はじめに
先日、アコースティック編成でライブをする機会があり、
エレアコベース"Ibanez AEB10E"でステージに立ちました。
セッティングをするとベースからノイズが…
何が原因かなぁと探っていると、大事なことを忘れていることに気づきました。
「あ。これアース取ってないからですわ。」
ということがあり、
さすがにノイズ対策をしないとあかんなぁ、と思い今回重い腰を上げてみました。
というかほんとに素人なので、サッパリわからんままにやってみました。
ブログに書いておいてアレですが、みなさま参考になさらぬようにお願いします。
弦アースが取れない!
「弦を触れているときは、ノイズがならない」状態にする、
"弦アース"にするのが、もっとも良い方法だと思うんですが、
このエレアコベは弦がナイロン弦なので、この方法が使えません。
というか、このベースはブリッジが木製なので、
そもそもこの方法をどうやってとるのか、素人のぼくにはサッパリわかりません。
「要は金属パーツに触れている」状態を作ればいいので、
"通常弾くポジションで触れるボディに、銅板でも貼ってみよう"。
「一番触れている時間の多い場所」といえば、やはりフィンガーレスト。
元々指の置くところがないベースなので、
「フィンガーレスト兼アース取り」を付けてみよう!と相成りました。
フィンガーレストを有効活用しよう!
早速、材料を東急ハンズに買いに行きました。
銅板とフィンガーレスト用の木板、そしてリード線。
![銅板と線と桜の木](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2014/05/P1000886-450x337.jpg)
まず木板に銅板を取り付けていきます。
銅板を木板と同じ寸法に切ります。(ハサミでも切れました。)
![フィンガーレスト制作](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2014/05/P1000888-450x337.jpg)
銅板と言っても"とても薄い"ので、手でグンニャリ曲がりますので、
グンニャリならぬよう、印をつけたら、固いもので挟んでキレイに折り曲げます。
L字にして2面を銅板仕様にします。木板とは両面テープで接着。
ちなみに今回、接着はほとんど両面テープで行います。
昨今の両面テープは非常に優秀なのであります。
![銅板接着](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2014/05/P1000890-450x337.jpg)
これでフィンガーレスト部分は完成。
え、ダサい!?
プリアンプのところから引っ張る
当初、インプットジャックの辺りから線を引っ張ろうと思っていましたが、
試しに比較的ボディのホールに近い"プリアンプ部分側面"に触れてみたら
ノイズがなくなることが分かったので、ここから引っ張ることにしました。
![プリアンプ部](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2014/05/P1000887-450x337.jpg)
そしてその線をフィンガーレストにハンダで固定。
これで「フィンガーレストの銅部分に触れるとノイズが軽減される」ようになりました。
![フィンガーレストとつなぐ](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2014/05/P1000891-450x337.jpg)
後はこのフィンガーレストをボディに固定する作業です。
こんなものは両面テープで付ければ良いんです。
というわけで、固定完了!
![装着完了](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2014/05/P1000892-450x337.jpg)
ノイズは軽減したけどスマートではない
これで「フィンガーレストに指を置いている間はアースが取れる」という
応急処置的な対策は施すことができました!
しかし、方法として合っているのか微塵も自信がないことに加え、
作業中からうすうす気づいてはいましたが、
見た目的に、「ひとつもスマートではない」というのが課題となりました。
もう少し楽器内で解決できる方法がないもんでしょうか。
博識の方のご意見お待ちしております。
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