グラベル用にリム内径25mmのホイールを!「Reserve 40」と「SHIMANO WH-RX880」を購入!

はじめに

グラベルロードを買ったとき、私は仲間内でもこう言っていた。

「完成車のままアップグレードは考えていない」
「グラベル用ホイールは重くても良い」

手に入れる前は、走る場所の9割が舗装路になるだろうと踏んでいたのだ。ロードバイクの延長線上のつもりだった。しかし、蓋を開けてみればどうだろう。グラベルを走るのが、めちゃくちゃに楽しいのだ。

これまで歩んできた人生の中で、あらゆる場面において「柔軟さ」がいかに大切か、身をもって学んできたつもりだ。
他人と比べればささやかな経験則かもしれないが、そういった学びから前言撤回をしたい。それこそが私の柔軟性なのである。

「新しいホイールが欲しい!」

もちろん、私にもそれなりの言い分はある。

一つは「重さ」だ。完成車に付いていたホイールは1,850gほどあり、とにかく重い。前述の通り、重さはある程度許容していたつもりだが、走れば走るほど「どうにか軽くならんのか」という思いが膨れるばかりだったのだ。

そしてもう一つ切実な理由があった。それは「リムの内径」である。
付属ホイールのリム内径は21mm。太さ45Cのタイヤを履くことを考えるといささか細いのである。運用上は問題のないとされてはいるが、実際に45Cで低圧にしてみると、タイヤがヨレる感覚があり、これがあまり気持ちの良いものではなかった。

やはり、内径は25mmは欲しい。

買うための大義名分が揃ったかと思うと、物欲はさらに加速度を増してゆくのであった。

AIが言うには・・・

もはや買うことは正当化された。あとは「押すなよ!絶対に押すなよ!」と言いながら、誰かが背中を押してくれるのを期待するだけだ。しかし、この物欲に本当にメリットがあるのか一抹の不安もあった。

そこで、今どきのやり方、AI(Gemini)に聞いてみたのである。要点は以下の通り。

  • アルミリムからカーボンリムに変わるおそらく
  • ホイールだけで400gほどは軽量化される
  • リム内径が21mmから25mmになる

これのメリットはあるのだろうか、と。その答えがこれだった。

内径25mmのカーボンリムへのアップグレード、かつ400gの軽量化となれば、それはもう「別のバイクに乗り換えた」と感じるほどの劇的な変化になります。

アルミリムからカーボンリムへ、さらにワイド化と軽量化が同時に行われることで得られるメリットは、単なる重量増減以上のものがあります。

1. 「剛性」と「快適性」の絶妙な両立

アルミリムを軽量化すると、どうしても剛性不足(たわみ)が出やすくなりますが、カーボンは「軽くて硬い」のが特徴です。

  • ダイレクトな加速感: ペダルを踏み込んだ瞬間にホイールが反応し、力が逃げずに路面へ伝わります。
  • 振動減衰性: カーボン特有の性質として、微細な振動を吸収する能力が高いため、45cのタイヤと組み合わせることで、魔法の絨毯のような極上の乗り心地になります。
2. ワイドリム化(25mm)によるタイヤ性能の覚醒

今の21mmリムに45cを履かせるよりも、25mmのカーボンリムに履かせる方が、タイヤのポテンシャルを120%引き出せます。

  • 低圧でも安定: カーボンリムの精度の高さとワイド幅により、タイヤのサイドウォールがしっかり支えられます。1.5bar〜1.8barといった超低圧でも、コーナーでタイヤがヨレることなく、安心してバイクを倒し込めます。
  • エアボリュームの増加: リム幅が広がることでタイヤ内の空気量が増え、クッション性がさらに向上します。
3. 登坂での圧倒的なアドバンテージ

グラベルの登りは、砂利でタイヤが空転しやすいため、一定のペースで綺麗に回す必要があります。

  • 400g軽いホイールは、慣性抵抗が少ないため「回し続ける」のが圧倒的に楽になります。
  • 特に斜度がきつくなった場面で、重いホイールなら足が止まりそうなところを、スッと一踏みで乗り越えられるようになります。
4. 信頼性と見た目の満足度
  • 最近のグラベル用カーボンリムは、衝撃耐性が非常に高く設計されています。ガレ場でのリム打ちに対しても、アルミよりタフなケースも少なくありません。
  • そして何より、ワイドなカーボンリムに45cの肉厚なタイヤを履かせたルックスは、グラベルバイクとして最高に「仕上がっている」状態になります。
結論

内径25mmのカーボンリムへの変更は、グラベル走行における「正解」の一つです。

  • 21mmアルミ: 「とりあえず走れる」セッティング
  • 25mmカーボン: 「意のままに操り、どこまでも遠くへ行ける」セッティング

400gの軽量化があれば、長距離を走った後の疲労感も明らかに変わるはずです。もし予算が許すのであれば、これほど満足度の高いアップグレードは他にありません。

お前、めちゃくちゃ背中押すやないか!!!

想像を遥かに上回る押しの強さだ。「101回目のプロポーズ」の武田鉄矢と双璧を成す。

冒頭の「それはもう別のバイクに乗り換えたと感じるほどの劇的な変化になる」なんて、明らかに盛り過ぎとも思えるが、ここまで言われると清々しさを覚える。

しかし、私はターミネーター2世代だ。ナメてもらっては困る。AIが暴走したらサラコナーが大変なことになるんだぞ。AIの言うことなんて胸に刺さるわけがないやろ。You Could Be Mineやっちゅーねん。

そうして間もなく、私は背中を押された感覚が忘れられなくて、ホイールを買ってしまったのであった。

前置きが長くなりました!

前後、別のホイールになった

さて、何を買おうかとなったところで、直視しにくい現実が見えてきました。

「ホイールがたっかい!」

数年前なら「ガイツーで買う」という手があったが、今はもうそれも使えない。安さだけを考えると、スペックだけやたら立派な中華ホイールも候補になるだろうけど、それは避けたかった。

そんなところで悩んでいたら、前輪・後輪が別々であれば安く手に入れられそうだったので、背に腹は代えられず、それに甘んじることにしました。

フロントホイール「Reserve40(DT SWISS 370) 」

Reserveの40mmハイトリム「Reserve40」の完組ホイールが、フロントのみ安く買えたので飛びついてしまいました。7.2万くらいだった。
リムの内径は25.5m。重量も680gということで、なかなかええ感じ。

おそらく安かった要因としては、ハブがエントリーグレードの「DT SWISS 370」だからだと思う。スターラチェットじゃないけど、耐久性を考えるなら別にデメリットとも言えないかもしれない・・・。

もちろん新品で購入したけど、本来は完成車付属か何かだったんじゃないかと邪推してる。

もちろんチューブレス対応。かっこいい!

リアホイール「SHIMANO WH-RX880」

そしてリアはシマノのGRXシリーズ「WH-RX880-TL」を購入。こちらは新古品を手に入れました。4万くらいだった。

“C32″の文字から分かるように、リムハイトは32mm。内径は25mm。フロントのリムハイトが40mmなので、リアのほうが8mmハイトが低いという、変なことになってしまいました。あはは。

マイクロスプラインのハブが付いている状態で、重さ769g。

というわけで、履いてみるとこんな感じに。

フロントは、リザーブかっこいい・・・

リアは、シマノあんまりかっこよくない・・・

ランチ代込みお小遣い4万円のサラリーマンの限界はこんなものでございます。

おわりに

思惑通り「重量」は前後で約1450gに収まり、肝要の「リム内径」も25mm以上となりまして、目指していたスペックは、一応達成できた形となります。

もちろん買うときに留意はしていましたが、どっちも地味デザインなおかげで、あまり違和感がない仕上がりになっているかと思います。もはや言われないと気付かないレベルなのでは・・・。

前のホイールと比べてタイヤのボリュームがしっかり出ていて、低圧で運用した時もヨレることなく走れています。おかげさまで心に余裕を感じております。

言わずもがな軽量化の恩恵も大きいです。激坂や平坦のスピードに乗るまでの感覚は特に違いを覚えています。さすがAIの言うところの「これほど満足度の高いアップグレードは他にありません。」ってやつだな。

あと、Reserve40で平坦を走っていると風切り音が聞こえるのが好き。スピードはそんなに出ていなくても「おれは今、風を切って走っているぜ!」という感じになれます。素敵。

これでグラベル乗り回すぞー。



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