【近況報告】術後から半年が経ちました【左上腕近位端骨折】

はじめに

事故から半年以上が過ぎました。

6月半ば、左カーブの先から対向車がインを突いて曲がってきて接触。ドーンと飛ばされて「左上腕近位端骨折」という怪我を負いました。肩の関節のとこが脱臼してバキバキに折れる重傷。泣いた。

【近況報告】ロードバイクで事故って骨折しました【左上腕近位端骨折】

2022/06/23

そこから入院手術・リハビリなどの通院を経て、割と復活した感じで毎日を過ごしております。(ブログだけ読んでたら「もう完治してるんちゃう?」と思われてたりして・・・)

半年の節目で何か書こうかと思ったんですが、リハビリが当初より長引いたこともあり、書くタイミングを逸しておりました。

前回(半月ほど前)の通院で、リハビリも終了となりました。このタイミングで備忘録的なものも含めて、現況を書いておこうと思います。

リハビリが終わった

怪我の治りは順調のようで、先日の診断でも「骨は問題なく、くっつき始めているよ。」ということでした。
前述のとおり、リハビリ期間が当初の予定よりも延びたため、先日までリハビリに通っていましたが、それも終了。あとは自主リハビリと定期的な診察で経過観察といった流れになります。

リハビリが終わったというのは、「元通りに回復したよ!」ってことではなく、ある程度見込める回復を終えたからということなのでしょうか。

腕を前から上に挙げる動作だと、可動域は140〜145度くらいまで回復しました。当初は「135度くらいまで挙がれば・・・」と言われていたので、思ってたよりは少しマシになった感じでしょうか。これはリハビリの先生にも褒めてもらえたですよ。

少し前のツイートですが、リハビリ中の可動域はこんな感じでした。

腕を横に、大の字に広げて、そこから上まで挙げていく外転の動作。それと腕を外に広げる外旋の動きは、まだ制限が大きいですね。この辺の動きづらい部分が後遺症で残っていくのでしょうね。

後遺症は残る。それが人生。

保険など

お金の話。
ロードバイクを趣味としている人は、しっかりと保険に入っていると思うので、改めて言うようなことではないと思いますが・・・

保険は大事だぞ!

傷害保険に入っていたため、入院手術&通院についてはしっかり保障されました。いわゆる「骨折ボーナス」だ。
お金ではどうにもならないこともありますが、そのお金がもらえることで、もしかしたらLYNSKEYのフレームが買えたり、北海道に家族旅行に行けたりするかもしれません。

常日頃、家でもそんな話ばかりしているからか、「パパが骨折したから旅行行けるねん」というようなことを子どもが口走っているのを耳にしました。頼むからよそでは言わないでくれ・・・

あんまり保険の内容のことを書いてしまうと、生々しさが出てきてしまうので割愛!
ただ、「弁護士特約の付帯している保険にしたほうが良い」というのは重要なことでした。これによって、かなり精神面でも負担が軽減されております。これが大事。

相手とのこと

向こうは個人ではなく、レンタカーとの法人契約の保険会社。それ故なのか、かなり強気でめちゃくちゃです。こちらに知識がないことを良いことに、なんかウソに近いことを言ってくるので、非常に困りました。

そういうこともあったので、相手(の保険会社)とのやり取りは全て弁護士におまかせすることになりました。

まだ具体的な解決には至っておらず、話によると治療が一段落ついてからの争いになるとのこと。”今年中に終われば良いほう”ということらしく、まだまだ時間がかかりそうです。

訳のわからない運転をしてきたくせに、先方は過失割合について強気な提示をしてきているらしく、至極遺憾。なんか慰謝料が多額になる恐れがあるので、そういう動きをしているかもしれませんが、考えると腹が立ちますね。

こんなものに個人で立ち向かっていけば、とてつもないストレスを負うに決まっているので、もう弁護士にお任せするのが一番なのです。

なんか半分忘れた頃に解決することになりそうですね。まぁ自分のことなんですけど、なるべく関わらないように…というと変ですけど、少し距離を保ちながら対応していきたいと思っています。

感じる体力の低下

今回の事故を経て、体力が一気に低下しました。
しばらくは安静時心拍も高止まりで、事故前くらいの数値に戻るのには半年程かかりました。

ロードバイクに関してだと、前と同じパフォーマンスまではなかなか戻れないでいます。パワーメーターとは残酷なもので、事故前と比較すると今だに10〜15%ほどの落ち込みが見られます。(ZWIFTのワークアウトがどれも達成できなくなった!)
幸い、元々そこに強く執着していないので、それはそれで受け入れつつ、楽しく走ってる今日このごろです。

しかしこれに関しては疑問もありました。
半年以上も経って、前と同じ頻度で自転車に乗っているにも関わらず、こんなにパフォーマンスが戻らないなんてことある!?

色々と思いめぐらせていることで、ひとつの可能性に気がついてしまったのです。
「もしかして、これはただの老化現象なのでは!?」
奇しくも自分の若さに疑いを向ける良い機会となりました。(我、齢38なり)

そこに一石を投じるべく、始めたのが「ランニング」です。

ランニングをはじめた。

ランニングを始めたのは9月半ば。
初回5kmジョギングをしてみました。すると翌日、悶えるほどの全身筋肉痛に見舞われたのでした。
そこで自覚した、自分は「運動不足のおっさん」だということ。これが良い滑り出しとなりました。

その後も、筋肉痛や関節部の謎の痛みに襲われるという、初心者あるあるの洗礼を浴びました。そろそろ慣れたかなというタイミングで盛大に靴ずれしたりで、当初は週1ペースでなんとか走れるくらいの体たらくでした。

痛みや不調が出なくなったのは11月ごろ。それからはある程度の頻度で走れるようになりました。運動不足のおっさんから普通のおっさんになるのに、2か月もの期間を要したのでした。

休日は自転車に乗りたいので、なんとか平日のすきま時間を見つけては、ボチボチ走っております。
「子どもを保育所に送り届けてから始業時間まで走る」なんて感じが多かったりするので、一度に走る距離はあまり伸ばせず5〜8kmくらいで終わることがほとんど。
走行距離は11月/80km弱、12月/70km。1月/60km弱くらいでした。でもまだまだ走りたい気持ちはあるぞ!

そこで、さらなるすき間時間捻出のため、先日はじめて「帰宅ラン」を実施!
仕事終わりに「家に向かって走って帰る!(厳密には子どものお迎えの保育所に向かって走る)」という謎の背徳感と高揚感でめちゃくちゃ楽しい。これは癖になりそうだ!

子供の頃から自転車に乗るのは好きだったけど、長く走るのは大嫌いでした。高校の時のマラソン大会は下から3番目だったし、マラソンと剣道とプールの授業なんかは、取得単位を計算した上で、許す限りサボり尽くした記憶しかありません。
ほんと、人間生きているとなにかしら変わっていくものなんですね。

ちなみに今回ランニングを始めてみて、「これは所謂クロストレーニングか!?」と一人でソワソワしてたんですが、何かしらの感じられるような効果は今のところは皆無。パワーもぜんぜん戻らへんやないかい!

特に痩せるわけでも自転車が速くなるわけでもなく、いつもより洗濯物が増えただけです。
敢えて挙げるなら「ゆっくり走れば10kmくらい走れるぜ」という謎の自信が付いたことくらいでしょうか。とても役に立たない。

妻はフルマラソンをサブ3.5で走るランナーなので、いつか一緒にお散歩ランしてみたいなぁと思っています。・・・って、なんの話やねんこれ。

おわりに

自転車での怪我は今回が初めてではないのもありますが、一番ダメなのはとにかく落ち込むことだと思っています。
「やってしまったことは仕方ない!」というのは実は大切な思考なのでは、と勝手に感じている今日このごろです。できるだけ割り切ってしまって、楽しいことを中心に考えて生活していきたいですね。
なにか反省すべきものさえ拾ったなら、後はつまらないことを振り返っちゃダメなのさ!しらんけど。

というわけで、近況報告にもなってないような駄文でお届けいたしました。

しつこいけど、ロードバイクに乗る方は、保険には入りましょうね。
人のためにも自分のためにも!!



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