大阪から約200kmの道のり!鈴鹿山脈を越えて彦根へ行くウネウネ山岳ライド!

はじめに

先日、大台ケ原を走ったのが楽しかったので、
なにか味をしめてしまったところもあり、
再びロゼさんと「200kmくらいでどっか行きましょうぜ。」
という話になりました。

関連記事→  日本百名山の「大台ケ原」へヒルクライム!

前回、ルートはロゼさんにお任せだったんで、
今回は僕がルート考案担当としてコースを練ることに…。

ぼくは6月に富士ヒルクライムを控えている身なんですが、
持ち前の"緩さ・ヘタレ"を遺憾なく発揮しておりまして、
どうも"トレーニング的な乗り方がなかなかできない"。
だるまの要望 → ある程度は山を走りたい

一緒に走ってもらうロゼさんはヒルクライマー。
獲得標高は高いほうが走り甲斐があると思っている(はず)。
ロゼさんの要望 → とにかく山道を走りたい(=勝手な推測)

という二人の合致した要望(一人は憶測)を叶えるべく、
ルートを選定することにしました。
今回の条件はこれだ!

200km程度の距離で、
そこそこ山を登るルートにする!

熟考をした結果、
大阪から鈴鹿山脈をウネウネして、
彦根まで走ることになりました!

 

木津川を越えて信楽へ

待ち合わせは4時40分。
最近こんなのばかりなので、慣れっこ。

今回はちょっと余裕を見て少し早目に到着。
ロゼさんは25km以上走って待ち合わせ場所に到着。
(この人は一体何時に起きたんだ・・・)
いざスタート!

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まずR163で清滝峠を越えて、木津川まで出る算段。
5時くらいになれば外もぼんやりと明るくなってきて、
日の出が早くなっていることを実感します。
夏の到来を感じますね~。

朝焼けの中、写真を撮ることもなく、そのままR163を走り、
途中、山田川沿いへエスケイプしたりしながら、
無事に木津川を越えました。

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ここからが強烈な向かい風との戦いでした。
和束町に入ると、景色は変わり一気に山に入って行きます。

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しばらく川沿いを走るR5でジワジワと北上をしていきます。
朝方だからなのか、交通量もさほどなく走りやすかったです。

この辺りはお茶の産地なので、
普段とは違う茶畑のある景色が新鮮です。

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途中から道も狭くなり、山里を抜けていくような道へ。
新茶の季節でお茶畑も青々としてて、なんだかええ感じ。
この辺りで道幅一杯のバスとすれ違って、
日本の公共交通網に驚く。

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しかしずっと向かい風でスピードも出ない。
写真では伝わらぬ少し辛い区間なのでした…

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そんなこんなで滋賀県に突入!
京都は通り抜けただけになっちゃいました。

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ここからようやく大きな道、R307"近江グリーンロード"に入り、
しばらくしてコンビニにて最初の休憩です。
さすが信楽!コンビニにもこんなのがおりました。

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このR307ですが、少し走ると信楽狸が大量に出迎えてくれます。
でかいやつなんて、本当に怖い。
夢に出るからやめてほしい。

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ちなみに。
前回、大阪から四日市まで走ったときは、
かなりお世話になったR307なのですが、
今回は別のルートで鈴鹿山脈へと向かいます!

関連記事→  鈴鹿スカイラインを走る!大阪~信楽~四日市へ!

 

ウネウネ田舎道を走る

ということで、
早速R307を離れ"県道50号"を使って東進していきます。
今回は初めて走る道が多いのでワクワクなんですが、
この県道50号はおもしろい道でした。

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道幅が狭くなってきて、林道の雰囲気が出てきました。
適当に選んだルートですが、これはアタリだったかも!

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この時は車も全然通らずサイクリングロード状態。

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たまに広い道へ合流するんですが、この時の解放感も良い!
信楽・伊賀の山里を堪能だ!

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たぶん、もうこの辺りは三重県。
県境を行ったり来たりして、さらに東進していきます。

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そして再び県道に入って行くのです。
この控えめに小さな標識がなんかええ感じですね。

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しかし一つだけ言っておきたい。
「県道、アップダウンだらけやないか!」

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小さい登りで緩急を繰り返して、田舎の道を走る。

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そして、しばらく走った県道50号に別れを告げて、
「富士スタジアムゴルフ倶楽部」を抜けて北上。

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そして「歴史ルート公園鹿深の道」という
おもしろい名前の付いた道を走って行きますが、
これまたアップダウンの応酬を浴びるのでした…

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そんなこんなで、うねうねな里山道を走って、
こういう景色ばかりの素敵、かつ厳しい道を満喫です。

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しばらく道なりに進んでいると、
少し勾配がキツくなってきて、たどり着いたのが「大原ダム」

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この辺りは既に鈴鹿山脈のふもとに位置しているようで、
鈴鹿国定公園の看板が立ってました。
やっと鈴鹿山脈のふもとに足を踏み入れたのかな?

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そのまま甲賀市の土山へ。

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二回目の休憩地点、道の駅「あいの土山」に到着。
予定よりかなり早く着いてしまったため、
まだお店も開いてなかった…

どうしようか相談しているときの愛車をパチリ。
今回の装備はこんな感じでした。
ダブルボトルにするために、ツールケースはダウンチューブに装着。
輪行バッグはサドルバッグに収納。
そして金色に輝くのは「水曜どうでしょう」のステッカー!

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さてさて。
相談の末、休憩は少し先にあるコンビニに変更。
目指すは鈴鹿スカイラインだ!

 

ダムを越えて鈴鹿スカイラインへ!

コンビニの休憩を経て、R9を北上して行きます。
ここいらからバイクの往来も多くなってきて、
いよいよツーリングコースに出てきた実感がわいてきました。

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しかし風が強い…
前を牽くロゼさんに一度離されると追いつけないよ。

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そんな中、前方になにやら見えてきました。
またしてもダムや!

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「青土ダム」というダムです。
いよいよ「鈴鹿スカイライン」の標識も出てきて、
徐々に鈴鹿山脈に近づいている実感も。

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それほど迫力はなかったけど、
とても開放感があってええ感じのダムでした。
しばらくは、このダム沿いに進んでいきます。

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ダムに流れ入る「野洲川」を遡るように北上していきます。
またこの道が快走路で抜群でした。
向かい風がなければもっと気持ちよかったのに…。

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そのまま川沿いを北上して行きますが、
見える景色は徐々に変わり、走っていてとても良かった。

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そして鈴鹿スカイラインの入り口、
「野洲川ダム」へ到着しました。

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いよいよ、鈴鹿スカイラインへ向かいます!

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激走!?鈴鹿スカイライン!

野洲川ダムを越えて、しばらくはダム沿いの道を走ります。
なんとも気持ちの良い道なのです。

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徐々に勾配も出てきて、いよいよ登坂区間に入ります。
途中に大きな「鈴鹿スカイライン」の看板があるんですが、
STRAVAだと、ここがスタートになってました。

そこを越えると本格的な登坂区間が始まります。

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勾配が8~10%くらいの坂道が続きます。
一年前とは違う感触を味わいながら、着実に登坂していきます。
早くもロゼさんがどっかに行ってしまった。

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ふと前を見ると、上のほうに今から走る道が見える。
勾配は二桁を越える箇所は少ないくらいなんですが、
ここに来るまでの過程もあってか、キツイものはキツイ…。

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徐々に登ってくると、さっき走った道のりが見下せます。
さっき見ていたあたりを走っているのかな…とか思いつつ、
ジワジワと標高をあげていきます。

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後半は少し勾配も緩まるので、楽になります。
前に女の人が走っていたので、ええカッコ見せようと思って、
スイスイ~という雰囲気で抜き去って見ましたが、心拍数はマキシマム。
ゼエゼエ言いながら頂上の武平トンネルを越えれば、
なんとかゴールです。

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というワケで無事に最初の難所を越えました!
疲れたー!!

三重側には、かなり自転車の人も多くいました。
きっと六甲山とかと同じような感じで人気のスポットなんだろうな。

トンネルを抜けたら人がいっぱいいた

頂上に居ても仕方ないので、すぐにダウンヒル。
しかしこの眺望は素晴らしいですね。

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三重側は傾斜もきついので、ダウンヒルは慎重に…。
途中で、前回は立ち寄れなかった「湯の山温泉」へ。

「男はつらいよ」で、寅さんが落ちた橋はコレや思ってましたが、
後で調べてみると、別の橋でした…。

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でも偶然写真を撮っていたりして。
寅さん、マドンナの弟とケンカしてこの橋から落ちたんですよねって、
ちょっと話題がマニアックすぎるか…

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寅さんスポットが堪能できたので満足。
湯の山温泉を後にしてR577で一気にふもとまでダウンヒル。
鈴鹿スカイラインよ、ありがとう!

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降りてきました

ここで少しお昼休憩。
コンビニに立ち寄るつもりでしたが、急遽近くの蕎麦屋さんへ入ることに。

蕎茶亭(きょうさてい)まるやま
http://tabelog.com/mie/A2402/A240203/24003779/

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すだちそば、あっさりしててめっちゃうまかった!!
あっさりしたものが食べたかったんですが、
もうスバリこれ!と思える夏の蕎麦でした。

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無事にランチも済ませたので、
後はまたまた鈴鹿山脈を越えて彦根へ戻るだけだ!

 

石槫峠(旧道)を越える

ここからはR306を北上して、
R421を通って西進、彦根へ行くという予定です。

あれが今から越えていく山なのだろうか…戦慄。

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R421に入り、徐々に出てくる勾配をこなしていきます。
正直、もうやめてくれと思うくらいしんどかった…

いよいよヒルクライム!

竜ヶ岳の入り口でもある「宇賀渓」の看板を脇目に淡々と登る。
向かう先、「石槫(いしぐれ)峠」はまだ先なのです…

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そしていよいよ、旧道の分岐点に到着。
この石槫トンネルは4km以上ある超級トンネルなので、
自転車で通るのは絶対に避けたい場所。
そこで"便利な旧道を使って滋賀県側へアクセスしちゃおう"
という計画でした。

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もちろん事前に調べてはいたんですが、
ここに来て旧道に、「通行止め」のゲートがあることを知る。
ん~、通れないことはないはずなんやけど、どうしたものか…
今さら別の道を模索するのも厳しいので、
ダメなようなら引き返そうってことで、
様子見で入ってみることにしました。

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しばらく進んでいきますが、意外と路面は平和でした。

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確かに車は通れないけど、自転車では問題なさそう。
そして途中でロードバイクのバードウォッチャーとすれ違い、
他にも人がいることが分かったので少し安心。

車両止め

車が入れないようにコンクリートの堰があるんですが、
ここからが石槫峠の本番といった感じでした。

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そのまま進んでいくと砂の浮いたところがあったり、
路面に枯葉が積もってたりするんですが、
枯葉の箇所は激坂(12~15%くらい)なので、ちょっと怖い。
ここは少し押して進むような感じになりました。

砂が浮いている区間もあり

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激坂はしばらく続きます。

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途中でハイカーのグループやバイクの人たちと
すれ違ったりしつつも、なんとか頂上に到着。
後半はずっと10%越えでキツかった…

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一番上は三重県と滋賀県の県境でした。
そしてこちらにも堰のコンクリがありました。
バイクの人たちはどこから来たんやろか…

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ここだけ切り取ると少し異様な風景ですが、
駐車場にはたくさん車が停まっていて、
登山客の起点となっているようでした。

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周りを見渡すと、結構高いところにいるのが分かります。
あれ、なんか山肌を動いてるものが…

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と思ったらトレッキングをしている人でした。
あんな恐ろしいところを歩くのね…

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さてさて。
ここからは一気にダウンヒルでございます。
少し寒かったのでウインドブレーカーを着用。

ダウンヒル

ここからバーっと下っていきました。
滋賀県側の入り口はこんな感じでした。
三重県と滋賀県の温度差を感じる出入り口。
通り抜けてすいませんでした。

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山を下ると、そこには清流"愛知川"の流れる絶景が待ってました。
なんやこれ、最高やん。

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そして川のそばにある「道の駅 奥永源寺 渓流の里」へ。
さっき食べた蕎麦はもう消化されたということで、
名物?「永源寺ダムカレー」を食す!

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これで難所はすべて越えたはず。
後は彦根までは楽勝!とか言っていたんですが、
ここからが辛い区間だとは、
ルートを引いた本人も気づいていなかったのでした…

 

酷な山道区間で彦根まで!

ここからは、山裾を抜ける細い道を通って、
「できるだけ都会を走らない」道を選んでいたのですが、
これがなかなかインパクトのある道だったのです。

県道34号線。
インパクトだらけの道でした。

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永源寺からしばらくはカフェや工房なんかがあって、
なかなかおもしろい感じのところでした。

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しかし、しばらく走っていると、憂うほどにアップダウンがある。
「もう登りたくないですね~」とか言っていた矢先に峠。
やめてほしいのである。

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二桁勾配の続くかなり厳しい道でございまして、
もうボロボロになって登ったのは言うまでもないです。

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必死の思いで登りましたが、
後で調べてみると、破壊力のワリに名もなき峠のようでした。
こんな凶悪な峠…誰か名づけてくれ。

一番上にはこんなものがあったみたいですが、
しんどすぎたのでスルーしちゃいました。

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そしてそのまま道なりに進むと、路面に水路が!!
「洗い越し」というやつらしく、道が水路になっているんです。
(結構、これがある道はレアなようです)
この日は水量が少なくて良かったけど、
こんなもん自転車で越えるの怖すぎるやろ!
(写真で見るより、しっかりと水が流れてました…)

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次第に道は川の流れに沿うように走って行きます。
この辺りからは快走路!
路面も見通しもそこそこなんですが、気持ちの良い道でした。

川沿いを走る

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そのまま走っていると「犬上ダム」へ出てきました。
少し鬱蒼としていて、あまり雰囲気の良くない印象やったんですが、
釣り人がたくさんいはりました。

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そんなこんなで濃かった県道34号線とはお別れ。
変な像に見送られて、このまま琵琶湖方面へと走ります。

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急に近所まで帰ってきた気がする「多賀」の文字。
彦根までは後もう少しです。

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そして彦根市へ突入!
がんばったらちょうどええ時間の電車に間に合いそうだったので、
街中を必死に走って彦根駅へ向かいます。

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多賀の辺りを走る

そして無事に到着!
乗りたかった電車にも間に合う16時ごろ着。
やったね。

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ここからは輪行で帰宅。
最後のほうはゆっくり休憩をしたりしたんですが、
予定時間を大幅に巻くことができて良かった。
かなり充実した195kmでした!

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おわりに

ルートラボとかでコースプロフィールを見ていて、
なんか分かったような気持ちで実際走ってみると、
その予想の範疇を越えることが多々ありますが、
今回はそれの代名詞みたいな展開の数々でした…

前半の向かい風や、
ずーっと地味なアップダウンがあったりして、
内容としてはめっちゃヘビーでしたが、
ドッキリサプライズな展開で面白かったですね。
県道50号、県道34号、どちらも濃かったなぁ。

今回は大きく寄り道をして彦根まで走りましたが、
走行距離は白浜へ行った時とほぼ同じでした。
なんとなくルートを見てみると、名古屋のほうが近いような…
片道200kmって意外と色んな可能性を持っているのかも!?

 

今回の軌跡

距離: 195.71 km
平均速度: 22.1 kph
カロリー: 6,051 C
時間: 8:50:40
高度上昇: 2,824 m
平均気温: 22.7 °C

 

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2 Responses

  1. お疲れ様でした。相変わらずハードな旅で…。(^^;
    石槫峠の状況や、鈴鹿山脈の西側の情報などとても参考になりました。ダムカレーの道の駅、立ち寄ったのですがお正月だったので閉まっていたんですよね、知らなかったです。またのカレーグルメレポート楽しみにしています。(笑)

    • だるま より:

      本当に山だらけで疲れてしまいました・・・

      石槫峠は通り抜けがグレーゾーン?なので、
      あんまりオススメはしにくいんですが、
      トンネル回避できるレアな道ですね。
      ほとんど問題なく走れましたよ~!

      道の駅どころか、
      一度大阪のカレー激戦区(谷町四丁目界隈)にも
      いらしてくださいw

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