつしかのあの日を思い出さざるを得ませんでした・・・。道中が不安でしかない。

【片道輪行グルメライド】津のうなぎの名店「うなふじ」を経て、伊勢まで走って「赤福ぜんざい」を食べるやつ!

2022/01/11

そんなこんなで23年の走り納め、伊勢・鰻ライドへGO!

極寒の朝を経て

前日に引き続き、朝早いスタートとなりました。
今回は輪行を伴うため、相棒はLYNSKEYをチョイス。(嗚呼、ディープリムにしたい!

163号で四条畷方面へ。

6時に四条畷のコンビニに到着。
先着されていたビアさんと合流して、すぐに出発しました。

出発するや否や、クソ峠オブザイヤーの清滝峠へ。

「少し前に脚を痛めていたので、この日は様子見ライド」だと仰っていたビアさんですが、一瞬で背中が小さくなって消えていきました。さよなら。

ビアさんどこ行った・・・

大阪から奈良に入り、引き続きR163を走っていきます。
途中でとても予想外なことがありました。

くっそ寒い!!!(-2℃)

天気予報によると、この日の最高気温は15℃程度まで上がり、最低気温は木津川あたりで2℃だったはず。このあたりが特別に寒いのか、まさかの氷点下やんけ!

天気予報を信じて秋寄りの服装をしていたため、しばらくめちゃくちゃ寒かったのでした。

日が昇ってくると、辺りの景色は徐々に色づき出して、霜が降りた白い景色が浮かび上がってきます。景色を見ると余計に寒い。

木津川沿いへ。

気が付けば気温は-3℃となって、もはや薄手のグローブでは指先の熱を守れません。

とにかく日が高く昇ることだけを楽しみに先へ進みました。しかし朝日が昇るころには、放射冷却を身をもって知る寒さに見舞われました。気温は-4℃まで下がり、朝から悶絶の極みでした。

それに加えて伊賀に入ったあたりでは濃霧に突っ込んで真っ白に。なんだよこれ・・・

寒いやら白いやらのR163を離れて、伊賀コリドールロードへ。
R368のバイパス区間を通りたくない一心で、今回は迂回ルートを組んでみたのでした。

しかし広域農道コリドールロードはそれなりのアップダウンがある道。もちろん車通りは多くはないですが、それほど気分良く走れる感じでもなかったのでした。

しかも「あ、なんかある!」と思って「ねぎぼーず」と書かれた建物を目掛けて走っていたら道を間違えました。なんやねん。

ここは、いったいどこやねーん!

その後、さらに細い道を繋いで走って、バイパスと並走している名張街道へ。

自宅を出て約74km地点。「ファミリーマート 名張街道南店」にて最初の休憩です。気が付けば行程の半分近くやってきているではあーりませんか!

朝ごはんは食べてきましたが、さすがに75km近く走るとお腹もペッコリーノです。
がっつり補給して、ここからは後半戦です

伊勢へ

休憩後、引き続き名張街道を走り、桔梗が丘を抜けて行くルートを取りました。

よく分からないまま住宅地を抜けて、比奈知バイパスへ合流。

比奈知ダムを通過するころには気温も9℃まで上がり、ようやく気持ちよく走れる感じになってきました。

上比奈知トンネルを越えると、しばらくの快走路区間へと入ります。

「快走路や!よっしゃー!!最高!」

・・・なんてことにはなりませんでした。
なぜなら、私はとっくに脚が売り切れてしまっていたのです。

スタート直後の清滝で瀕死、伊賀に着く頃が脚の最終回でした。なぜか分かりませんが、すこぶる調子悪い!
やたらにきれいなひなち湖(比奈知ダム)は、まさに「悲しいほどお天気」状態でしたね。

そんな中、力強く引っ張ってくれるビアさん。頼りになる!

しばらく平坦基調が続きます。
流れる景色を含めて、この辺りは走っていて気持ちの良い場所ですね。

徐々に山間に入っていく感じ。里山感がたまんない。

名張市から津市へ。

ヘロヘロになりながらも、最大の難所「飼坂峠」を越えました。

いつもは立ち止まる道の駅や湧き水は全てスルー。ビアさんの背中から漂う「伊勢まで行くぞ」のオーラにただただ付いていくだけなのでした。

「大型車通行不能」
この看板が見えてくると、いよいよ最後の峠「仁柿峠」も近い!

仁柿峠はほとんど下るだけなのですが、国道というか「酷道」。幅員の狭い道が続くので、気を付けながらのダウンヒル。

しばらく下り基調が続く仁柿の道ですが、途中で「巨大稲わらモニュメント」というのがあるんです。
以前は「あまびえ」とかだったんですが、今回のこの前衛的な作品は一体なんですか?

R368を下りきると櫛田川にぶつかります。

伊勢に行くときはだいたい南側(R368)を走りますが、今回は北側のR166をチョイス。

しばらく櫛田川に沿うような形で、西へと進んでいきました。

途中でひたすらストレート農道を駆け抜ける区間があります。気持ち良いんだけど退屈になるほどの感じ。

ちなみにこの手前で完全に燃え尽きた私は「もう無理です!」と、ビアさんに泣きついて先頭交代してもらうという事態になっていました。我ながら引き際が潔くて男らしい。

追い風なら最高なのに、だいたい向かい風の平坦路。

もう体の形を保つのがやっと…というくらい全身に疲れを帯びていた私。もうゴールまで1kmごとにカウントダウンして精神状態を保っておりました。

そしてようやく宮川に。ここを渡ると伊勢だ!!

そうしてなんとか目的地のうなぎ屋さんに到着したのでした。

【うな嘉】

ここが前日におはみので聞いたうなぎ屋さん。伊勢神宮外宮の近くにあるんですが、少しだけ離れている立地のおかげか混雑しない…という情報の通りだ。
もちろん美味しいっていうのもDOIさん折り紙付きで疑う余地なし。

自転車をどこに置くか…と、あたりを眺めていると・・・

おはみの軍だ!!!!

偶然にも良いタイミングで現地で会えることが叶ってしまった!!!

いやー、みなさんに会えて良かった!

しかし、すぐに興味は鰻へ持っていかれました。このメニューを目の前にして、冷静で居られるわけがない!

極上重(¥2,900-)だ!

うまい、うまーい!

これを食べるためにここまで来たんだ・・・

おはみののみなさまとは、お店でお別れをしました。
半分以上の方たちが、また走って帰られるという良く分からないことを言っていました。年の瀬でした。

とても良い鰻でした。

帰りのこと(おまけ)

鰻の後は、伊勢神宮外宮のほうへ戻りました。
しかし通常の土日なんかと比べても何倍もの人出で大混雑なのでした。

赤福なんかも長蛇の列なので、今回はあきらめて牛乳。

ひろうすをおつまみに牛乳。

この日に限っては「伊勢は早めに離脱するのが吉◎」ということにしていたので、宇治山田まで行ってサッサと輪行。

しかし電車も予想をはるかに超える混雑ぶりで、直近2本の大阪行き特急は満席で席が取れず。(未確認ですが、それ以降もずっと満席だったかもしれない…)
「京都行きの特急で大和八木まで、そこから大阪行きの特急に乗り換えて鶴橋まで」という少し変則な手段で帰ることになりました。

あまりゆっくりとは帰れませんでしたが、なんとか夕方には帰宅。

いろいろとご迷惑をおかけしましたが、Lovelybeerさんありがとうございました!

おわりに

昨年の走り納めは自宅から約155kmの伊勢ライドでした。

普段は「如何に休憩するか」ばかりを考えて走っているので、今回の伊勢まで走って休憩が1回だけ!という意味不明なスケジューリングで、体がバカになったのかもしれませんね。

疲労感と空腹感が極まったときに食べる鰻は、本当に絶品でした。
大変にコスパの良いお店だったので、鰻を増量してもっと贅沢してやれば良かったと今になって後悔しています。
来年また訪問出来たら、ドカーンと鰻いっぱい乗ってるやつを食べてやる。

今回バイパスを迂回するルートを走りましたが、一長一短。グロススピードを求めるならバイパスを走ったほうが早いでしょうね。あのバイパス好きになれないのよねー。

重ね重ね、途中で朽ちた私をゴールまで導いてくれたビアさんありがとう。
そして連日お世話になったおはみのの皆様も、ありがとうございました。


あ、ひとつ大切なことを忘れてましたね。

今回の寝坊事変を起こしたロゼさん。
おかげさまで伊勢ライドがおもしろいものに昇華されたという、そういう副産物もありました。

しかし、なにか埋め合わせをしてもらいたーい!
よし!昨年に引き続き「姫路の絶品イチゴパフェを食べに行くグルメライド」への強制参加で手を打とうではないか!!

ハンバーガーと絶品イチゴパフェのために!大阪から姫路を往復して200kmロングライド!

2023/02/28

今月か来月、どこかで調整して行くどー!

今回の軌跡

距離:154.78 km
タイム:6:09:57
平均速度:25.1 kph
総上昇量:1,674 m



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