セカンドベースに比較的安価な
フェンダー"メキシコ"のジャズべースを中古で購入しました!
今まで活躍したT.M.Stevensモデルを手放しての購入です。
ありがとう、Cort Funk Machine!!
(過去記事→[T.M.Stevensシグネイチャーモデル] Cort "Funk Machine")
ということで、購入したのは、
Fender Classic Series '70s Jazz Bass (Made in Mexico)
![Fender '70s Jazz Bass](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2013/02/fenderjazzbass-450x132.png)
詳しい仕様は公式サイトをどうぞ。
http://www.fender.jp/products/detail.php?pid=1401
70年代ジャズベースモデル。(ジャズベといえば、やっぱりサンバーストでしょ!)
マーカスミラーも70年ジャズベースをモデファイして使ってましたね。
まぁ見た目がかっこいいんですよね。
特にブロックのインレイがかっこいい!
フェンダーメキシコは初体験だったんですが、
しっかりと作られて安定してるし、ぼくはジャパンより好きですね。
やっぱりどっちかというとUSAよりの立ち位置なんだな、と再認識。
![Fender '70s Jazz Bassヘッド](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2013/02/P2011763-450x337.jpg)
購入した動機
やはり「"ローズウッド指板"を試してみたい!」というのが大きな理由。
ジャズベースとしてはずっとMoonのジャズベースをメインにしてきましたが、
こいつは立派なメイプル指板で、カリカリでコリコリな音がして、
当時、青木智仁氏にお熱を上げていたぼくとしては最高のポイントでした。
ただ、今は枯れたサウンドにも魅力を感じるし、
ローズウッドの少し粘ったようなサウンドを弾いてみたいという
ありがちな無いものネダリ欲求が出てきてしまったのです。
中古での購入
中古品での購入ということで、状態が気になるところでしたが、
状態はかなり良好でした!
ネック、各部品にも問題はなく、前のユーザーは丁寧に使ってたんやなぁ。
![Fender '70s Jazz Bass](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2013/02/P2011764-450x337.jpg)
しかし中古品ならではの"改造"がいくつかありました。
ブリッジとピックアップが純正のものから交換されています。
ブリッジは"BADASS BASS II"に、ピックアップはD社のものに換装されてました。
![Fender '70s Jazz Bassバダスブリッジ](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2013/02/P2011766-450x337.jpg)
この仕様で弾いた感じ、ミドルの勢いがよくてロック向きの感じがあったので、
ブリッジの"BADASS BASS II"はありがたくそのままに。
ピックアップだけ換装することにしました!
ピックアップを換装
先日、メインで使用しているMoonジャズベースのピックアップを
Lindy Fralinに付け替えました。
(過去記事→ジャズベースのピックアップを"Lindy Fralin"に)
その時に取り外した"Moon純正ピックアップ"を、こいつに載せることに。
使用感満載のピックアップ!
![Fender '70s Jazz Bass](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2013/02/P2011767-450x337.jpg)
結局、どやねん?
Moonのジャズベースと比べると、
どうしても劣る部分は多いですが、元の値段も違うので。
値段にしては、こいつもかなりええベースやと思います。
でかいアンプで弾いてないので、サウンドの感想としては微妙なんですが、
かなりブライトなサウンド。少しミドルが弱いような気がします。
いわゆる「ヴィンテージサウンド」ではないですね~。
(まぁこれはピックアップの影響もあると思いますが…)
いじりやすい音だとは思うんで、いろいろ試してみようと思います!
![Fender '70s Jazz Bass](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2013/02/P2011768-e1359682798959-450x600.jpg)
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ウンチクですが、
フェンダーのU.S.A.の工場とフェンダーのメキシコの工場は
国境を挟んで隣り町の隣り合わせ見たいな至近距離に有ります。
どこかに空撮写真が有りましたが本当に近い距離感
例えば、神崎川を挟んで兵庫県の尼崎と大阪市内の府県境に同じメーカーの工場があるようなイメージ。
メキシコは税金、他諸々のコストが安い為、製品が安くなる理屈。基本的な仕様や製品管理は本国アメリカと同じ(わざわざ敢えて変えるとコストアップに繋がり不経済?)
そんなに工場も近いんですねー。
フェンダーメキシコはUSAのエントリーモデルという感じで考えてましたが、
あながち間違ってないのかもしれないですね。
フェンダージャパンよりオススメですね、MEX。
経営不振からフェンダーがCBSから現在の経営陣に売却されて
スワ?頑張るべ!と蓋を開けたら、既に生産拠点工事は売却された後で、新たに新製品の生産から経営を建て直しすら出来ずさらには不良在庫野山。
その窮状を救ったのが日本のフジゲンと神田商会と山野楽器のジャパンフェンダーを展開していた日本連合軍?
当時の数年間、フジゲン生産のフェンダーがU.S.A.を纏って屋台骨を支え、
ジャパンフェンダーの日本連合軍は正にホワイトナイト(経済用語)となってフェンダーU.S.A.を物(資金)心三面?で支えたのは有名な逸話です。
ジャパンフェンダーはある意味で本家を凌ぐ商品力を有して本家を脅かす存在となっていた(目の上のなんとやら)のが(昔の恩義を忘れて)先般、伝家の宝刀を振りかざして一刀両断に破脚したばかり。