この記事のもくじ
はじめに
先日、パワーメーター内臓クランク、
「Rotor 2inpower」を購入しました!
念願の両脚計測パワーメーターだ!
クランクを替えたい
それまでの装備について書いてみると、
クランクは「Shimano ULTEGRA FC-6750」で、
チェーンリングは非真円のRIDEA。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2016/10/P_20160927_234916-500x327.jpg)
そしてクランク左側には、
STAGESのパワーメーターを装着。
この装備で何年か使ってきました。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2014/12/IMG_4058-500x333.jpg)
機能的には特に不満はありませんでした。
“不満”ではないのですが、
“物欲に直結する欲求”としてあったのは、
この2つでした。
- クランクを変えたい
- できればクランク型パワーメーターへ
「パワーメーターは片脚計測で充分!」
それは実感としてあったんですが、
単純に使ってみたいという欲求。
片脚型では見えない情報もあるとなると、
“興味”が沸いてくるのも当然な流れでした。
そう。これぞ煩悩だ!!
クランクは前から変えたかったのです。
今のクランクは3世代前のアルテ6700系。
本当はフレームを変えるタイミングで、
一緒にクランクも換えたかったんですが、
その機会を逃して今までで使ってきました。
これも、そろそろ新しいパーツに…!
3つの選択肢を考える
ここで選択肢がいくつか出てきました。
予算の都合や、パワーメーターの縛りがあり、
選択肢もそれほどありませんでした。
- SHIMANO Dura-Ace FC-R9100-P
- ROTOR 2inPower
- GARMIN Vector3 + 別クランク
クランク型パワーメーターなら、
シマノかローターの2択でした。
もしくはペダル型パワーメーターの
ガーミンベクターを導入してしまって、
クランクは非パワーメーターの、
ノーマルなクランクを採用するか・・・
うお、気絶するほど悩ましいっ♪
GARMIN Vector3 + 別クランク
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/04/eb50698bfde81d02629bbd02850abecc-500x313.jpg)
まず「Garmin Vector3」は、
ペダル型というところが魅力でもあり、
ちょっと不安な部分でもありました。
自分のペダルを見ると、
本当に傷だらけなんですよね。
精密機械がそこに入ると思うと・・・
クリートがLOOK仕様なのも、
なんかちょっとイヤだった。
初回ロットには電池との接点の部分に
不具合?かなんかがあったみたいですが、
それはどうなったんだろう・・・
元々クランクを換えたい前提なので、
クランクの購入も加味すると、
他の選択肢よりも高くついてしまいます。
パワーメーターとして、
ペダル型にメリットを感じる人、
クランクをそのまま使いたい人なんかは、
良い選択肢になると思いますが、
今回はちょっと違うので敬遠かな。
SHIMANO Dura-Ace FC-R9100-P
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/04/552eb4aed1593e952e7a12c7b8a0e9e1-500x282.jpg)
シマノのパワーメーターはかなり魅力的。
今の環境を、ほとんど変えることなく、
純粋にクランク交換だけで済むという利点。
新しく買うものと言えば、
9100用のRIDEAのチェーンリングくらいで、
出費も最低限に抑えられます。
しかしながら、
既に使用している人のインプレが少なく、
数少ない情報だとネガティブな声も多く、
性能面での不安要素がありました。
なんとなくまだこれからの製品…
といった印象を受けてしまった。
そしてもう一つ重要なのがコンポの互換。
1世代前のFDとの互換性がないのが、
悩みどころでした。
多分eTapだと影響ないと思いますが、
一応、代理店に問い合わせてみたら
当然、「オススメできません」と言われたので、
人柱になる自信もなかった…
特に「DURA-ACE」にこだわりがなければ、
シマノにこだわる必要がないなぁと、
そういう風に思うに至りました。
意外と安く入手できるのは、
魅力的なんですが・・・
ROTOR 2INPOWER
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/04/8089e50294910c6cb163e5cb54ad137b-500x375.jpg)
パワーメーターとして、
発売してから時間も経っており、
実用した上での好評価が多く見られ、
製品として信頼度もありました。
片側版INPOWERのユーザーも含め、
あまりネガティブな意見はなかった印象で、
これはシマノとの対比になりました。
そしてローター製品に特徴的な、
無骨なフォルムが最高にかっこいい。
挿し色の赤も最高やん。
今の環境から移行させるとすれば、
BBを30mm対応のものに変える必要があり、
これだけは結構めんどくさそう。
ただ今と同じ5アーム仕様なので、
今のRIDEAチェーンリングを、
そのまま引き続き使用可能。
国内販売価格だと手が出せないですが、
ガイツーで入手できれば、
予算的にも問題ありませんでした。
- 見た目
- 機能性
- 予算
この辺りがズボっとハマったのでした。
パワーメーター型クランクの製品は、
これ以外にパイオニアのペダリングモニターや、
SRMやEaston、QUARQ(SRAM)など、
それほどめちゃくちゃ多くはありません。
日本でユーザーが一番多いパイオニア以外は、
どれも実用したユーザーの情報がかなり少なく、
正直調べても分からない部分も多く、
検討しにくいというのもありました。
敢えてそれを選ぶ!という、
決め手が見つけられなかったので、
選択肢からは外れたような感じでした。
Eastonとか興味あるんですけどね~。
というわけで、
私の物欲がここにかたまりました。
ROTOR 2INPOWERを買うぞ!
2INPOWERを購入しました!
後は安いタイミングを見て・・・
と思っていたら、Merlin Cyclesでセールがかかり、
11.5万円になっていたので、
物欲と言う神秘の力でポチってやりました。
BBも必須でした
我がラピエール ゼリウス号は、
BB規格が「PF86(プレスフィット86)」です。
「24mm径(シマノクランク)」にするものは、
結構いろんな製品が出ているので、
そこそこ選択肢があります。
「30mm径(シマノ以外)」にするのは、
かなり、いや、ほとんどない!!と言って良いほど、
選択肢がありませんでした。
ということで、
ここはクランクに合わせる形で、
ROTORの「PRESS FIT 4130」をチョイス。
“スチールタイプ”を同時購入しました。
(セラミックは高すぎた・・・)
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/04/0218efccfa565d4d2ee80984bd2a639e.jpg)
装着完了だ!
今回は取り付けはショップにお願いしました。
プレスフィットは専用工具もないし。
先日の素敵なオーバーホールのついでに、
BBとクランクを取り換えてもらいました。
ででーん!
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/04/DSC02783-500x375.jpg)
なにこれ、めちゃくちゃカッコイイ。
ROTORにRIDEA・・・
私はどこへ向かっているんだ・・・
クランク先の赤い部分も、
よきアクセントでございます。好き。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/04/DSC02785-500x375.jpg)
Qファクターが変わった
まず前のクランクとの比較して、
Qファクターが「2mm」広くなりました。
(146mm→148mmに!)
元々ペダルも軸がロングタイプなのを使っていて、
どちらかというと広く取りたいほうですし、
なんの違和感もありませんでした。
「クランク自体が変わった!」
なんていう体感は全くなかったです。
むしろ、オーバーホール後の印象が強く、
その中に埋もれてしまった感じかな…
得られる情報が増えた
単純に得られる情報が増えました!
基本的にはGarmin Connectですが、
純正アプリもおもしろくて、
スマホとBluetoothで接続して、
いろんな情報が得られます。
純正アプリの機能の1つ、
「トルク360」というやつでは、
リアルタイムでクランク1回転ごとのグラフが表示されます。
ぼくはRIDEAなので関係ないのですが、Q-RINGSを使う際の、
最適な「OCA(楕円のピークをどこに持って行くかの位置)」が、
どこかっていうのが分かったりします。
ぼくは1と2の間くらいだった。
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/04/Screenshot_2018-04-15-14-54-20-500x264.jpg)
これはGarmin Connectの画面ですが、
両脚のパワーバランスがこんな風に表示されます。
室内外のデータを見てみても、
50/50のバランスになっていたので、
それだけで自己満足!
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/04/Screenshot_2018-04-15-16-16-46-500x256.jpg)
次もGarmin Connectにて。
数値でこういう感じに値が出ます。
どれくらいの数値になれば優秀なのか、
その辺はまだお勉強できてません・・・
![](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2018/04/Screenshot_2018-04-15-16-17-08-500x168.jpg)
今までにないデータが見られるだけでも、
嬉しくなっちゃいますね。
もう少し使い込んでから、
STAGESと比較した感想でも、
書こうかなーと思っております。
よーし、これから使いこむぞー!!
うひょー!
コメントを残す