憧れのカーボンホイールへ!!Fulcrum Racing Quattro Carbonをしばらく使ってみて

はじめに

実は今年の頭にニューホイールを買いました。
憧れの「カーボンクリンチャー」です。

数年前に「Campagnolo Neutron Ultra」を買い、
その性能には「とても満足」していました。

元々レース志向なワケでもなく、
自分を追い込むタイプでもなく・・・

ただのロードバイク徘徊おじさんなので、
シビアな性能までは追い切れないのは分かりつつ、
カーボンクリンチャーなホイール、
「Fulcrum Racing Quattro Carbon」を購入。

年始から使い始めているので、
もう半年以上、4500kmほど乗っていますが、
今はお気に入りになったこの愛用ホイールについて、
ちょっと文章にしてみようと思いました。


↑後川にて

 

「Racing Quattro Carbon」を選んだワケ

今回の物欲に関して、
簡単な流れを書いてみるとこんな感じでした。

→フレームを替えました。
→ローハイトリムのホイール地味すぎるやん!
→ある程度のディープリムにしたい。
→アルミのディープは重いからダメ。
→もうカーボンしかないな!!(岸部シロー風)

昨年、フレームをLapierreにしてから、
この流れでホイールも替えなければ!
という熱い思いが物欲を刺激しました。

ローハイトリムのホイールは、
自分の走りには合っているけど、
「見た目がとても地味」なのが唯一の欠点。

カーボンホイールにすれば、
見た目も性能も手に入れられる!?

↓ちょっと地味な気がしてた

そんな理由から始まっていたので、
リムハイトが40mmくらいあるホイールの中で、
探してみることにしました。

 

候補を絞る作業。

今回色々と考えていた中で、
選択肢を減らしていくための選定条件を、
ある程度はっきりさせておく必要がありました。

と、書いてみたものの、
「クリンチャーが良い」というのと、
「予算は15万円くらいまでかな?」という、
なんのこだわりもない条件しかなく…
それでもいくつか絞れてきたので、
下記の候補の中から選ぶ感じになりました。

  • FFWD – F4R
  • Campagnolo – BORA ONE 35 Carbon
  • Reynolds – ATTACK
  • Reynolds – ASSAULT
  • Fulcrum – Racing Quattro Carbon

どれもリムハイトがそこそこあって、
(↑Reynoldsだけ29mmと少し低い)
ガイツーを利用すればと言う前提で、
予算に収まるモデル・・・

と思っていたんですが、
「BORA ONE」は少し予算オーバー。
早々に、そっと候補から外しました(涙)
(特価の時だと手が届いたかも!?)

後はMAVICなんかも考えましたが、
ちょっと好きになれない理由もあって、
候補には入れませんでした。


昔から憧れだったFFWDは、
ブレーキングでリムが溶けてしまった事例や、
某有名ショップのブログで酷評されていたり、
あまり良い印象がなかったので、
候補からソっと外しました。

最終的にReynoldsとの二択でしたが、
スペック的にはReynoldsも捨てがたいんですが、
“結構カッチリとしたホイール(カタイ)”という評判と、
そのデザインが好みではないということ。

そしてもう1つの理由は、
少し前にdaicon氏がASSAULTを購入したこと。
身近な人と同じホイールはヤダなっていう、
そんなクソみたいな理由もありました。

当時は某所での特価が出ていたので、
10万円ちょっとで買えたりして、
価格面でもかなり魅力的で、
それでいて「チューブレス対応」。
重量も程よく軽く、安心のレイノルズ製品。
かなり迷ったんですが、候補から削除。

チューブレスを使う気持ちがあれば、
こちらを選んでいたかもしれない。

 

Racing Quattro Carbonを選択!

40mmのリムハイトでフルカーボン。
ブレーキ面には上位モデルと同じ3Diamant処理。
重量はカタログ値は1555gですが、
「なぜか実測は1500g前後」と言う謎のブレ。
(なぜか良いほうにブレている)

追記[2017.11.20.]

手元のホイールを実測してみました。
やはりカタログ値よりもだいぶ軽い!

理由は分からないけど、
これぞ嬉しい誤算。

↑追記終わり。

 

機材にそれほど明るいワケではありませんが、
「これが売り!」と書きにくいホイールで、
買いやすい価格帯のはずなのに、
意外とユーザーが増えない印象の製品ですね。

ただ国内海外問わず、
購入者のインプレはどれも好感触で、
「万能に使える」というものが多くみられました。

基本的に「決戦用」とか「ヒルクライム用」とか、
そんな使い分けはするつもりはなかったので、
この「万能に使える」というのは、
とても僕にとっては重要な部分だったので、
そのインプレはとても参考になりました。

実物を見たときに、
意外と高級感があったのも、
ポイント高かったです。

 

使ってみてどうだったか

比較対象は「Campagnolo Neutron Ultra」、
そして「Pro Lite Bracciano A42」くらいですが、
簡単に思ったことを書きます。

ただの徘徊おじさんの感想なので、
もちろん感覚以外の根拠はありませんです。

 

Campagnolo Neutron Ultraとの比較

Neutron Ultra(以下、ニュートロン)と比較すると、
最初の漕ぎ出しはニュートロンが軽く、
「あれ?」と思ったりもしましたが、
そこはリムの形状の違い(重量)を考えれば当然。

平地の巡航はやっぱり違います。
クアトロカーボンのほうが伸びが合って、
ある程度まで行くと回ってくれる感じはありますし、
そこまでにいく加速の感じも、
クアトロカーボンのほうが伸びる印象です。

ただリムハイトの問題で、
横風に弱いのはどうしようもないところで、
風が強いときにそれなりに横に振られます。
(↑そこまでの風は滅多にないけど、横風は怖いです)

ヒルクライムのときは、
常識範囲内の勾配だとあまり分かりませんが、
激坂(15%前後くらい)なんかを走るときは、
同じ悶絶の中でも、ニュートロンのほうが軽い、
漕ぎ出しと同じような感覚があって、
二つの違いが感じられました。


↑四国カルストにて

一番懸念していた「硬さ」ですが、
ニュートロンから履き替えても違和感がなく、
「ロングライドでもガンガン使える!」というのが、
魅力の一つかなと思います。

「万能」って書かれていた理由が、
この辺にあるのかなと言う気もしますね。

Pro Lite Bracciano A42との比較

同じくらいのリムハイトのホイール、
「Bracciano A42」(以下、ブラッチャーノ)と、
比べると差は明らかでした。

ブラッチャーノで感じでいたデメリットが、
全部解消されているような印象ですね。

ブラッチャーノは固いホイールなので、
ロングライドには向いていない性格でしたが、
クアトロカーボンはロングライドでもばっちり。


↑金沢にたどり着けずDNFライド(真ん中)

30km/h以下の速度域だと、
ブラッチャーノは重く感じることがありましたが、
(むしろ40km/hから出番!みたいな感じ。)
クアトロカーボンはそれを感じません。

単純にブラッチャーノは”重量”に起因している
問題も多いのかもしれませんが、
この二つを比較してみると、
「クアトロカーボンは万能に使える!」と、
セミディープリムの印象がガラリと変わりました。

まぁこの二つのホイールは価格帯も全く違うし、
比べることすらナンセンスなんですが、
同じくらいのリムハイトのホイールの経験が
これくらいしかないので、
一応、比較対象にしてみちゃいました。

もしブラッチャーノから、
クアトロカーボンに買い替えたりしたら、
「なんじゃこれ!すごい!」ってなるでしょうね…


↑北海道フレッシュにて

 

カーボンの利点は!?

なぜカーボンリムを選んだかと言うと、
前述したことの繰り返しになりますが、
カーボンの最大の魅力はこれだと思います。

リムハイトがあっても重くならない!

ニュートロンのような、
「ローハイトリムのホイール」も良いですが、
やはりレーシーなカーボンバイクには、
ある程度の「ディープリムを履かせたい!」

ニュートロンとクアトロカーボンの重量は、
さほど変わらないです。

アルミだと重さが付いて回りますが、
カーボンであればリムの重量を犠牲にせず、
リムハイトを上げることができますね。

見た目がかっこいいのが正義だ!

最終的にはこれですね、やっぱり。

 

ブレーキは効くのか!?

買う前からの心配事が「ブレーキ性能」でした。

特にぼくはダウンヒルが苦手なので、
下りでも結構ブレーキを引きずったりします。
カーボンリムには不安がありました。

しばらく使ってきた感触として、
結論から書いてしまうと、
今はこういう風に思っています。

アルミリムと「挙動が違う」!

「ブレーキが効かない」と言えば、
もうそこまでになっちゃうんですが、
なんとなく持っていたイメージとは、
違う感じがしたので。

昔、本当に効きの悪い
サードパーティ製ブレーキを使ってたことがありますが、
そういう類の「効かないブレーキ」とは、
全然違います。(って当たり前やけども。)

アルミリムのブレーキと比べると、
断然メリハリはつけにくい感じはあるし、
「減速の挙動も違うので注意が必要!」というのは、
実際にめちゃくちゃ体感しました。
ダウンヒルは特にそれを感じる。

クアトロカーボンで六甲山を下ったりとか、
吉野ヒルクライムの長い下りとか、
普段も山谷関係なくガンガン使っていますが、
特に問題なく使えていますので、
変に心配はしていません。

と言いながら、
四国カルストに行ったときは、
やたらダウンヒル区間が長かったので、
アルミリムに履き替えて走りましたが…


↑吉野のヒルクライム大会の下山途中(真ん中)

ただ雨の時は要注意です。
リムが濡れると一気に止まらなくなって、
それこそアルミと比べると大差ありです。
雨の中走るなら使いたくないかな…

今のところ、
付属の純正ブレーキシューしか使ってないですが、
例えば”スイスストップ”とかに換えると、
また少し違った感触になるかも?

 

音鳴り対策はトーイン!

少し話は逸れますが、
ホイールを換えてすぐはブレーキがクソでした。

それというのも少し強く握るとロックしちゃうし、
ブレーキングのときの音鳴りがひどく、
「カーボンリムとは斯くの如き扱いにくさなのか!」
と憤慨していたんですが、
簡単な処置で改善されました。

「トーインをちゃんとつける!!」

よくよく確かめてみると、
ほぼブレーキシューのトーインをつけずに
運用をしてしまってました。

ブレーキ調整の工具を用いて、
調整し直すと(しかるべきトーインを付けた)、
音鳴りや安定しない挙動は解消されてしまいました。

本当にこういう調整は大切だなと、
強く感じた出来事でした。

 

買った後に安くなる!

そんなクアトロカーボンですが、
ぼくが購入したすぐ後に、
こんな変化がありました。

国内販売価格が超下落!!

希望小売価格が下がりまして、
日本国内でも買いやすい値段になりました。
2万円以上改定されたはず。

値段でものの質を決めることはしませんが、
これだけ価格が下がると、
やはり思うことはあります…

まぁガイツーの価格は、
それほど下落はしていないので、
ええ相場では買えたとは思いますが、
“お買い得感”は薄れてしまって、
物欲モンスターとしてはちょっと残念でした。

 

おわりに

いつも通り感想文を書くつもりが、
良く分からない駄文に終わってしまいましたが、
一番伝えたかったのは、
「結構気に入って使ってますよ」ってことでした。

しかしこのホイールの難しいところは、
その値段にあるような気がします。

アルミのハイエンドホイールと、
ミドルグレードのカーボンホイ-ルの、
ちょうど狭間くらいの価格帯。

エントリーグレードのアルミからの
買い替えだとええかもしれませんが、
それなりのアルミホイールからの買い替えだと、
性能のグレードアップというところでは、
もしかすると肩すかしな部分もあるかもしれません。

これ以上高いホイールを履いたことがないので、
比較はしようもないのですが…
10万円でこのホイールが履けるなら、
値打ちはあるなぁとは思います。

ただもう少し背伸びをすれば、
上のグレードにも手が届く…?

そういうのを思うと少し複雑な気もしますね。
10万円前後でカーボンホイールを探しているなら、
選択肢に加えてみても良いホイール!
だと思いますよ~。

 

 



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