琵琶湖を目指して走れ!大津市の”パン屋meets中華そば”「ネ本屋」へ行ってきました。

はじめに

「気になるお店があるんです。」

ぺもぺもさんからそう告げられて、
はじめて知ったお店。

気になるのもそのはず。
かなり変わったお店のようなのです。
どう変わっているかと言うと、
こういうことでございます。

パン屋なのに中華そばが食べられる!

いや、正確には「パンと麺の店」らしい!
そんな並列関係は見たことがない。

お店の場所は琵琶湖近く。
近江舞子のあたりにあるようです。

これは行くしかない!
自転車で行くしかないのだー!!

 

はじまりは京都から

目指すは琵琶湖!

まずは淀川より始めよ。
豊里大橋、おはようございます。

この日は気温も上がるっていうので、
よくわからないけど薄着でスタート。

河川敷をひたすら走って枚方へ。

そして無事に集合と相成り申した。

わたし薄着をしすぎてしまいまして、
この辺りで指が取れるかと思うほど、
寒さにやられておりました。
おそるべし寒暖差の寒のほう!

そのまま淀川で八幡まで行って、
そこから宇治川沿いの道へ。

淀にある河津桜を見に寄りましたが、
まだ咲き始め?だったのか、
ちょっと期待外れな感じでした。

そのまま桂川へ出て京都方面へ。

桂川から鴨川へ入り、
京阪三条駅を越えて、河川敷を離れました。

そこから冷泉通りに入って東へ。

途中で平安神宮の前を通りました。

そして到着したのが、
こちらベーカリーでございます。

【ベッカライ・ペルケオ】

ドイツパンの名店だ!

早速、入店。

イートインスペースは店内と、
テラススペース的なのがありました。
さすがに外は寒そうだからやめとこう。

まだショーケースは半分くらいしかなかったけど、
それでも種類が多くて迷う。

ケーキなんかもあるじゃないか!

写真にはないけど、
奥にもカンパーニュとか置いてました。

実はモーニングが評判なんですが、
コロナの影響で休止されているとのこと。

残念ではありますが、
今回はパンとサンドイッチをチョイス。

プレッツェルも注文して、
贅沢なモーニングタイムです!

美味しくいただいたんですけど、
凡ミスしているのが分かりますか。

サンドイッチのパンと、
単品で買ったのが、同じパンなんです。
凡ミスどころじゃないな。

アルバイトのおにいちゃん、
買う時に教えてほしかったよ・・・
モーニング復活したらまた来ようっと!

 

山中越からの悲劇

今日の目的地は琵琶湖でした。
危うくお雑煮食べに行くところだった。

鹿ヶ谷通りへ出て銀閣寺方面へ。

本日、唯一の峠越え。
京都から比叡平を越えて滋賀へ。
難所、「山中越え」でございます。

滋賀から走ったことはありますが、
京都から越えるのは初めて。

適当に登り始めますが、
なかなか終わりが見えません。

長すぎるやろ。

途中で滋賀県に入る標識を見て、
「あ、あとちょっとかな!?」と思ったけど、
全然終わりが見えません。

長すぎるやろ。

息絶え絶えでピークに到達。
20分くらい登ってたやん!ひどい!

滋賀側へダウンヒル。
ちょっとだけしか見えない景色。
実に楽しくない峠越えである。

途中で京阪石山坂本線に沿って、
R47を北上していきました。

交通量の少なさから選んだ道ですが、
なかなかパンチのある道のりでした。

ひたすらアップ&ダウン!

アップかダウンしかない!
ダイアナロスかよ。
いや、それはアップサイドダウンや。

坂の応酬である。
もう許してたもれ。

史跡の集まる坂本を越えて、
なんか急に道が細くなってきましたね。

今までの道とは雰囲気も変わり、
田舎道の風情が出てきました。
いいぞ!いい展開だ!

ふと右手を見ると琵琶湖。

先に見えるのは草津のほうだろうか。

さらに進んでいくと、
林道な感じになってきました。
いいぞ!もっとやれ!

この辺りにある「飯室谷・不動堂」は、
映画るろうに剣心のロケ地らしい。
こんなところで・・・

そして右手の「中部北陸自然歩道」の案内。
気になって調べてみると、
こんなことが書いてありました。

中部北陸自然歩道は、中部北陸8県(新潟県、群馬県、富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県及び滋賀県)にまたがる旧街道の北国街道、三国街道、中山道をメインルートとした延長4,091kmです。

https://www.env.go.jp/nature/nats/shizenhodo/chu_hoku/index.html

規模がやばい。

この辺りは雰囲気のいい林道でした。

割と散歩している人も多かったので、
自転車で走るときは要注意かもです。

林道区間を抜けると、
急に道が立派に変わりました。
同じ道とは思えないわ。

比良山系がええ感じに見えました。
スカっと晴れたらキレイやろなぁ。

そして今から走る道が見えます。
どうやらまだ続くアッペンダウン。
いつも道のりは過酷なのである。

 

お目当てを食す!

さぁ、まだまだ進んでいきますよ!

奥比叡ドライブウェイへ続く道へ。

途中から分岐するR47へ。
そう、山中越からずっとこの道なのです。

勾配の緩急も緩やかになってきて、
目の前に比良山地が広がって、
地図からは想像できなかった道のり。

そのまま北上して、
途中越えから南下しているR311へ。
ようやく琵琶湖方面へと下ります。

JR湖西線沿いの道へ。
なんか山の存在感がすごい。

結局、京都から休みなしだったので、
蓬莱駅で小休憩にしました。

この駅名のフォント、味がある。

高架を走ったりしながら、
ついに琵琶湖沿いの道へ来ました。

ようどJR志賀駅のあたりに、
今回のお目当てのお店があります。

【ネ本屋】

既に外に待っている人が!

と思ったら、
入店が2組制限になってるらしく、
その影響で並んでた模様。

そして、しばらく待って入店。

個性的なパンがずらり!

うお、食パンまだ残ってる!
ぶどうの食パンをゲット。

メープル密りんごとか、
ラムレーズンのやつとか、
マンゴーショコラナッツとかを購入!

店内外にイートインスペースがあって、
もちろんパンも食べられるので、
コーヒーなんかも買えるのです。

そしてもちろん「中華そば」も!!

正統派でありながら、
やはり強いかこだわりを感じる逸品。

パンチの効いた出汁。
うまい!

そして横にはこれ。

パンも買えるし中華そばも食べられる。

まさにその文字通りのお店でした。
どっちもクオリティ高くて、
何かしらの一石二鳥ですわ。

 

近江舞子で帰りたい

帰りは輪行の予定ですが、
新快速の最寄り駅は「近江舞子駅」

目的地へ着いてしまった今、
わたしはなるべく走らずして帰りたい!

元々は近江高島まで北上する予定で、
近江舞子で終わるのは、
最後で妥協することを意味しているのです。

当然、ぺもぺもさんに諭されます。
ごもっともなのである。
近江高島まで行くって言いだしたのは、
まぎれもなく過去の私なのである。
女心と私のやる気は移り気!

まぁとりあえず寄りたいところが、
いくつかあるので、そこへ行きましょう。

というわけで、
ネ本屋から数百メートル走って、
やってまいりました!

【青木煮豆店】

煮豆専門店。
なんかカフェもやっているらしく、
想像できない業態に胸躍るやん。

店の入り口はファンキー。

ショーケースを見てみると、
なんか美味しそうなものがたくさん!

カフェメニューもありました。
表の席で頂けるみたいです。
今回は食べたばかりなのでパス。

どらやきは中の餡(豆)で数種類。
おもしろいなぁ。

ちなみに私はえび豆と詰め合わせを購入!
美味しかったですよ!

昆布巻きを買うつもりだったのに、
普通に忘れてしまいました。
あんなに貼り紙してあったのに、
ニワトリ並みの健忘症を発揮したった。

もうちょっと走ってから、
カフェタイムにしよう!ということで、
数キロ走ってやってきました。

しかし、無念のCLOSED。

近江舞子で帰りたい私でしたが、
もうカフェの選択肢がありません。
仕方ない、近江高島へ向かうしかない!
(↑はい、元々この予定でした・・・)

もう余力もないので、
ぺもぺもさんに介護牽きしてもらって、
ひたすら北上していきます。

高島市だ!
高島氏と言えば、イエーイ(古い)

白髭神社の手前にある、
オシャレなカフェ「ルヴァン」へ。

【SEIKOUSHA CAFE ルヴァン】

窓からは琵琶湖が見える好立地。
店内の雰囲気、店員さんも愛想よくて、
非の打ち所がない感じのやつでした。

チョコレートバスクチーズケイク。
それにプリンを加えて、食道楽。

有意義な時間が過ごせました。

店内でJRの時刻表を見てみると、
次の新快速まで30分弱。
時間がない!やるならやらねば!

琵琶湖随一の見どころ、
白髭神社を横目でスルーして、
近江高島駅へゴール!

ペっと輪行準備完了。
無事に乗りたい電車に間に合いました。

走行距離100kmちょっととは思えない、
妙に濃いライドでございました!
ぺもぺもさん、今回もありがとうございました!

 

おわりに

「ネ本屋」おもしろかった!

中華そばは結構パンチありましたが、
むしろそのほうが好みだったので、
美味しくいただきましたよ。

パンは変わり種が多い印象ですが、
ぶどう食パンもシンプルで美味しくて、
パン好きにもオススメできますね。

パン屋らしくオープン時間は早くて、
朝から中華そばも食べられるらしいので、
それも魅力的かもしれないですね。


途中アップダウンがすぎましたが、
堅田の辺りの混雑する道を避けて、
湖西のほうに抜けられたのは良かった。

なかなか行ってみようと思わないと、
ついでに通るような場所でもないので、
新鮮で楽しかったですね。

もう少し暖かくなったら、

“鯖街道で大原、途中越えを琵琶湖に下って、
そして敦賀まで走る!”

みたいなルートも走ってみたいなぁ。
いや、近いうちに走るしかないね!

 

今回の軌跡

距離:104.89 km
タイム:4:28:56
平均速度:23.4 kph
高度上昇:984 m



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