メイシオパーカー。
James Brown、JB's、P-FUNK、時にはPrinceのバック、
そしてソロ活動でもヒップホップなどを取り入れ、
躍進をしてきたドファンクのメイシオパーカーが今回どんなステージをするのか。
![Maceo Parker](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2013/02/maceo03-450x300.jpg)
今回の来日は2013年2月1日、2日がビルボード東京、
そして2月4日はビルボード大阪というスケジュール。
ぼくはビルボードライブ大阪に参戦してきました!
はじめてのメイシオだ!
今回のメンバーはこんな感じ。
Maceo Parker(Saxophone)
Darliene Parker(Vocals)
Martha High(Vocals)
Will Boulware(Keyboards)
Bruno Speight(Guitar)
Dennis Rollins(Trombone)
Rodney "Skeet" Curtis(Bass)
Marcus Parker(Drums)
コーラスのDarliene Parkerは多分娘さんで、
ドラムのMarcus Parkerは息子さんみたいです。
![Maceo Parker @Billboard Live Osaka 2013](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2013/02/maceo02-450x600.jpg)
スタート時間ぴったりにステージが暗転。
バンドメンバーがステージにあがり、ジャジーな演奏をしはじめると、
MCの女性がステージにあがり、そしてメイシオパーカーの名前を呼ぶ。
すると、"あのサングラス"をかけたメイシオが、
変なダンスをしながら入ってくると、客席は歓声でいっぱいになった。
これぞエンターテイメントや!
メイシオがステージにあがり指揮を取ると、
さっきとは打って変わって"強烈なファンクビート"が始まる!
今回ドラムを務めるのはメイシオパーカーの息子。
素晴らしいドラミング!
メイシオのエンターテイメントショーは強烈やった!
吹くわ踊るわ歌うわ喋るわで観客を大いに盛り上げた。
しかし「もっとサックスも吹けよ。」という素朴な感想もここに記しておきますw
代表曲"MAKE IT FUNKY"や"GIMME SOME MORE"はノリノリ。
その曲間では"Smile"やら"Try Me"やらを口ずさんだりして、
メイシオ自身もこのライブを楽しんでたと思いますね。
そしてアンコールの"PASS THE PEAS"。
あれが聴けただけでも行った甲斐がありました!
過去のライブの情報なんかを見てみると、
今回はいわゆるメイシオの超有名曲が少なめだったかと。
そういやニューアルバムからの選曲もなかったし。
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後、終盤の何十分もの長尺の曲は少し疲れましたw
セットリストとしてはもう少しコマーシャルな感じでも良かったかなと…。
しかし2ndステージにして1時間半ほど。
時間めいっぱいに濃厚なパフォーマンスで魅せたメイシオはさすが。
底の底からFUNKNESS、まさに「生きる伝説」でした。
(70歳とは思えぬ動き!)
今回来日のバックバンドは個性的でしたね。
特に超巨漢ベースのRodney "Skeet" Curtis。
体系はアンソニージャクソンばりにヘヴィ級でしたが、
ベースは結構丁寧に、コード弾きなんかも多用して
ゴリゴリファンクの無骨なベースって感じではなかったですね。
ソロは長尺だったせいもあり、少し退屈な感じになってしまってたね…
他のバンドメンバーも皆かっこよかったけど、愛息子のドラムの貢献度は大!
タイトでファンキーなドラミングは、心地よかった。
もちろん、終始バンドの指揮を執るのはメイシオ。
JB式でバンドの主導に立つ姿は、
"FUNK"という音楽をのし上げてきたパイオニアの
無類のかっこよさがありましたね。
Make it funky!!
Pass The Peas
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