520から飛躍的なアップデート!高性能GPSサイコン「GARMIN edge530」を購入しました!!

はじめに

ロードバイクを買ったとして、
次に必要なものはなに?と聞かれると、
僕なら「やっぱりサイコンやで!」と、
鼻につく関西弁で言うでしょう。

自分の走った軌跡が残せる!
という一点においても、
GPSサイクルコンピューターは優れもの。
もうこれナシじゃあ走れないのである。

僕はずっとGARMINを愛用していまして、
edgeシリーズは500、520と使ってます。

これぞサイコンの決定版!?「Garmin Edge520」を購入しました!!

2016/06/21

そして最近発売されたのが、
「Garmin Edge530」です!

欲しいなーと何度も念じていたら、
気が付けばお金と引き換えに手元にありました。

もはや各所で語られてまくっていますが、
私もしてみむとてするなり。

 

edge530の仕様(520との比較)

まず「530とはなんぞや?」という部分を、
そのスペックから読み取ってみよう。
比較対象は一世代前の520だ。

Edge520Edge530
本体サイズ49 x 73 x 21 mm50 x 82 x 20 mm
重量約60g75.8 g
ディスプレイ35 x 47 mm40 x 52 mm
解像度200 x 265(カラー)246 x 322(カラー)
使用電池充電式リチウムイオンバッテリー充電式リチウムイオンバッテリー
稼働時間約15時間最大20時間
防水性能日常生活防水(IPX7)日常生活防水(IPX7)
GPS性能高感度GPS(GPS/GLONASS/みちびき(補完信号))高感度GPS(GPS/みちびき(補完信号)/GLONASS/Galileo)
内蔵地図なし日本詳細道路地図(CityNavigator Plus)自転車道入り
ナビゲーション機能なし(デバイス上での目的地検索不可)

もはや一目瞭然である。

画面の解像度がアップして、
そしてバッテリー持続時間も向上!

そして何よりこれだ!

昭文社全国詳細道路地図(自転車道対応)を収録!!

地図が入ったのである。
これはすごい。

edge520でも、
OSMを運用することで地図表示は可能でした。
実際それで運用していた人が多いはず。

しかし情報量にも違いがありますし、
地図がプリインスト-ルされているのは、
大きいメリットですね。
MAPPLEでデータ買おうと思ったら、
なんぼするんやろ?

後、CPUの性能も上がり、処理速度は向上。
その他にも細かい機能がたくさん増えました。

結局は公式ページを見てもらうのが、
一番わかりやすいんだ、こんなものは。

https://www.garmin.co.jp/products/intosports/edge-530/

 

開封してみる!

早速実機を見てみましょう。

「EDGE 530」
ちょっと感慨深いものがある。

パッケージにも色々と書いていますが、
なんと言ってもコレだろう。

地図プリインストール!

中に入っていたものはシンプル。
本体とマウントとケーブルだけでした。

マウントはアウトフロントマウントと、
ゴムでバーに直接固定するタイプのもの。

マニュアルは付属していませんでしたが、
ネットで閲覧/ダウンロードできるので、
一読しておくと良いと思います。

Garmin Edge530 マニュアル
https://download.garmin.com/jp/download/manuals/Edge530_OM_JA.pdf

edge520と比較する

せっかくなので旧型520との比較。

横に並べると結構大きさが違いますね。
ベゼル部分も小さくなったことで、
本体サイズの割に液晶が大きくなった印象。

edge520は海外版なので英語表示。
写真だと少し分かりにくいけど、
やっぱり530のほうが断然見やすい

本体サイズは、重ねてみると、
大きさの違いも分かりやすいかな。
横と厚みはほぼ据え置き、縦が長くなってます。

520ではウラに配置されてたUSBポートは、
お尻側に移動、カバーも改善されました。
520のカバーはヘニョヘニョでしたからね。

厚みは530のほうが1mm薄いんですが、
その平べったい形状のためか、
さらに薄くなっているような感覚。

マウント固定部分には、
別売り拡張バッテリーの接続部分も含んでいます。

物理ボタンの配置は同じですが、
520のクリック感の乏しいボタンと違い、
530は押しやすくて素敵。

この些細なボタンの押し具合の違いに、
めちゃくちゃ感動しました。
こういう機械は使いやすくあるべきだもの。

 

付属マウントに注意!?

前述した付属のマウント類ですが、
アウトフロントマウントは、
拡張バッテリー対応のものが付属しています。

上は従来のガーミンが付きますが、
下はガーミンの凸の形をしています。

下にGOPROマウントを付けて拡張・・・
なんてことができないのです。

しかも今まで使ってたマウントは、
長さが足りず530では運用できない!

ハンドル周りをスッキリさせる!多規格マウント対応「BARFLY Road 4 Mini」を購入!

2017/07/12

というわけで、
いきなりマウント難民になっちゃいました。
新しいマウント買わないと!

 

実際に使ってみて

ということで、
ずいぶん長々と書いてきましたが、
実際どやねん!というところで…

「edge530を使ってここが良かった!」
と思ったことを、まとめてみました。

 

見やすい画面と操作性

まずスペックの通りですが、
ディスプレイサイズが少し大きくなり、
そして解像度も上がったことで、
画面がめちゃくちゃ見やすいです。

正直まったく重視してなかったんですが、
実走の時は画面をパっと見ることが多く、
その時に情報が分かりやすいというのは、
とてもありがたいところでしたね。

これも少し前述していますが、
520に比べて物理ボタンが押しやすい。

ぼくは手が大きいため、
520はなかなか操作しづらかったんですが、
530は物理ボタンも押しやすくて、
これは操作性にも大きく貢献してます。

 

地図周り機能の強化

「昭文社全国詳細道路地図」が入り、
飛躍的にマップ周りが進化しました。

地図に表示する情報量の設定もあって、
地図画面はとても見やすい。

「設定しておいたコースをなぞる」
という走り方で使うことが多いんですが、
曲がる場所を事前に案内したり、
矢印の表示などがされるサポートもあり、
至れり尽くせりといった感じ。

縮尺の変更は相変わらず面倒ですが、
それでも520に比べたらやりやすいです。

コースを読み込んで走っていれば、
画面を地図表示にしていなくても、
曲がる前に案内が表示されたりもします。
すごいぞ!530!!

また新機能「CLIMB PRO」も面白い。
事前に走るコースの登攀区間が自動でリスト化。

そこに差し掛かると詳細な情報が出て、
残り平均勾配や、登坂距離など、
色んな情報を教えてくれるのです。

こういう情報が見られるというのは、
時にはとてもありがたいのです。
(見ないほうが良い時もありますが…)

 

バッテリー持ちが異様に良い

後、バッテリー性能に関しては、
520の大いなる欠点だったんですが、
530になって大きく改善されています。

特に今の冬場の時期だと、
520は全然バッテリーが保ちませんでした。
最初は経年劣化かなと思いましたが、
新品でも変わらなかったですね。

530はスペック通りの印象です。
先日のロングライドの際に、
バックライトは常時点灯したまま、
ずっと地図画面を表示させて運用。

そのまま15時間ほど使いましたが、
終わってみると28%残ってました。

冬場でこれほど使えるなんて、
520では考えられないことでした。

大阪から篠山を経由して北播磨まで!ただ200kmオーバーを走るだけのグルメ不発ロングライドへ!!

2020/01/21

今回の30系からは、
外付けの拡張バッテリーが使えます。
これも選択肢になることを考えれば、
もうバッテリーの心配は不要かもしれない。

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ConnectIQが便利

「ConnectIQ」というと、
データ項目の選択肢が増えるイメージでした。

30系から(だと思うんですが)、
ConnectIQの「アプリ」を入れることによって、
拡張性がさらにグンっと広がりました。

ぜひ試してもらいたいのが、
Ride with GPSStravaのアプリ。

これを使えば、
デバイスからコースをダウンロードできるので、
めちゃくちゃ便利なのです。

詳しいやり方は、
こちらのブログの解説が分かりやすいです。

スマホを使ってRide with GPS(RWG)からガーミン(Garmin Edge)へルート転送する方法

RWGPSやSTRAVAでルートを作っておけば、
もしくは人の作ったルートに、
PIN(お気に入り的なやつ)をしておくと、
出先でもパっとダウンロードできます。

これはかなりの便利さなのだ!

以前からGarmin Connectで同期して、
ルートを取り込む…とかはできましたが、
直接データを持ってこれるのは画期的!

【超絶便利】スマホのGarmin Connectでルートを作成してGarminデバイスに取り込む方法!

2019/07/10

 

おわりに

まだまだトレーニング周りの機能や、
(↑実はこれもかなり充実してる。)
バイクアラーム(簡易防犯機能)とか、
おもしろい機能が満載なんですが、
まだまだ使いこなせていない機能も沢山。

500から520に移行した時も、
GPSサイコンの進化にビックリしましたが、
今回も同じくらいの衝撃があります。

最低限の部分では同じ情報が見られたり、
同じ記録を残せるものかもしれません。

でもさらに新しい情報が見られたり、
もっと便利に使えたりするとなると、
そこにまた別の楽しさがあるんですよね。

最初の一台にもおすすめですね。
地図表示や拡張性なども充分で、
これは間違いのない名機ですよ!

ぼくは520からの買い替えでしたが、
買い替えて大満足でございます!

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もうちょっと安かったら満点やな…

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