はじめに
グラベルロードを買ったのと、ほぼ同時にイベント参加を決めた「すくもグラベル」。随分と先の予定だと思っていましたが、気がつけばその日は迫ってきておりました。
ショップで取りまとめて申し込んでもらったこともあり、「みんなで車で行こう!」となるのが当然の流れ。
しかし誰かが言いました。
「せっかくやから前日も自転車で移動して楽しみたいですね!」
それはそれで魅力的な計画に思えてしまって、宿毛にはフェリーと輪行、そして自転車を使って移動することになったのでした。
そんな楽しむことに貪欲なメンバーは、Lovelybeerさん、かぼさん、そして私DARUMAの3人でございます。
しかしながら、計画を目の前にして大きな問題が出てきました。どうやら天気が悪いらしい・・・というか、もはや雨が降ること確定の天気予報。
え、どうする?雨の中どうするの!?
男たちの決断
仕事終わりにダッシュで準備をして、木曜日22時発のオレンジフェリーに乗船。


金曜日の早朝に東予港へ上陸しました。オレンジフェリー、いにしえ(9年前!!!!!)のUFOライン&カルストライド以来だったぞ・・・

東予港に到着したのは朝6時。ここから自転車を組んで、約5km離れた壬生川駅へ向かう。

ここで再び輪行して6:54発の特急いしずちに乗り松山まで。松山で特急宇和海に乗り継いで宇和島まで移動するという力技で移動。

9時半頃には宇和島駅に着くことができました。

懸念していた天気はというと、宇和島駅に着く10分前くらいから雨が降り出すグッドタイミング。自転車を組んで今から走り出そうとするころには、もはや完全なる雨天となっていたのでした。この雨の中、めざす目的地は「四万十市」だ。

このとき、僕らには2つの選択肢がありました。
①四万十に向かうために当初から予定していた山越えのコース。
1,000m級の山を越え、途中にグラベル区間を含む約90kmのコース。
②山越えをせずに最短距離で向かうコース。
こちらは大きな峠もなく四万十川沿いを60kmほど走るという、峠越えもなく平坦基調の楽ちんルート。
もはやこの状態なので、選択肢と言っても選ぶほうは決まっているも同然!
当然「山越えコース」だろ!!
満場一致で決まったことでしたが、何か各々が覚悟を決めた感じで「山越えしますか・・・」と独り言ちていた印象的なスタートでした。
山を越えろ!
雨の中をスタート。駅から3kmほど走って山へと入っていきます。

道幅は狭いもののしっかりと管理された舗装路は走りやすく、恐れいていたヌルヌル苔路面ではなくて少しばかり安心。

雨の影響もあってか、標高が上がるまでもなく涼しい風が吹いていて、終始涼しいほどでした。
この後も雨は降ったり止んだりでした。そしてちょっと良い景色が見えそうな場所があっても、山しか見えないのでした。

唯一、この道の難点としては、数多の沢蟹が道を縦横無尽に横歩きしていたことでした。沢が近いのか知らんけども、とにかく数が多い。カニカニパニック。踏まないように気を使う道でした。

そんなカニカニパニックに陥っている後ろで、新たなバックパックを投入して走っていたビアさんに腰痛発生。なんとまだ序盤の序盤なのに!(これのせいで遠征中ずっと調子悪かったらしい・・・)

なんかモヤがかかってきたぞ。

天気が悪いので眺望は期待できませんでしたが、何度か宇和島の海まで見える場所があり、さすがにちょっと嬉しくなりました。
移動してすぐに山に来たので、なんだかあんまり四国に居る実感もなかったんですよね。こういう景色を見ると一気に現在地を思い知らされる。

「お!この先、雨雲大丈夫そうですね!」とか言いながら、後ほどクソ降られることになります。

山を登った先からグラベル区間へ。ここからひたすらに下っていきます。

最も楽しみにしていた区間だけあり、楽しいのなんのって。本当に最高だった!

「雨が降った後のほうが砂利が引き締まって走りやすい」というかぼさんの言葉通りで、見た感じより走りやすい感じでした。
ちょっとゴツゴツなところもあったけど、何度か走った柳生に比べたら走りやすいもんだった。


数kmあったと思いますが、あっという間にグラベル区間はおしまい。

この区間だけ動画撮ったりしたので是非見てみてみて。
ここからはひとまず四万十川を目指して走ります。
四万十川へ
四万十川の支流に沿う快走路を走る。下り基調で最高に気持ちよかった。

日本の夏!ちょっと天気は悪いけど。

何もなかったけど、この辺りは走っているだけで最高の道だったな。

小さい峠を登る。

山の合間を走る。

気が付けば14時を過ぎていた。腹が減ったけど走る。

四万十川の支流。

そのまま四万十川沿いの道に入り「道の駅 よって西土佐」へ。念願の休憩。

気が付けばお昼時はとっくに過ぎており、遅めのランチタイムとなりました。
鮎を使ったメニューなんかがありましたが、時間が遅いこともあって軒並み売り切れ。仕方なく唐揚げ定食を頼んだけど、これが普通にうまかった。

欲張ってデザートも食べた。

ここまでかなり走ってきたような感覚があったものの、残りは40kmほど。「平坦の40kmなどすぐに消化してやる」と息巻いていたのは良かったんですが、本当にきつかったのはここからだったかも・・・
四万十川に沿って・・・
「四万十川沿いの道」に期待をしていましたが、走ってみるとなんてことのない道でした。割と広くて走りやすいなぁと思っていたのも束の間で、道幅の狭まるウネウネした区間も多数あり走りにくい。

あまり景色が変わらないのも、少し残念でした。それでもたまに沈下橋などに立ち寄ると気分が上がるもので、我ながら単純で良かった。

何か所か立ち寄ったり、通過したりしました。


優秀なるコースクリエイター(←わたし)の計らいで、対岸にある細い道を走ってみることに。すると、そこには雰囲気抜群の道があるではないですか!

まったく四万十川沿いを感じさせないこの竹林の感じも最高。

途中でいきなり切り通しが出てきて、昔に苦労して作られた道だったのかなぁなんて、雨でずぶ濡れになりながら思いを馳せたわけです。

その後は狸がいたくらいしかトピックスがない。

もう少し晴れてくれても良かったのでは・・・

そんな四万十川沿いの道でしたが、終盤に差し掛かるとお天気も気を使ってくれたのか、スコール級の土砂降りをお見舞いしてくれました。
エンディングにかけて地球規模で盛り上げてくれているなんて素敵です。

なんとか中村駅近くのホテルへ到着。
着いて屋内のスペースに自転車を置かせてもらったんですが、その直後に特大の大雨が降ってきたのには笑いました。最後の一振りは回避できたみたいで良かった!

なんかもう疲れ切った気もしていますが、翌日がいよいよイベント初日です!楽しみ!
おわりに
ズブ濡れでヘトヘトで終わった0日目でした。
この日があまりにも楽しすぎて、あとの2日はオマケみたいになってしまったのは計算外すぎましたが、それほどに強烈でそして楽しいライドでした。
やっぱりちょっとだけの冒険心みたいなものは大切にしたいと感じましたよ。40過ぎのおっさんが言うとイタイけど、そういう気持ちが大切だね♪
宇和島駅から「山を越えよう」となったのも、やっぱりほかの二人がいたからこその選択だったし、こういう楽しい経験ができたということに、お二人にあらためて感謝です。

さて、これはまだ序章です。いよいよ、ぼくらの「すくもグラベル」が始まります!
今回の軌跡
距離:92.30 km
タイム:5:04:44
平均速度:18.2 km/h
総上昇量:1,497 m
ルートは割愛させていただきます。いんがすんがすん。






















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