はじめに
前回の和歌山ライドの際に、
発案された「京都・お雑煮ライド」。
京都で白味噌雑煮を食べるという、
ただ美味しいだけのライドです。
完全に前のパンライドで味をしめたのです。
お雑煮最高!
そしてこのお雑煮ライドは、
2020年の走り納めでしたので、
張り切って行ってまいりましたー!
朝から雨!?
例のごとく、朝から走る予定でしたが、
雨の天気予報がガッツリ的中。
早起きしたのに、走り出せない朝。
結局、集合時間はドンドンと遅れて、
11時半に枚方集合となりました。
というわけで、
早速、自宅を出発です。
今日は泥除けも付けて完全防備!
このASS SAVERのロングバージョン、
ゼリウスは得意なフレーム形状のため、
取付ができないと思っていました。
しかし、クイって反り返る場所に装着すれば、
かろうじて付けられることを発見!
ちょっと無理やりやけど初運用です。
豊里大橋からスタート!
なんか行き先の天気が悪いような…
いや、気のせいに違いない。
雨上がりの河川敷は、
ところどころ水たまりがあって、
どうしても走りにくいですね〜。
そしてめちゃくちゃ風が強い!
北へ進むには追い風で最高ですが、
帰りを考えると憂鬱になるレベルの風。
追い風の恩恵を受けまくりで、
あっちゅー間に枚方へ到着!
今回ご一緒いただく、
Lovelybeerさんと合流して、いざ京都へ!
御幸橋へ到着。
八幡から桂川へ。
走り出しが遅くなってしまったので、
予定ルートをショートカットする形で、
鴨川沿いの道を走ることにしました。
最近この道ばかり走ってる気がするな…
いよいよ京都市街地に突入だー!
京雑煮を食す!
三条の手前で一般道へ入り、
三条通を東へ進みました。
東大路通で北へ進みますが、
この道は交通量もバスも多くて失敗かな…
しかも途中で雨が降り出して、
京都大学付近で2度の雨宿り。
でも雨雲レーダーの情報は確かで、
割とすぐに止んでくれました。
雨が降り止んでからリスタート。
一乗寺駅のあたりを東へ通過して、
いよいよ、目的地が目前です。
やってきたのはこちら。
創作和洋菓子の名店です。
【一乗寺中谷】
ランチもやってるんですが、
冬季には「お雑煮」があるんです!
うひょー!
割とイートインも広いので、
すぐに入店できました。
メニューはこんな感じ。
「京雑煮のいろどりごはん」に、
洋菓子、和菓子をセットで付けられる!
思わず自分の顔面に笑顔が溢れる。
ちなみにお菓子の内容はこんな感じ。
もし、わがままを聞いてもらえるなら、
全部食べたい。
というわけで、
念願のお雑煮が出てきました。
素敵!
大きいお餅が入ったお雑煮。
意外とあっさりめのお味です。
雑煮こってり派としては、少し残念。
でも美味しかったですよ!
デザートもこの通り。
どやさ。最高やんかいさ。
これは、あと5つ食える。
量も控えめの感じがしましたが、
おこわにお餅のモチモチコンビで、
意外と腹持ちも良かったですよー。
少し京都散策
ランチを満喫した後は、
白川通りを南下していきました。
走りやすいかと思ったけど、
やっぱり路駐が多かったりして…
大きい道は仕方ないね。
途中で細い路地へ入り、
今回の寄り道スポットへ。
やってきたのは南禅寺。
10年ぶりくらいに来ましたよ!
早速、水路閣へ。
さすがに着物を着た観光客や、
写真を撮っている人が多くいました。
こういう場所は早朝に限りますね!
隙きを見て撮影。
どうやったらかっこよく撮れるんだろう。
来たる京都フォトポタライドのために、
研究しておかないと!
こちらはアウトテイク!
いや、むしろこっちのほうが良いな。
南禅寺を後にして、
近くにある「ねじりまんぽ」へ。
名前の通り “ねじり” のトンネル。
トンネル内側の壁面を見ると、
本当にねじった形でレンガが積まれてます。
なんか強度を高める技法らしいんですが、
美しすぎるやんけ…
このトンネルの上は「蹴上インクライン」。
桜の季節は大混雑のスポットですが、
この時期はさすがにオフシーズン。
ガラガラで良い。
自転車を担いであがって、
ちょっとだけ写真に収めておきました。
来年は桜の季節の早朝に行きたいなぁ。
琵琶湖疏水マップ。
この辺りはまたゆっくり散策したいなぁ。
その後、山科方面へ向かうため、
東山のほうへ登っていきます。
初めて通る道だったんですが、
ここは日岡峠って言うのかな?
登坂区間は短いけれど、割としっかり登ります。
東山山頂公園・将軍塚との分岐。
今回はスルーして、山科方面へ。
下りの途中に町並みが見えました。
あれは山科かな!?
下っていく途中で、
歩行者用のトンネルを通りました。
調べてみると、
並走する1号線の「東山トンネル」の旧道で、
「花山洞」と呼ばれてるらしい。
100年以上歴史のある隧道らしいのですが、
内部はかなりしっかりと補修されており、
いにしえの風情は残ってなかったです。
トンネルを抜けると、
1号線、五条バイパスに合流。
おもしろい道はここまで。
後はただの帰り道です!
ただの非情な帰り道
1号線へ合流した後、
早々に離脱して、渋谷街道へ。
途中知った景色があると思ったけど、
前に琵琶湖に行ったときに通りましたね。
途中で1号線をまたいで、山科川沿いへ。
しばらくこの川沿いを走ります。
車が通らないのは良いんですが、
この道は一般道との合流が多くて、
ちょっと忙しない感じですね。
そのまま川沿いをひたすら走ると、
山科川から宇治川へ合流。
観月橋のあたりまで出てきました。
前に一般道への出口で迷ってしまったので、
今回はおさらいをしておきました。
旅館の真横に出口がありますね。
ここから出ると、
観月橋駅の下をくぐって、
R7へと合流できるのです。
ここで出ないと、
宇治川の北岸をそのまま進むことになる。
こっちでも走れそうなんですけど、
よく知りませんねん。また調べとこ。
そして観月橋を渡って、
いつもの宇治川沿いを大阪方面へ。
しかし宇治川は完全に暴風域。
ここでLovelybeerさんが前出てくれますが、
縦横無尽に吹き荒れる風に、
成す術など微塵もないのでありました。
なんとか八幡へ到着。
もう風のせいでヘロヘロである。
風が強すぎるて、
工事の柵もなぎ倒されてるやん。
向こうの旗もなびき倒してるやん。
どんな風やねん。修羅旋風拳かよ。
淀川は死にものぐるいで走った。
横風ではハンドルが取られた。
どう考えても手羽先カバーのせいでした。
手羽先ありがとう。
本当に温かい以外に取り柄のないやつめ!
やっとの思いで枚方まで戻ってきました。
もう少しで帰れる!
風から解放されるんだ!
良かれと思ってがんばってくれた
Lovelybeerさんのペースは異常に速く、
悶絶しながら後を追いました。
「夕陽を追いかけて」
チューリップにそういう曲があります。
財津和夫の声が脳内に響く。
「追いかけて 死ぬまで僕は 追いかけてゆく」
追うべきは夕陽ではなく、前の人のお尻だけど。
そして辛い場面で牽いてくれた、
Lovelybeerさんはここでお別れ。
本当に今年は色々とお世話になりました!
来年もよろしくお願いします!!
夕陽も見えなくなってしまって、
最後は一人で豊里大橋へ。
これにて本年のライドは走り納め。
みなさま、ありがとうございました!
おわりに
京都へお雑煮を食べに行く。
かつてこれほど素敵なライドが、
あったであろうか。いや、ない。
煩悩を消し去ろうとする年末に、
その煩悩先行型で催されたライド。
楽しくないわけがないのであります。
みなさんの家系の雑煮が、
白味噌でも、そうでない人たちも、
京都でお雑煮を食べて太りましょう。
私はみなさんの正月太りを、
応援しています。
あと、冒頭で触れた泥除け。
めちゃくちゃ活躍しました。
普段あまり使わないアイテムですが、
ええ泥除けが欲しくなってきました!
物欲!
今回の軌跡
距離:99.72 km
タイム:4:01:02
平均速度:24.8 kph
高度上昇:475 m
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