はじめに
私にはずっと一つのポリシーがあった。
「バーテープは1,000円くらいのもので良い」
自転車の速さに直結しないパーツに、
むやみにお金をかけたくない。
よくあるホビーレーザーの心情だろう。
私も例に漏れずそう思っていたのだ。
しかし1つの製品に出会ってから、
私は長年続けてきたそれを捨てざるを得なくなった。
詳しくは以前のエントリに書いてある通りだ。
gueeのバーテープは素敵だった。
非の打ちどころがないものだ。
しかし私にはもう1つ気になっているものがあった。
それが今回購入した、
「シクロベーション レザータッチ」だ。
gueeと同時期に発売になっていたのだが、
まだ当時、流通するところまで言っておらず、
手に入れることを断念したのだ。
この新進気鋭のバーテープの秘密を、
紐解いていきたいと思う。
今こそバーテープの闇に迫ろう・・・
ちょっと某IT風を意識してみたのですが、
どうでしょうか。ダメですか。
ダメですね。
gueeのバーテープは、
気が付けば半年以上巻きっぱなしでして、
かなり傷みが出てきていました。
心苦しいが替えねばなるまい・・・
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1958-500x333.jpg)
私はバーテープには無頓着でして、
それほど機能性に差はあるというよりも、
どちらかというと、
自転車の「見た目に及ぼす影響は大きい」と思っています。
妥協してはいけないのです。
ということで、
今回も前から気になっていた、
ちょっとシャレたバーテープに新調してみました。
「CICLOVATION FUSION LEATHER TOUCH」
それがコイツだ。
シクロベーションだ。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1960-500x333.jpg)
日々の精神的苦痛は物欲に変わります。
ストレスは買い物で発散させよう。
あ、ちょっと話が脱線しました。
バーテープには良くあるんですが、
どんな質感なのか、
パッケージの状態からでも触れるように、
サンプルがくっついているんですね。
買う前に実物を触れるのは良いですね。
でも私が買ったお店では、
店頭商品にはビニールが被せてあって、
おさわりできなかったですね。
ウエパーよ、格別の配慮をありがとう。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1961-500x333.jpg)
かなりええ値段します。
税別で3,500円。ひゃー高いなー!
でも半年以上使うだろうからね。
かっこいいバーエンドキャップが付属。
せめてもの救いであります。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1962-500x333.jpg)
箱から出してみると、
こんな感じのラインナップでございます。
特に変哲はございませんでした。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1963-500x333.jpg)
さぁ、早速ハンドル巻いてみよう!
ハンドルに巻いてみよう!
さーて、いっちょハンドルに巻いてみるかぁ!
気合と共にバーテープを手に取って驚く。
ふ、太い!!!
思っていた以上に厚みがありました。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1964-500x333.jpg)
この厚みなので気になる重量も・・・
と思いましたがデータが見当たりませんので、
gueeよりは重いと思うという私の感想だけをご提供。
では、早速作業を開始。
身ぐるみ剥がしてハンドルを露出。
(Metron、なんてかっこいいハンドルなんや…)
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/s-IMG_20181130_190829-500x375.jpg)
そしてテープを巻き始めますが、
ここで大きな壁にぶつかりました。
このバーテープ、巻くの難しい!
前述の通り、厚みが結構あるんですが、
素材に伸縮性が乏しいため、
これは巻くのが難しい部類に入ると思います。
湾曲の激しい部分などは特に巻きにくい。
シワが出ちゃう。
私に玄人のワザがあれば良いんですが、
単なる手先が不器用なおじさんだ。
しばしバーテープとの格闘は続きました。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/s-IMG_20181130_224553-500x375.jpg)
ちょっとミスもありましたが、
なんとか巻き終えたので写真を撮る。
そう、ブログを書く材料が必要なの。
どうでしょうか。
綺麗にグラデーションしてますよね?
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1965-500x333.jpg)
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1967-500x333.jpg)
バーエンドキャップはこんな感じです。
末端の処理が甘いのは許して・・・
これが私の限界値。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1968-500x333.jpg)
ちなみにgueeと比較したら、
こんな感じでした。
gueeは少し赤い部分を短くして使っていたのと、
写真は引退寸前のボロボロ状態なので、
それを前提に見ていただければと思います。
シクロベーションのほうが、
なんかカッチリ感がありますね。
うーん、でもどっちも・・・好き。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/ae46b1f460ee46f789c27b264a6cb421-1-431x600.jpg)
少し使ってみました
バーテープを変えてから、
120kmくらい実走してきました。
道は走りやすい舗装路。
グローブは薄手の秋冬用を装着。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/IMG_2028-500x333.jpg)
元々厚いバーテープが好きなのですが、
gueeに慣れていたので、
最初だけは少し違和感がありました。
レザータッチということで、
多少の凹凸はあれども、主張は控えめ。
でも、持てばしっかりとグリップが効きます。
下ハンの先っぽを持つようなときは、
この厚みがちょうど良くて、
「あー、好き・・・」ってなりました。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/IMG_2015-500x333.jpg)
素手で握ってみると、
gueeにはなかった吸い付くような質感。
これはとても良い。
むしろ夏用の薄いグローブの時のほうが、
真価を発揮できそうな印象です。
・・・って、今から季節は真冬直行ですけども。
見た目が好きなのであれば、
オススメできるアイテムですよ。
もし分厚いバーテープが苦手な人、
あとは軽量重視の人なんかには、
gueeも良い選択肢になると思いますね。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/IMG_2035-500x333.jpg)
なんと言っても個性的な見た目。
しばらくはこれで走るぞー!!
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