【絶景の寒霞渓ライド!】ジャンボフェリーで「小豆島」へ行ってきました!!

はじめに

「小豆島に行きたいね!」

Senzu Coffeeのdaiconさんと、
盛り上がって話していたライド案。

そのままdaiconさん主導で、
あれよあれよという間に、
実現に向けて動き出しました。

しかし!ここで問題発生!!

なんと尽力してくれた、そのdaicon氏が、
膝痛&痛風のダブルフィーバー。
無念の参加不能になってしまいました。
なんたる日頃の不摂生惨劇!

でもせっかくなので、
残りのメンバーで走ることにしました。
daiconさん、素晴らしい計画をありがとう。

メンバーは次の通り。
全部で6名もいる!

  • DARUMA
  • ななしきさん
  • ねれいどさん
  • ゴリリン(rencon)さん
  • Kさん
  • kaboさん

行ってまいりました!
夏の小豆島へ!!!

 

ジャンボフェリーで小豆島へ!

金曜日。
子どもを寝かしつけた後に、
いそいそと家を出発。

ジャンボフェリーに乗るために、
神戸港を目指します!
と言っても、自走ではなく輪行です。

ジャンボフェリーに乗るのは、
「うどんライド」以来だ。

【自転車うどん巡り】ジャンボフェリーに乗って念願の「うどんライド」へ!

2016/12/17

自宅で輪行状態にした自転車を持って、
最寄り駅から三宮駅まで電車移動。
三宮には23時半くらいに到着して、
そこから輪行解除です。

三宮から神戸港まで走って行きました。
すでに他のメンバーは集合済み。

みんなで1時発の夜行便に乗りました。

乗るのは「こんぴら2」だ。

この乗船の時の高揚感。
なんか宇宙基地みたいでかっこいい。

自転車、積み込み完了であります。
どこか不安のある駐輪方法だけど。

乗船した後は「うどんの儀式」
オリーブうどん、400円なり!
これが意外と美味しいんです。

今回は個室を予約していましたので、
場所取り合戦にも参加せず、
悠々とした船旅なのでした。やったね!

別途2,000円かかりますが、
結構値打ちあるような気がします。
雑魚寝が苦手な人はぜひ!

翌朝、まず高松に到着する際に、
「二人を結ぶジャンボフェリー」という、
名テーマソングで叩き起こされます。
これぞジャンボフェリーの洗礼だ!

良い曲なので腹も立たない不思議!

今までなら、ここでシャキッと起きますが、
今回は個室だったが為に、ガッツリ二度寝。

船は最終目的地、小豆島へ。
結局、小豆島に着いても起きられず、
船員の「着きましたよ!」の声で、
やっと起きるという失態をかましまして、
ちょっと焦ってしまった寝起きでした。
でもよく眠れた!

というわけで、
無事に小豆島に上陸でございます!

坂手港にはコインロッカーがあるので、
荷物はコチラに入れておきました。

8時前、ようやく準備完了!
いよいよ、小豆島ライドスタート!!

 

海岸線を満喫!!

坂手港を出発し、
土庄方面へ時計回りで回ります。

しばらくは街の中を走る道のり。

醤油工場が立ち並ぶ中を走っていきます。
とっても、醤油の香り。

早速ですがコンビニで休憩しました。

ほら、ぼく起きてすぐ下船したから、
朝ごはん食べてないんです・・・
ねれいどさんに頂いた”ジェネリック博多通りもん”。

草壁港をすぎると、道は海岸線へ。
晴れ予報でしたが、空は曇り模様でした。

途中でメインロードのR436を離れ、
半島に沿うように南下していきます。

道の雰囲気も変わってきました。

アップダウンを繰り返し、
海岸線に沿って進む道は爽快!

登るたびに瀬戸内海の景色が開けます。

こないだ北陸で見た海とはまた違う、
島の景色を味わいながら走りました。

小豆島は”助走区間”が本当に少ない。
坂手港から、ほんの少しでこの景色。
というか、坂手から土庄辺りの区間以外は、
どこ走っても気持ちが良い気がする。

2箇所ほど標高差100mほどの、
ちょっとした登りがあるんですが、
そこもまた違う雰囲気があって好き。

1発目は小豆島最南端の「釈迦ヶ鼻」の辺り。
視界が狭くなり、細い道を走って行きます。

登った後のご褒美は、海の景色。
徐々に空には晴れ間が覗いてきて、
海も青さを取り戻してきました。

さらに池田湾に沿って走っていきます。
とっても贅沢な道のりだ!
(この後追いつくのに苦労した・・・)

内陸部に入って、2つ目の登りへ。
同じく細い道を登って行く道のり。
前に来たときには、ここで雉を見かけました。

少し進んだところに、
見渡しの良い場所がありました。
さっきと海の色がぜんぜん違う!

さらに道を進んでいくと、
またまた眺望の良い場所に出ました。

オゥ、マーベラス!!
手前から吉野崎、観音崎、沖の鼻かな?
素敵すぎるやんか・・・
晴れた空が映る海は最高だ。

さらに北上すると、集落に出てきました。
静かな町の通り抜けて行くと、
メインロードまで、あと少し。

そして基幹道路R436に復帰。

池田港を通り過ぎ、しばらく行くと土庄の町。
そこにある観光スポットに寄り道です。

「エンジェルロード」
有名な観光スポットなので知っている!

干潮のときに小さい島に道がつながるらしい。
うはー!恋人たちの聖地!!

って、これ・・・
おっさん6人で押し寄せる場所ではないな。

その後、R26を使い内陸部へ。
当初の計画にあったラーメン屋さんで、
ブランチをいただくことにしました。

塩ラーメン。
なぜ小豆島まで来てラーメンなのか、
当日、誰も知るものはいなかったのである…
しかし気持ちとは裏腹に、うまかった。

ここからは海岸線とはしばらくお別れ。
いよいよ今回のメインディッシュ、
「小豆島スカイライン」へ!

 

小豆島スカイラインで寒霞渓へ!

小豆島を走るならば、寒霞渓は外せない。
寒霞渓には東西南北の4方向から、
アクセスすることができます。

今回はその中で最も過酷な西ルート、
「小豆島スカイライン」を登ろう!
という計画だったのであります。

引き続きR26を走っていきますが、
スカイラインの入口にたどり着くまで、
そこまでが既に登り坂。

途中から巨大仏「小豆島大観音」が、
姿を見せてくれました。
淡路島の廃墟大仏とはドえらい違いだ。

ちょっとええ雰囲気のバス停があったり。

海が見渡せる景色があったり、
ヤケに素敵な場所だったなぁ。

さて、いよいよスカイラインの入り口。
ここから厳しい登坂区間の始まりです!

登坂開始!
寒霞渓まで10km!!遠い!

登りのペースはそれぞれ…なんですが、
今回は私の”心のライバル!”である、
クライマーのKさんに着いて、
一緒に登っていくことにしました。

段々と標高が上がってきました。
おお、何やら下のほうが見えるぞ。

おおお、すげー!

「サル出没 通行注意」の標識がありました。
この後、本当に猿の群れに出くわしました。

さて、余裕があったのもこの辺りまで。
徐々に険しい道のりになってきます。

そして黄色い標識が見えますか?

「ここから3.5km上り急勾配走行注意」

さり気なく18%の斜度の図がありますが、
これはあくまで”最大18%”という意味のはず。

しかしながら平均斜度は10%以上。
激坂は苦手なので、もはや地獄絵巻。
ひとりで阿鼻叫喚。

かろうじて撮った写真。
点のように写っている彼方のKさんだ。
(写真がブレブレでわからない)
クライマー、強し!

スカイラインのピークでkaboさんと合流し、
すぐそばにある「四方指展望台」へ寄り道。

さほど期待していなかったんですが、
これが期待を裏切りまくる、
最高の絶景でした!

うっすら見えているのは淡路島か?

こっちが四国だろうか。

あれは高松の辺りかな?

南側から寒霞渓へ登る道かな。
すごいスケールだ。

しばらく「すごいなぁ」と言いながら、
景色を眺めていました。
本当に素晴らしい眺望でした。

本日のピークはこのスカイラインでしたが、
ここにはなんにもないので、
とりあえずロープウェイ山頂駅まで行きます。

3kmほど下った後に、また激坂を登る。
下っている間「せっかく登ったのに勿体ない」と、
誰もが思うに違いない道のり。

ほどなくしてロープウェイ山頂駅、
「寒霞渓」へ到着いたしました。
忘れてはならない記念撮影。

ここまでのドギツイ登りにヘロヘロ。
そういえばボトルも途中でカラになったし、
ここは山頂のオアシスでした。
念願の補給にありつけました。

オリーブソフトクリーム!
干からびた体に糖分が沁みる。
この後、回転焼きも食してやった。

ここにも展望台があります。
確かにめっちゃ良い眺めなんですが、
さっきのを見た後だと、見劣りしちゃうな。

しかし予定よりも時間がかなり押しており、
ここからの道のりは再考せねばなりません。

今回私のわがままもあって、
「坂手港 15:15発の船で帰りたい」
そうなると時間が全然ありません。

最短ルートの南側へ進もう!

寒霞渓にヤラれたしまった我々が、
この決断に至るまでに、
時間を要することはありませんでした。

帰ろう。すぐに帰ろう!
2人を結ぶジャンボフェリーに!!

 

帰りもジャンボフェリーで!

寒霞渓から南側、草壁のほうを目指して、
下って行くことになりました。

しばらくは緩い登り基調の道。
まだ登んのかい。

日差しは暑いんですが、
標高が高いからか風がかなり涼しくて、
日陰の多いこの道は、めちゃくちゃ快適。

東の福田方面に抜ける分岐を通りすぎ、
そこからは海まで続くダウンヒルです。

見晴らしのいい場所では、
何度か足を止めたりして、のんびりと。

今から走って行く道が見えます。
小さく走っている姿が見えますか?
あれはkaboさんです。

後続でパンクのハプニングがありましたが、
特に落車などもなく復帰。一安心。

標高が下がってくると、
先ほどの涼しさはなくなってしまい、
青々とした空が憎いほどに暑かった。

そのまま草壁まで一気に駆け下りて、
そして草壁港近くにあるココへ寄り道。

MINORI GELATO
http://minorigelato.com/

小豆島に行くなら絶対に寄りたかったんだ!

もうライドも終盤。
甘いものを食べない手はないですね。
普通にフードメニューも気になるけど。

なんだこのショーケースは!!
ハー!優柔不断なのに決めかねるわ(嬉々

左から、しょうゆ・ミルク・甘夏。
しょうゆはドロっとした醤油のコクに、
甘さが絡まって何とも言えぬ感じ。
香ばしさと甘さが共存していました。

「?」という感じで食べ進めて行くと、
いつの間にかもっと食べたくなってしまう、
不思議な味わいでした。

甘夏はシュっとした柑橘と甘さ。
後に残る香りが最高だったけど、
しょうゆとはちょっと合わなかったかな。

ミルクも言わずもがな、うまかった。

ジェラートに満足した僕らは、
もう後は帰るだけでございます。
坂手港へ向けて再スタート!

そして最後の最後にもう一発。
「佃煮ソフトクリーム」で締め!!
これは佃煮のソフトクリームだった(語彙力の限界

その後、無事にジャンボフェリーに乗船。
予定通り、15時15分の船に乗りました。

船内にお風呂があるので、
そこで綺麗さっぱりいたしました。
風呂の後はうどんを食べまして、
復路の「うどんの儀式」も無事に終了。

神戸港には19時前に到着。

そのまま三宮駅まで走り、
そこから輪行をして帰りました。

走行距離で言うと70kmちょっと。
ぜんぜん距離は走ってないですが、
めちゃくちゃ濃密なライドになりました!

またどっか行きましょう!!
また何か食べに行きましょう!

 

おわりに

ロードバイクで島を走ったのは二度目。
前回も今回も小豆島一周「マメイチ」は、
達成できずに帰っております。無念。

ロードバイクで小豆島一周「マメイチ」(寒霞渓ヒルクライム)をしてきました!

2015/05/13

上のエントリーにも書いてますが、
大学生のときにやってた軽音楽部の、
夏の合宿地が、この小豆島でした。

そのときに見ていた景色と、
自転車で見る景色が全く違っているのも、
楽しみの1つでもあります。
なんであれ、思い出の地に行けるというのは、
感慨深いものがあります。

また絶対に走りに行かねば。
次はマメイチ達成しに行かないとね!


今回はなかなか一緒に走る機会のない、
そういう人たちが集まったこともあり、
いつもと違う楽しさがあった気がします。

今回はdaiconプレゼンツでお送りしました。
楽しい企画をありがとうございました。
早く不摂生を改めて健康優良児にね。

 

今回の奇跡

距離:73.34 km
タイム:3:32:47
平均速度:20.7 kph
高度上昇:1,427 m

滞在時間に対して、
この実走時間の少なさよw



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