【ファンライドイベント】「ライドオンすさみ2022」ロングコースに参加してきました!!

はじめに

事故による骨折から約4か月。
怪我からの復帰の目標だった「ライドオンすさみ」

しばらくリハビリライドを続けていたのは、このイベントを完走するためと言っても、まったく過言ではありません。

そんな待ちに待ったファンライドイベントに参加してきました!

以前、鳥取すごいライドに参加した時と同様に、今回は数少ない仲間に呼びかけまくりまして、10名近い人数での参加となりました。

鳥取を満喫するファンライドへ!『第3回 鳥取すごいライド』に参加してきました!!

2019/10/23

メンバーはこんな感じ。

ライドオンすさみフレンズ(順不同)

  • kazu.jump さん
  • lovelybeer さん
  • マムートン さん
  • ロゼ さん
  • ぺもぺも さん
  • あかのすけ さん
  • きゃぷ”OPEN”ちゅん さん
  • びいよん さん
  • ぐふとく さん
  • DARUMA

現地でこの方も合流!

  • キーボー さん

なんと10人もの仲間たち!
こんな私にも友達が居たんだね…

というわけで、
ファンライドへ、レッツラゴー!

始まるまでが試練だ!

本当にまったく関係ない話ですが、前日に叔父の還暦お祝いライブがありまして、それに演奏で参加してまいりました。

なぜか氷の世界を演奏。
Tiny Boyええ音してました。

家に帰ったのは夜21時を過ぎておりまして、寝ようにも氷の世界が頭をぐるぐる・・・。
結局ほぼ寝ることもできず、深夜0時半ごろに出発。

いつものこの状態で運ばれてゆきました。
(kazuさんいつもありがとうございます!!)

移動の車で少し寝かせてもらって、そしてイベントの当日受付へ。

ただでさえ完走できるか不安な状況なのに、あんまり万全じゃないスタートを切ることに。
不安しか覚えない当日の朝なのでした・・・

会場では単騎参戦されていたキーボーさんも合流。そして373さん坂本さんおもちっこさんなども発見。意外と知ってる人がいるじゃあないか。

当日はグループごとのスタート。
今回はチームでエントリーをしなかったため、仲間内でのグループ分けもバラバラでした。

ただ大会のルールとしても、スタート後に合流することはOKらしいので、最初のエイドで落ち合うことを約束してスタート地点につきました。

僕がスタートするグループには誰も知り合いがおらず、少し不安。
そんなときに、ふと横を見るとおもちっこさんが立っているではないですか!同じグループということで頼もしい限りでした。

そんな感じで「ライドオンすさみ」はスタートしました!

「ライドオンすさみ」のここが良い!

いつもなら、なんか細かくヤイヤイ書くところですが、今回は諸事情で写真も少ないため、ガッツリ割愛。イベントの所感をまとめておこうと思います。

走り応えのある良いコース!

今回参加したのは約140kmのロングコース。
周参見周辺の名所を繋いで走るようなルートで、序盤は海から山へ、そして川沿いなどを走って最後は再び海へ帰って来るコースでした。

いきなり海岸線!
アップダウンはあるけど気持ち良い道でした。

山のほうの道もええ感じ。

それなりにアップダウンはあるので、初心者にはチャレンジなコースかもしれません。ただめちゃくちゃ登るような大きな峠もないので、慣れている人であればサーっと走れてしまう部分が多いと思いますね。実際、川沿いの道なんかはめちゃくちゃ快走路でした。

退屈な道のりではない、絶妙にええコースやったと思います。個人的には折り返しがなければさらに嬉しいけど。

そしてこれらのコースを魅力的に感じさせているのは、このルート上に「信号がほとんどない」というところ。記憶をたどっても、おそらくR42以外は信号がほとんどなかったんじゃなかろうか。
信号で止まらないというのは、思っている以上にストレスフリーなのです。

以前、島根県の益田で参加した「INAKAライド」
このライドのウリのひとつは「100km信号なし!」というやつでした。なんかそれを思い出しました。それくらい途中の信号少なかった印象でした。

念願のライドイベントへ!「第7回 益田INAKAライド」へ弾丸参戦してきました!!

2018/09/06

見どころもたくさんあった!

ルート上に配置された見どころもたくさんありました。
しかもそこにエイドがあったりして、なかなかの演出。

虫食岩。

滝の拝。
コンタドールの座ってたのはドコかなー?とか思って見てました。

光泉寺のイチョウ。
こんな立派なの初めて見たよ。色づいている時期に来てみたいなぁ。

これは”走る絶景”こと、きゃぷちゅんの新車。
奥さん、これカスタムペイントですって。

他にも美しい古座川や里山の風景、そして海岸線の景色や、ほかにも立派な金木犀の木なんかも印象的でした。なんで写真撮ってないんだよ!

エイドも充実!

以前参加した仲間から聞いてた嬉しい”エイド地獄”。さすがに以前のやつは過剰だったのか、適正な感じに調整されていたようです。

それでもいきなりカレーがあったりして、立ち寄るエイドすべてを完食しようと望みましたが叶わずとなりました。

イノブタの焼肉、これ最高でした。

鮎なんかもあった。

デザートもございましたよ!

この柚子ジュース、死ぬほどうまかった。
これどこに行ったら買えるんですか!?

最後のエイドでも色々とあったんですが、お腹いっぱいでパスしてしまった・・・

地のものを食べながら走るっていうのはイベントの醍醐味!水までも地元の名水が出てくるあたりは、さすがだなという感じでした。
違うエイドでカレーがふたつ重なってしまってたんですが、それは今年の反省点だと確か町長が最後に言ってはりました。来年も期待!

人が、よい。

そして何より良かったのは沿道の声援でした。
驚くほどに地元の方々が手を振ってくれるのです。ほんと、自分がジュリーにでもなったのかと思うくらいでしたよ。チョイスが古い。

みなさんがうちわを振ってくれてたんです。そのうちわ、よく見たら「ライドオンすさみうちわ」だったんですよ。事前にこういう準備をしてくださっているのか!と、地元の熱を感じて胸も目頭も熱くなりました。超絶素敵でした!

ロードバイクって歓迎されないことも多い乗り物だと思いますが、これほど温かく迎えてもらえると本当に嬉しいんですよね。

そのほか、エイドの方々(摂南大学のみなさんも!)やサポートライダーの皆さんも、みなさんとても親切にしてくれました。そしてとても楽しそうにされてたのが印象的でした。このイベントが魅力的と言われる所以は、コースやエイドよりもここにあるのかもしれませんね。

その他の雑感

規模がちょうどええ塩梅

今までいくつかファンライドイベントに参加しましたが、この「イベントの規模」もちょうど良かった気がしてます。というのも「最初から最後まで混雑せずに走れるイベント」って、今まで経験したことないかもというくらい珍しいことだと思うんです。

今回で参加人数600人ほどというアナウンスがされていました。運営側からすればもっと大きくしたいと思われているかもですが、走る側にとってはほんまに「ちょうどええ感じ」。
こればかりはみんなに走ってほしいと思う反面、変わってほしくないとも思える部分かなぁ。

コースプロフィールの鯖読み!?

そして各所で言われていることかと思いますが、大会公式のコースプロフィールがちょっと変ですね。
具体的に「獲得標高」のことなんですが、公式の言う“3,384m”というのは、盛りすぎになっちゃってると思います。

↑大会公式サイトより

この標高グラフの針みたいに尖ってるところ、たぶんトンネルですよね。
おそらくRide With GPSのデータをそのまま記載されているからだと思いますが、確実にそんなヘヴィコースではありません。今回は私のログデータでも1,600mUPくらいで、実際の感覚としてもそんなもんじゃないかなと思われます。
この数値を鵜呑みにすると、やたら難易度が高そうに見えてしまいます。もしかしたらこの数字を見てビビって参加を見送った人もいるかもしれないので、ちょっともったいないなぁと思っちゃいました。

おわりに

色々と自由に書いてみましたが、私の中で一番の感情はこれでした。

「やった!ちゃんと完走できた!!」

本当に怪我を経てから体力が落ちてしまっていて、140kmも走れるか不安だったんです。
フタを開けてみたら、ロゼさんのケツを追いかける「いつものライド感」が漂いまくった珍道中。奇しくも不安を拭い去るには絶好のキャスティングだったのかもしれません。(まだ長い距離を走る不安はあるけど…)

今後も肩の可動域は完全には戻らず、後遺障害が残る可能性が高いと言われています。
今も以前のように走れる感じではないんですが、それでも8割くらいは戻ってきたような感触。これから楽しみながら徐々に戻していけたらいいかな、と思っています。
まずはその登竜門と思っていたすさみの完走は、本当に嬉しかったですね!

今回、取りまとめてくれたkazuさんにあらためて感謝!!
そして一緒に走ってくれた仲間たちに感謝!
今宵も街の巨匠に感謝!
すさみに感謝!

楽しかった!
「RIDE ON SUSAMI」よ、ありがとう!

今回の軌跡

距離:138.06 km
タイム:5:07:52
平均速度:26.9 km/h
総上昇量:1,560 m



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