[ロードバイク配送] ヤマト便を使ってロードバイクを送ってみた!

ヤマト便

※ 追記 ヤマト便のサービス内容が変わりました。

2017年にヤマト便のサービス内容が変わりました。
ここに書いてある配送方法については、
今となっては使えないサービスになりました。

今のロードバイク配送サービスについては、
別でまとめてみたので参考にしてみてください。

【ロードの輸送・宅配】ロードバイクを配送するためのサービスを比較してみた!【ヤマト・佐川など】

2019/01/31

ということで、
以下は過去の体験談としてお楽しみください。
サイクリングヤマト便を使用するときは、
ちょっとは参考になるかもしれません。

 

はじめに

先日、ツーリングの話で書きましたが、
今回「”奄美諸島・徳之島”でロードバイクに乗る」という
類まれな機会に恵まれました。

伊仙の海岸

そして、その一大プロジェクト達成のため、
「ロードバイクを事前に発送する」という手段に挑みました!
その時のアレコレを備忘録も兼ねて書いておきます。

ツーリングについてはこちらを参照。

 

事前配送を選んだワケ

徳之島への交通手段は、
“飛行機” or “飛行機+フェリー” or “フェリー”と、
いくつか選択肢はあるんですが、今回は飛行機で行くことになりました。

それなら「ロードバイクも飛行機輪行だ!」と決め込んでいましたが、
よくよく考えると、なかなか微妙な条件が揃っています。

  • お盆の時期に行くので“混雑必須”
  • 途中で乗り継ぎがあるので“荷物心配”
  • めっちゃ小さい飛行機に乗るので“荷物心配”

自転車メインの旅ではないので、
パッキングした自転車を持って移動するのはやはり厳しい。

それ以外にも、
関西から徳之島へは直行便がないので、
鹿児島空港で飛行機を乗り継ぐ必要があり
それも心配材料でした。

さらにさらに!
鹿児島からの乗り継ぎ飛行機は、
「JACの”小さい飛行機”」なので、
荷物の“積載量に制限が出てくる可能性”もある様子。
まぁそんなことは滅多にはないかとも思うんですが、
なにかとめんどくさそうです。
というワケで、すぐに結論は出ました。

「今回は自転車を輪行するのは厳しい!」

こうなったら少しお金はかかりますが、

「直接徳之島に送り付けるしかない!」

というわけで、
自転車は事前に発送していくことにしました。

 

ロードバイクの配送サービス

ロードバイクを配送するサービスはいくつかあります。
ざっと調べただけで3つのサービスがありました。

  1. シクロエクスプレス
  2. カンガルー自転車輸送便
  3. ヤマト運輸(サイクリングヤマト便 / 普通のヤマト便

上記のサービスを比較してみました。

どのサービスもそれなりに配送料も高いので、非常に悩みました。
今回の”奄美諸島へ送る”という条件だと、
ヤマト便が頭一つ抜けて安く、値段以外の面でも、
他サービスよりしっかりしているイメージもあるので、
「ヤマト便」で送ることにしました。
(もちろん価格は発着地でそれぞれ違うので場所によります。)

ちなみに「サイクリングヤマト便」は”JCA会員”のサービス。
年会費2,000円を払えばタグがもらえて、
それを使うと、
“通常のヤマト便より安い料金(60kgサイズ)で送ることができる”
というメリットがあります。

年に何度か利用する予定があればメリットになりますが、
今後利用する予定もなく、時間にも余裕がなかったので、
今回は「普通のヤマト便」を利用しました。

 


ヤマト運輸のサービス変更

※ 2017年5月31日 追記

先日、ヤマト運輸より、
「サービス内容変更」が発表されました。

運賃改定はまぁ仕方がないなぁとか思ってたら、
もう1つ重要なサービス内容の変更点がありました。

「ヤマト便の規格変更」

要はヤマト便として一定以上の大型荷物の
請負をやめますよってことのようです。

具体的な変更点としては、
「お荷物1個につき、三辺合計200cmまで」
になりますよってことです。

この記事でも紹介している、
「OS-500」だと、このサイズに収まりませんので、

“OS-500″でヤマト便は利用できなくなる!

ということになりました。

関連サービスだと、
「らくらく家財宅急便」というサービスを使えば、
大きいサイズのものも利用できるようです。

JCAとの提携サービスだった
「サイクリングヤマト便」については、
調べていないので存続は分かりませんが、
少し利用しにくくなってしまいましたね・・・

↑以上、追記終わり


 

自転車の梱包

パッキングについても、いろいろと迷いました。
候補に挙がった手段としてはこの辺り。

  1. 自転車屋さんでダンボールをもらう
  2. オーストリッチ トラベルバッグ”OS-500″を買う
  3. ACOR”バイクポーター”を買う
  4. 配送サービスの専用ものを使う

配送サービスで専用箱を利用するものもありますが、
(シクロエクスプレスなんかは専用箱があります)
今回はヤマト便を利用するので、④はなし。

タダで手に入るかもしれないダンボールが、
コストで考えるとベストなのですが、
着いた先での移動なども考えると、
あまり現実的ではないので①も却下。

最終的に②か③で悩みましたが、
使わないときの収納、着地での車移動なんかも考えて、
思い切って「オーストリッチ OS-500」を買いました。

以前に一度借りて使用したことがあるので、
モノとしての安心感がちゃんとあったのと、
近いうちに”飛行機輪行”をする予定もあったので
少し高い買い物なんですが、思い切って買っちゃいました。

ヤマト便で徳之島へ

厚さ10mmのウレタンを使用したトラベルバッグ。
3つ折りに折りたたむことができますが、
それでも結構デカくて、それなり重いです。
普段電車で使ったりするのには不向きですが、
飛行機輪行や、今回の場合などの用途に関しては、
安心して使用できる、優秀な輪行バッグでしょう。

 

パッキングして詰めてみる

ざっくりと書いてしまうとこんな感じ

前後輪を外して、フロントとリアにエンド金具を取り付け。
サドルはそのままだと入らなかったので、
マーキングして下げました。
リアディレイラーを外して簡単に養生して、
チェーン周りはボロ布を使ってカバー。
ペダルは邪魔になるので、外しておきました。

ホイールはクイックリリースを外して収納。
ハンドルとスポークが干渉しないように注意。
緩衝剤を用意し忘れたので、
ローラー台の下にひいてる繋ぎ合わせる”パズルマット”を
外側にかまして収納してやりました。

パズルマットを緩衝剤に

後は最低限に必要なものを同梱。
空気ポンプは軽いやつなら一緒に入ります。
ヘルメットやシューズ、最低限の工具類も一緒に収納。
ホイールのポケットの横に小物を入れるポケットがあるので、
そこにサドルバッグなんかも合わせて収納。
ヘルメットは傷がつかないように、
服とかタオルとかでグルグルにして同梱しました。

梱包はド素人丸出しでしたが、
今回の徳之島往復を経ても自転車は無傷で無事でした。

 

実際にヤマト便で送ってみた

ということで、
パッキングした自転車をヤマト便で発送しました。
実際に利用してみたときのアレコレを書いてみます。

「ヤマト便の対応/送料」

今回の大阪市内から徳之島(鹿児島県市以外)の往復料金
“往復路ともに100kgサイズで4,677円”でした。(2014年8月時点)
それとは別に20万円分の保険(200円)をかけて発送しました。

ちなみに集荷の対応ですが、
最初に電話で集荷依頼をしたとき、
「”サイクリングヤマト便”じゃないとダメ!」と断られましたが、
改めて別の人に対応してもらうと、
すんなり受けてくれました。

ちなみに徳之島の集荷センターの対応はとても良く、
慣れた感じでサっと処理してくれました。
トライアスロンとかで、結構自転車の扱いがあるからかな?

送料も含めて「往路復路での対応の違い」も考えられるので、
“伝票の控えを持っとく”などの最低限の準備は、
しておいたほうが良いと感じました。

ヤマト便

 

おわりに~使ってみた感想

今回初めて利用しましたが、
感想としてはこれに限ります。

めちゃくちゃ便利!

それなりにお金はかかってしまいますが、
今回のような条件のときには、
とても重宝できるサービスでした。

もちろん破損などのリスクはどうしても付いてくるので、
そこは事前にできる対策、パッキングなどで、
少しでもリスクを回避していくしかないのかな。
過剰なくらいのパッキングをしておいたほうが、
気持ちとしては安心できるかもしれないですね。

後、これは誰も悪くない話なのですが、
今回、台風の影響で荷物が予定より大幅に遅延してしまいました。
これは送り先が”離島”ゆえ、
そして台風の多い地域ゆえ、でもあるんですが、
ヤマト便は「配達日時指定ができないサービス」なので、
「余裕を持って発送したほうが良い」という教訓になりました。

というわけで、
遠方に自転車と行かれる際には、
選択肢のひとつになるかと思います。

犬田布で記念写真

 

 



ヤマト便

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