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輪行バッグの使い分け
飛行機輪行用に買った"オーストリッチ OS-500"を含めると、
実に4つ目の輪行バッグとなる今回のお買い物。
「輪行バッグなんて、そんなに何個も要らん!」のですが、
荷物を制限されたり、使うシチュエーションも違うと、
ちょっと使ってみたくなるアイテムなんですよね…。
と言っても、自分の中ではキッチリとルールがあって、
場合によって使い分けるようにしています。
「飛行機輪行/宅配用」
飛行機に自転車を積み込みたい時、
事前に配送で自転車を送りたいときに重宝しているのが、
「オーストリッチ "OS-500"トラベルバッグ」という輪行バッグ。
北海道、沖縄への飛行機輪行、
そして徳之島へ自転車を運んだ際に使用しました。
折りたたんでもかなりかさばる輪行バッグですが、
飛行機輪行には欠かせないアイテムです。
![自転車を飛行機に預けました](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2013/01/P1181659-450x337.jpg)
「しっかり輪行用」
輪行が移動の主体になってくる場合は、
「オーストリッチ ロード220」を使用しています。
往復共に輪行をする「アワイチ」のときなどに使いますが、
特に"現地で荷物を預けることができる場合"には
この輪行バッグを使うようにしています。
(携行もできますが、ちょっとかさばる。ボトルケージにはなんとか入る。)
![製品本体](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2014/05/P1000778-450x337.jpg)
「お手軽輪行用」
これは片道だけ輪行の場合などに使っています。
「150km先の目的地まで走り、帰りは電車で輪行」
こんな感じの使い方の時に重宝しています。
こちらは「身に着けて走るとき用」という感じでしょうか。
「タイオガ コクーン」という、
前輪だけ外すタイプの輪行バッグを使用していました。
![タイオガコクーン大活躍](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2013/05/P5030173-450x337.jpg)
さて、こんなに輪行バッグを持っているのに、
なぜ新しいものが欲しくなったのか…
という、どうでも良い話が始まります。
タイオガコクーンの代わりに
さてさて。
「気軽に輪行用」として使用していたタイオガコクーンですが、
これは非常に便利な逸品です。
前輪だけを外して収納するタイプで、
後輪はつけたままなので、エンド金具も必要ない。
輪行の手間は最小限。
バッグ本体も簡易なものなので、携帯にも便利。
そしてなにより"とても安く"て、コスパ最強の輪行バッグです。
ただ、ここ数年で輪行のルールが厳格化された、
というのか、曖昧なルールがキッチリと決まってきたことで、
一部の鉄道なんかでは、違反対象になったりならなかったりで、
ちょっと「グレーゾーンなアイテム」という感じになってしまい、
小心者でビビりで偽善者で貧脚のどうしようもないぼくは、
なんだか使うことに躊躇いを覚えるようになりまして、
一旦、コクーンさんとは距離を置くことに決めたのでした。
そして別のコンパクトな輪行バッグを探すことにしました。
コンパクトリンコウバッグ購入!
前輪だけ外すタイプと、前後輪を外すタイプ。
どちらにもメリットがあり、迷うところではあるのですが、
前輪だけを外すタイプは、置き場所云々もありますが、
駅のホームなんかを歩いているときに、
人やモノに当ててしまったことも経験していたので、
やはり前後輪外しちゃったほうが良いという結論に。
その中で色々と探していたのですが、
やはり「コンパクトさ」を念頭に置いて探すと、
この輪行バッグが一番かなということになりました。
「モンベル コンパクトリンコウバッグ」
![コンパクトリンコウバッグ](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2014/12/IMG_3416-500x333.jpg)
コンパクトさ、簡易さを売りにしたシリーズですが、
これは随所で評判を目にする人気アイテムですね。
最大のウリは、やはりこの"サイズ"。
ペットボトルと比較してもこのコンパクトさ!
荷物を増やしたくないときには抜群の輪行バッグですね。
![ペットボトルとのサイズ比較](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2014/12/IMG_3417-500x333.jpg)
これなら少し大きめのサドルバッグにも入りますし、
フレームにくくりつけても、そこまで邪魔になりません。
手軽な巾着タイプ!
本体は大きな巾着のようになっていて、
外れた両輪が固定された逆さ向きの自転車に、
ヒョイっと被せてキュっと絞るだけで、輪行スタイルに。
なんという手軽さ。
![巾着タイプ+固定ベルト](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2014/12/IMG_3419-500x333.jpg)
簡単な説明は本体にも記載されています。
![説明書き](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2014/12/IMG_3420-500x333.jpg)
youtubeで秀逸な動画を発見したので、
参考ばかりにここに貼り付けておきます。
2分で輪行の作業をしてしまうという達人のワザ。
家で早速試してみましたが、2分はさすがに厳しい。
でも両輪を外してフレームに固定するだけ。
少し時間はかかりましたが、なんとか形にできました。
![収納してみました](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2015/11/s-IMG_20151122_200607-500x281.jpg)
エンド金具を使用するオーストリッチ220なんかに比べると、
かなり簡易な方法なので、衝撃なんかには弱いとは思いますが、
ちょっとした輪行に使うのであれば、
コンパクトで手軽に使えるのは大きなメリットですね。
使ってみて分かった!(デメリットも)
ということで…。
早速、こないだ大阪から白浜へ走った際に使用してみました!
輪行で「白良浜→(バス)→白浜駅→(電車)→大阪」という道のりでした。
簡単に輪行できる利点を十分に生かして、
輪行準備などは素早く完了できました…が。
今回の輪行で二つの事件がありました。
どちらも使用者の不注意が招いた惨劇。
緩めていたクイックリリースが運んでいる途中で紛失
トップチューブに傷が!?
輪行を解除した際に、クイックリリースの"受け"が紛失が発覚。
持ち運んでいる途中で緩んで落ちてしまったらしい。
急遽、同行者の持っていた「エンド金具」の受け部分を借りて
最悪の事態を逃れました。
トップチューブの傷は理由がよく分かってないんですが、
ガリっと一部塗装が見事に削れてしまいました(!)
これは翌朝、出勤前に準備していて気づいて、
「おれのカーボンヌフレーム!」と朝から絶叫モノでした。
(でも、いつ何でそうなったのかは本当に分からない…)
どちらも使う側の不注意以外なにものでもないんですが、
巾着型の「下空き」という仕様が、「手軽さ」というメリットの反面、
この輪行バッグの"弱点"でもあるなとは感じました。
きっちりと管理ができる人であれば、
ほんとに手軽な輪行バッグとして活躍しそう。
めんどくさがりなぼくには、オーストリッチ220のほうが向いてるかも。
「しっかりと梱包しないと収納できない」というのは
デリケートな輪行作業には意外と肝心な要素なのかもしれないな…
こんにちは〜。
私も最近、輪行袋購入を検討していたので非常に参考になります。
やっぱりオーストリッチが王道なんでしょうかね〜。
どうも、こんにちは。
輪行バッグもいろいろありますが、
使っている人はダントツにオーストリッチが多いですよね。
携帯するなら、ロード220か軽量なL-100が定番になっているように思えますね。