【おっさんたちの夏休みライド】熊野古道と秘境「安川渓谷」を目指して走れ!!

はじめに

いつもの感じで、
ぺもぺもさんとkazuさんを誘って、
走りに行く約束を取り付けました。

DARUMA
暑いのでなんか考えたいですね

そんなことをkazuさんと話していたら、
こんな一言を頂いたのでした。

kazuさん
熊野でも構わないですよ
DARUMA
マジですか

これは前からあった「熊野計画」である。
夏の間に行きたかったやつなのである。

熊野計画はこんな感じのものでした。

熊野計画の概要

早朝に熊野本宮大社へ行き、
その後、熊野古道に沿って走る。
最終目的地は秘境「安川渓谷」へ。

その清流でドボンする!
これがメインイベントなのである。

計画と言うほどの大したものではないのである。

安川渓谷はこんな感じの場所。

今回はあくまでドボンのためだけなので、
歩いたりはしませんけど、ご参考までに。

熊野、連れてってもらえるんですか!?
ヒャッホーイ!!

というわけで、
今回は熊野の辺りを走るライド。
これはまさに「夏休み」なのでした!

 

熊野からスタート!

深夜出発で早朝に熊野に。
あまえびさん、きゃぷちゅんを加えて、
当日は5人体制になりました。

熊野に車を止めて、朝6時前に出発。

朝の熊野川が奇麗でした。

朝イチでの目的地はただ一つ!
そこを目指してビューンと。

やってきたのは熊野本宮大社、大斎原。
大鳥居が圧倒的でした。

熊野本宮大社への参拝も考えてましたが、
自転車を置く場所もなかったので、
走り終わってからにでも行けるかな?
と思ってたんですけど、これは悪手だった。
(詳しくは後述!)

横の田んぼで作業してるおっちゃんと、
少し話をしていたところ、
こんなことを教えてくれました。

おっちゃん曰はく。

  • 安川渓谷、きれいな所やで。
  • 昨日すごい夕立降ったから今日もあるかも!

この時のおっちゃんの些細な情報が、
“全て当たっていた”というのに気が付くのは、
もう少し後の話なのでした。

熊野からR311で白浜方面へ。
まず目指すのは「中辺路」です。
熊野古道の中心地として知られる場所ですね。

中辺路までは長い登り基調の道。

四村川に沿って西へ。

この辺りは何にもなく、
たまに釣具屋さんがあるくらいでした。
鮎釣りですかね?

この四村川も綺麗な川で、
いつでもドボンできそうな感じ。

この朝は思いのほか涼しくて、
でも湿度は高かった。

かなりジメジメとしてはいたけど、
この山霧が走っている感じなんかは
むしろ心躍るね。

この道はトンネルが多い。
良さげな迂回路があったので、
旧道らしき道を走ってみたりして。

トンネルよりなんぼも風情があります。

ここでこんなに綺麗なんだったら、
目指す渓谷は一体どんな場所なんだろう。

まったく信号もない道のりで、
これだけ登り基調が続くんだから、
そりゃあもうFTP測り放題やな(謎

ふと来た道を振り返ったら、
もうこんな感じだもの。

このR311は熊野古道に並走していますが、
途中で合流できる場所があるため、
そちらの道を走ってみることにしました。

 

熊野古道から中辺路へ

R311を離れ細い道へと入っていくと、
熊野古道への入り口がありました。

もちろん歩行者の道なので、
自転車で入ることはかないませんが、
いつかは歩いてみたいなぁ。

この後で道が合わさる部分もあるので、
それを楽しみに引き続き西へ。

ただ先ほどとは違って、
こんな感じの雰囲気の道です。
最高かな。

林道。
まだ8時前ということもあるけど、
気温は涼しいくらいで驚き。

毎朝保育所の送迎をしている、
あの灼熱と同じ時間帯とは思えないわ。

道を進んでいくと舗装が雑になっていき、
なんだかモロモロの路面になって、
この区間はめちゃくちゃ走りにくかった。
なんやねん、このC級舗装は・・・

今どこを走っているんだろう。
正直、よくわかりません!

熊野古道に合流したのか、
道の様子が変わってきました。

お茶屋さんなんかも出てきて、
ようやく観光地の雰囲気が感じられるように。

ここに「王子」がありました。
「継桜王子」というところらしい。

このまま道を進んでいきますが、
なんかえらいところへ来てしまったな。

眺めのいいところに出てきました。

どこの集落だろうか。

熊野古道の朝。

ちゃんと眺望の説明書きもあったけど、
写真撮るの忘れちまった。

道なりに進んでいくと、
下り坂に転じて一気にダウンヒル。

中辺路へと降りてきたようです。

売店があったので、
そこの自販機で小休憩にしました。

熊野古道の案内板。

ほぼ起点から走ってきた感じですが、
この距離の山道歩くのつらそう・・・

ほど近くに王子があったりして、
一般道だけど熊野古道の一部なんだな。

なんか面白そうなお店と、
美味しそうなお店もありましたが、
まだ8時過ぎだったので開いておらず。

結局、先のAコープで補給をして、
そのまま先を目指すことにしました。

 

秘境・安川渓谷へ!

中辺路からはR217を南下。
日置川沿いを走る道です。

全く気にもしてなかったこの道、
めちゃくちゃええ感じの林道でした。

もう日差しは暑い時間でしたが、
木陰のおかげで涼しいくらい。
先日のビーナスラインより涼しいわ。

ウネウネと走って行きました。

217号近露平瀬線。
ナイス!

途中で細い道の分岐がありますが、
今回はそのまま真っすぐ。

この辺りの日置川は、
僕の知ってる同じ川とは思えない綺麗さ。

もうここが目的地でも良いんじゃね?

そんなことを思いつつも、
さらなる清流に期待して安川を目指します。

平瀬の集落?に出てきました。

この辺りで強烈な感覚が押し寄せます。
あああああ。

これは…夏休みや!

今日は夏休みライドだ!と、
強く胸に刻んだ瞬間でした。

この辺りもおもしろそうな場所で、
ぶどう園や金山寺味噌を醸造してるところや、
気になる場所もあったのですが、
まだ開いているわけもなくスルー。

早朝出発のデメリットを感じざるを得ない。

途中の分岐をR219へ。
いよいよ、目的地の安川へ。

しばらく民家も並んでいる場所で、
そんな渓谷があるのかと感じましたが、
遠くの景色を見て納得。

安川渓谷の標識が出てきました。

ちなみにこの分岐は、
復路で通る予定の道なのです。

道は徐々に勾配を帯びてきて、
いよいよ山の中を走る感じに。

安川林道、行ってまいります。

R371の分岐から6kmほどかな?
安川めちゃくちゃ綺麗やん・・・

道は思っていたよりも路面も良くて、
落石などはたまにあるものの、
概ね走りやすい感じで安心しました。

橋が架かっている場所があったので、
川をのぞき込むと、どえらい青さ!
安川ブルーやないかい。

そして情報量の多い看板。
実はこの前夜に熊に襲われる夢を見て、
非常にナーバスになってる私でした…

分岐から8kmほど走ったところで、
安川渓谷の駐車場が出てきました。

トレッキングマップを発見。
フルで歩いても1時間ちょっとなんだな。

この付近は渓谷もたくさんあって、
トレッキングし放題みたいなとこですが、
大塔山県立自然公園というのがあるんですね。

今回は散策はしませんが、
こういう注意書きもあったので要注意。

駐車場の先にトンネルがあって、
その先に安川渓谷の入口があります。

よおーし、行くどー!!!

水陸両用シューズを装備してGO!

石段を下りると、
もうすぐそこがパラダイスでした。

めちゃくちゃ綺麗やんけ・・・

ドボチョン開始!

はしゃぐおっさんたち。

やっぱり今日は夏休みライドだ!

いやー、最高だったなぁ。
めちゃくちゃ満喫できました。

 

ちなみにこの走ってきた安川林道、
出発地点の本宮まで繋がっていますが、
しばらく行った先で未舗装路になるようです。
そもそも今は倒木で通行止めらしいけど。

どちらにせよ走行不可なので、
今回はここで引き返すことになります。
ちょっと残念・・・。

 

復路はハプニングだらけ!

ドボンを堪能しまくったので、
後はもう帰るだけの道のりです。

来た道をドーンっと引き返して、
途中の分岐を北へ。

この区間は山の中を行く道なので、
かなり厳しい道のりを覚悟していました。
でも意外とマイルドな勾配で、よし。

途中でこんな木組みがあったけど、
倒木対策なんだろうか・・・

しばらく進んでいくと、
なにやら不穏な立て看板がありました。

「この先の分岐の手前で通行止め」
事前に確認した情報では通行止めはなく、
もう解除されたかも?

通行止めの場所まで行ってみようか。

その後もジワジワと登る道を、
ひたすら走って行きました。

暑くなかったのだけが救い。

徐々に山道の風情が出てきて、
少しおにゅう峠を思い出すような雰囲気。

すこぶる元気だったきゃぷちゅんに、
先行して様子を見に行ってもらって、
中年勢はゆっくりと登ってました。
ありがとう、若人。

そしていよいよすごいところに!
まさに山を越えるって感じだな。

前からきゃぷちゅんが下りてきて、
「あきません!」というジェスチャー。

「道がありません。」

どうやら先で土砂崩れがあったようで、
道が完全に埋まってしまってるらしい。
この写真の奥に見えるところがソレ。

山越え、未遂にて終了。

この道が通れないとなると、
来た道を引き返すしかありません。

かなり遠回りになりますが、
場所が場所なので仕方ない…。

潔く帰る男たち。
その背中には哀愁が漂っていました。

その後、引き返していると、
車に乗ったおじいちゃんが声をかけてくれた。

「近道があるよ。」

でもこの道、事前に調べた情報によると、
「通行止め」だったところなのです。
本当に通り抜けできるのか!?

今の情報をネットで調べようにも、
ゴリゴリの圏外でどうしようもない。
なんにも情報がないのである。

しかし私たちは信じたい。
おじいちゃんを信じたい!!!

おじいちゃん信仰とともに、
この近道を走るのだ!

そして踏み入れた近道ルートは、
まさかの激坂ルートだった!

悲鳴が聞こえる。
誰かが「ジジイー!」と叫ぶ。
ダメだ、信仰心を忘れるな!

常に10%を超える坂道。
路面は苔むしており、後輪が滑る。
幾度も滑る。

先ほどの通行止めの傷が癒えぬまま
こんなの走るの無理すぎる。

そしてきゃぷちゅんが転んだ。
前輪が浮いて立ちごけみたいになった。

激坂は前に荷重せよ!!

そしてピークに至った時、
もう通行止めのモヤモヤはなくなっていた。

そういうことだったのか。
おじいちゃん、ありがとう・・・。

そしてなんかよくわからないまま、
元のルートに復帰できました。

近道、大成功!

こちらは通行止めではなかったのです。

帰ったらおれ、木像を掘るよ。
おじいちゃんの木像を掘るよ。

後は来た道を引き返しました。

日置川沿いの道を走っているとき、
なんだか雨のにおいがしてきました。
雨が降りそうな空だ・・・

中辺路の自販機で小休憩をして、
雨雲レーダーを確認してみました。

近くに雨雲があるようだけど、
僕らの進む方向には来ない予報。
でもとりあえず急いで戻ろうか。

そう言っていた5分後。

【悲報】スーパー夕立襲来!

我が家のシャワーでもこんなに水出ない。
バケツをひっくり返すというか、
バケツに頭突っ込むような雨量だわ。

そして轟く雷鳴。
ラムウの怒り爆発やんけ。

とりあえず雨宿りをして様子を見ますが、
1時間は降り続く予報になっていたため、
正直どうしようもない感じ。

ただ僕らの進む方角に行けば、
雨雲は抜けられる感じなのでした。
3~5kmほど我慢すれば抜けられる!

機械類の防水対策を講じ、
覚悟ができた者から飛び出した。


道は川だった。
ずっと水たまりを走っているような感じ。
対向車が通ると顔面に巻き上げが当たる。
本日二度目の水浴び。

とりあえず全力で走る。
雨雲から抜ければいいだけなのだ。

そしてこんなときに、
道路片側通行の信号に引っかかる。
待ち時間に「2:15」の文字が見えて、
全員が分かりやすく悲鳴を上げた。

走った。
とにかく走った。

そして雨雲を抜けることに成功。
もうほとんど帰ってきちゃったけど。
そして長い降り区間のおかげで、
なんか自転車本体はほとんど乾いた。

そしてなんとかゴール。

最後の雨には参ったけど、
まぁこれも良い思い出なのさ!

最後の坂でけしかけた結果、
ひとりで燃え尽きたきゃぷちゅん氏。
ありがとう、若人。

 

おわりに

往路は最高に順調でしたが、
復路はハプニングだらけでございました。
うん、メリハリ大切。

時間に余裕があれば、
熊野本宮を散策したかったんですが、
通行止め&土砂降りの目に遭って、
なんかそんなことも忘れてたなぁ。

今回走ったコースなんですが、
道はすこぶるええ感じでしたが、
コンビニがひとつもなかったので、
補給には気を付けて走りました。

そういう場所だったから、
なおさら暑さがマシで良かったです。


安川渓谷めっちゃ良かったなぁ。
辺鄙すぎる場所もまた魅力のうちで、
本当に静かで美しくて良い場所でした。

林道の果ても気になりますが、
グラベルロードとかじゃないと、
走るのは難しいだろうなぁ。

よくよく地図を見てみると、
南のほうまで来ると白浜も近いので、
そちらを拠点にするのも良さそうですね。

ね、良さそうですよね!?(呼びかけ


こういう自然の中を走りに行けるって、
先日のビーナスラインともまた違った、
贅沢な経験ができました。

先日に引き続きkazuさんありがとう。
楽しい夏の思い出になりました!!

またドボンやろうぜ!

 

今回の軌跡

距離:107.67 km
タイム:5:31:42
平均速度:19.5 km/h
高度上昇:1,598 m

二度も道を引き返しているので、
GPSのログが不思議な感じ。
これだけ見ても何も伝わらんやろな…



2 件のコメント

  • ものすごいライド!楽しさとドラマがひしひしと伝わってきます!!
    熊野は水がきれいでロードで行けたらよさそうだなぁ、と読んでて思いました。それにしてもいつも楽しそうなライドでいいですね。脚が強いから冒険沢山出来ますね。うらやましいですー!

    • ありがとうございます!
      場所は辺鄙なところですが、道も走りやすくて自転車にもってこいのロケーションでした(補給場所は少なかったけど・・・)。普段北摂を走ってたらどこ行っても楽しく走れると思いますよ!

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