はじめに
普段はお散歩ツーリングばかりしているぼくですが、
ひょんなことより「ヒルクライムレース」に、
出ることになりました。
ヒルクライムレースに出るのは、
昨年の「富士ヒルクライム」以来です。
普段そういうのに無縁なので、
少し緊張しながらのエントリー。
今回出場したのは、
『第一回 吉野大峰ヒルクライムレース』。
桜で有名な奈良吉野山、修験道である吉野奥駆道に沿って走る吉野大峰林道を一気に駆け上がるヒルクライム。 全面通行止めで行う距離16.8km獲得標高932m本格的ヒルクライムレースです。
大阪からだとそれなりに近い立地。
そして参加しやすい時期、
イベントじゃないと走らなさそうな道!
というおもしろそうなところもあり、
ノリ半分で参加することにしてしまいました。
今回は、最近活動が活発になってきた、
我らがトリオ「チームロゼ」で参戦です!
(ようやくチームらしい活動が!)
しかし、心配事もありました。
骨折明けで、身体が戻ってきているところで、
前回のライドでは「膝痛」を発症しました。
膝、大丈夫かしら。
16.8kmもヒルクライムするなんて不安すぎる!
あー、ヒルクライム走りたくないー!
という感じで挑んでまいりましたが、
果たして無事に完走できたのでしょうか…
(え、完走目標!?)
車載で現地へ!
「吉野なら自走で行くでしょ!」
なんてい言えるはずもなく、
今回は車載、あまえび号に積んでもらいました。
ありがとう。本当にありがとう。
ロゼさんとぼくとあまえびさん、
3台の自転車を積んで出発だ!!
途中であまえびさんが、
誓約書を忘れたことが発覚しましたが、
「絶対なんとかなるので大丈夫!」という、
謎の確信で全く動じないあまえび氏。
そんなこんなで、吉野に到着!
自転車を組んでから、当日受付へ。
誓約書を忘れたあまえびさんも、
滞りなく受付完了です!
お守りとか当日に使えるクーポンとか、
そういうものがもらえました。
1時間前くらいから、ゼッケン番号ごとに整列。
富士ヒルしか参加したことのなかったので、
これくらいの規模がとても心地よく思う…
今回のゲストライダー、山本元喜選手を発見!
体つき見るだけで、全然違うのが分かる・・・。
ぼくとあまえびさんは同時刻にスタート。
スタート時間の違うroseさんとは、ここで一旦お別れです。
がんばりましょう!
駐車場からスタート地点まで、
少しだけ移動をして、
スタートライン手前で待機。
いよいよスタートが迫る!!
レーススタート!
いよいよスタート!
目標ペースもほぼ同じで、
同時刻スタートのあまえびさんとは、
何故かスタート直後からペースが合わず、
早々に各々散りました。
序盤はオーバーペースになりがちなので、
ガーミンのパワー値を見ながら、
自分のペースをキープして走ります。
がんばって走っていると、
清々しいくらいに追い抜かれます。
みんな速いなぁ。
そんな追い抜いて行く集団の中に、
twitterでお世話になってる”ANCHORさん”を発見!
(ジャージと自転車で分かりました。)
「おお、今の絶対にそうや!!」
と思いながら背中を見送るのでした…
みんな速いわ。
その後に最後方からスタートした
山本元喜選手に猛スピードで抜かれまして、
なんというか、圧倒の走りでした。
「パワーで登る!」って感じの走り方で、
消えゆく背中をポカンと見るしかなかった。
今回は、もちろん初めて走る道なので、
事前に勾配などは確認していましたが、
そのイメージに違わない感じで、
激坂は少なく、5~8%を登る感じでした。
しばらく登っていると、
だいたい同じペースの人が分かってきます。
後方から追ってきていた若者もその一人。
着いたり離れたりで、
しばらく同じようなペースで走っていました。
途中の激坂区間で僕と並んでるときに
「路面悪いですね。」と話しかけてくれて、
そのまま少しだけ話をしたんですが、
「最初に飛ばしすぎてスタミナ切れました…」
と言って後方に下がって行きました。
「ガンバレー!」と叫んだぼくでしたが、
あの時は戦友感がありましたね…。
登りばかりではない今回のコース。
こういうときにはeTapは大活躍でした。
細かいシフトチェンジも手間にならず、
フロントの変速も躊躇なくできるし、
普段よりも頼りになりました。
そんなこんなで、
16.8kmもあった道のりは、
徐々に徐々に消化されていきます。
ラスト5kmくらいで、
心肺が辛くなってきたんですが、
意識して走っているうちに少しずつ回復。
最後の2kmくらいで少しペースを上げて、
残り1km地点で、少し小太りのオッチャンと
「ラスト1km、がんばりましょう!」と言い合い、
最後の500mあたりでスパート。
ただ最後は思っていたよりも勾配も緩く、
少し出し切れない感じはりましたが、
なんとか無事にゴールできました!
タイムは「約65分」。
ショボイ結果になってしまったんですが、
自分の実力を考えると頑張れたなぁと
思える結果になりました。
距離が短いし正確な比較はできないですが、
富士ヒルのときと同じくらいのペースで、
走りきれているはず。
骨折もあったわりには、
これでもしっかり発揮できたほうかなーと。
レース終了後の色々
ゴールしてからroseさん、
そしてあまえびさんと合流して、
いろいろ感想を言い合ったりしまして、
無事に走り終えられて良かったなぁと言う、
実感が沸いてきました。
ゴール後、ゼッケンなどの返却を行いまして、
後は良く分からない待ち時間に。
その間に山本元喜選手に写真を撮ってもらいました。
やった!
そしてここでANCHORさんと少しお話ができました。
なんとも気さくで方で、会えてよかったなぁ。
ぼくは本当に人見知りなので、
こういうときになんにも発揮できないのが悔しい…。
機会があれば、
ぜひ”スイーツポタ”でご一緒したいですw
予定スケジュールをドンドン押していく中で、
個々に下山している人が、結構出てきてました。
近くにいたスタッフに確認をしてみると、
閉会イベントに参加しないなら、
別にもう帰っても良いよってことだったので、
早々に下山を開始。
路面も悪いところが多く、
確実にマイペースで下れるほうが安心。
途中で走ってきた道で立ち止まって、
写真を撮ったりしながら、ゆっくりと帰りました。
絶景やん!
途中、分岐点があって、
距離が短いほうを選んだら、地獄の激坂でした。
ダウンヒルも怖くなる激坂って…
やっと吉野のお店が立ち並ぶエリアまで
降りて来れたので、ここでランチにしました。
参加者には”協賛店で使えるクーポン”が貰えたので、
それを使ってちょっと贅沢なランチを頂きました。
ガーミンのデータを確認したりして、
終わった後のお楽しみも満喫。
その後は集合場所だった駐車場まで下り、
帰り支度をして吉野を後にしました。
ありがとう吉野!!
ここから温泉に行って、汗を流して、
家から持ってきた服に着替えようと思ったら、
その着替えを車に忘れてきちゃってて、
結局またジャージを着なくちゃいけなくなった
「早くパンツ履きたい事件」とか、
個人的には吉野以降も峠がありましたが、
比較的平和に帰路に着きました。
ヒルクライムレース、楽しかった!
忘れた頃にまた出よう。
おわりに
本当に参加する直前までは、
「膝も心配だしDNSしようかな・・・」
とまで思っていた吉野大峰ヒルクライム。
実際に参加してみると、
めちゃくちゃ楽しめました。
今まで巨大なイベントにしか、
参加したことがなかったのでいろいろ新鮮でした。
閉会イベントに参加しなくても良い
というのは、良く分からなかったけど、
混雑を避けて下れたのは良かったと思います。
あの道は大勢で下ると危ない気がする。
富士ヒルの前哨戦で出た人もいると思いますが、
あれだけの距離を登るコースも少ないし、
勾配もだいたいは穏やかなところが多く、
少し距離は足りないものの、
富士ヒル前には良いかもしれないですね。
その富士ヒルに比べると、
おそらく初心者層が薄いかと思われるので
全体の偏差値は高い感じがあります。
そういうところでもおもしろかったですね。
後は個人的な走りの反省点が沢山。
膝痛が出なかったのは嬉しいところですが、
実力不足は痛いほど身に染みたし、
もう少し走れるようになりたいなと、
思わされる結果になりました。
クライマーじゃないことを証明できた(泣
今後のロードバイクとの向き合い方も
少し見直したほうが良いかもしれないな…
(やっぱりローラーか!?)
最後になりましたが、
一緒に参加してくれたお二人、
特に車を出してくれたあまえびさんには、
多大なる感謝をー!
そして吉野大峰ヒルクライム関係者の皆様
ありがとうございました~。
うちの家族が写ってますねwww
私はレディースだったんで先頭スタートでしたが、気持ち良く皆さんに抜かされておりました( ;∀;)
山本選手始め、男子総合一位を争うような方々の走りを間近で見れたのは良かったです♪
応援に来られてたんですね!
当日「家族で応援に来てはる人もいるなぁ」くらいに思ってたんですが、まさかでしたw
上位陣の走り、見たかったな~。
ほんとにみんな速いので勉強になりましたね・・・orz
お疲れ様です。
いつも楽しく拝見しております
ヒルクライムレースに出る時点で、もうカテゴリーは『坂バカ』ですね(笑)
作成されたルートラボを参考にしようとしているのですが、なかなかのコースなのでいつも躊躇しています。
また参考にさせていただきたいので、いろいろお願いします。
週末に一年ぶりに淡路島ですが、私は個人的に乙女ショートカットルートです。
「坂バカ」!!
まさかそのワードが出てくるとは思わなかったですw
確かに登るだけのレースなんておかしいですよね~
あの雨の淡路島以来ですか?
淡路島、楽しんできてください~
(猫には気を付けてください・・・)