[ACID JAZZ] Newtone / S.T.

「あまり聴いていないCDを引っ張り出そう!」

というよく分からん企画をひとりでたてて、
ひとりでCD棚を漁ってみた。
そらもうわんさか出てくる在庫の数々w

昔は聴いていたけど、なぜか聴いていないCDとか、
なんか第一印象が悪くてお蔵入りしているCDとか。

後者の場合は結構イメージが払拭されるのが多くて、
買った当時とは趣味が変わったりして、
意外と今聴くと楽しめました、みたいなことはよくありますね。

今回、その代表みたいなやつが現れました。
こいつです。

Newtone / S.T.

by カエレバ

もうこれはかなりの傑作!
期待してなかった分、久しぶりに聴いてて力んだw
なして何年も聴いていなかったのかわけが分からん。
昔のおれ、どういうことやねん。

この一作だけで姿を消してしまったNewtone。
日本盤の帯のコメントを佐藤竹善が書いていることも注目ポイントw
その洗練されたサウンドはJamiroquaiっぽくもあり、
どこかincognitoっぽくもあり、。
Groovyかつポップでキャッチーなメロディがツボる。

ボーカルはどこかハスキーな男性ボーカルで、
Jamiroquaiのジェイケイにも似た印象もあって、
これがまた良い。

ホーンセクションのアレンジもバッチリ決まっていて、
かなり完成されたサウンドだと思います。
なんでこんな素晴らしいアーティストが本作だけで消えるのか。
音楽産業はどうなっているのか。

“Wish I Sang Like Marvin Gaye”

Samuel Purdeyなんかももっと精力的に作品を出して欲しい。
まぁある意味ではこういう音楽は”Acid Jazz”という
非常に短期な音楽ムーブメントの中の一つでしかなく、
流行の去った、廃れた音楽の象徴みたいなもんなのかもしれんなぁ。
音楽の流行というのは良く分からんけど、
良くも悪くも、音楽性がそこで最重要視されるということが、
意外と忘れられるケースも多いのが、ちょっと残念。
ハードロックなんかも大きいとこでは同じやろうし。

昔の音楽でも再評価されるべきアーティストはたくさんいる。
それは「音楽史上の功績が」とかいう類ではなくね。
まぁそういうと”マニアック”という言葉がついて回るし、
結局、「一部の」ということになってしまうし、
ある程度のセールスが伴わない音楽なんて、
死んでいるも同然となってしまうのが非常に惜しい。
なんか本格的によくわからん話になりましたが、
この「Newtone」、よくブッ○オフで250円で並んでいます!w
Jamiroquai、Incognitoあたりが好きな人は一度聴いてみては?
勝手におすすめします。

ついでにサミュエルパーディもおすすめしときますw

by カエレバ

JUGEMテーマ:No Music, No Life



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