この記事のもくじ
はじめに
今年に入ってから愛用している「Garmin eTrex30x」。
GPSなんかロングライドしない限りは要らない!
と思いつつ購入したんですが、
結局、よほど良く知っている道を走るとき以外は、
毎回使用しておりまして、
ぼくのロードバイク生活には「必需品」となってしまいました。
こいつには、機能面ではほとんど不満もないのですが、
ひとつだけ大きな不満がありました。
それは…
マウントがイケてない!!
いや、イケていないなんて言い回しは優しすぎます。
私は大きな声で叫びたい。
「マウントがクソや!」と・・・。
これは、そんなクソマウントを改善すべく尽力した
ひとりの男の物語である。
eTrexの純正マウントが使いにくい!
eTrexのマウントについてですが、
ハンドルやステムなどに固定するときに、
非常に便利なのが、純正の「バーマウント」。
ちなみに、ぼくはこのバーマウントを、
edge用のアウトフロントマウントに固定して、
「なんちゃってetrex用アウトフロントマウント」にして、
しばらく愛用してきました。
![dsc01393](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/DSC01393-500x375.jpg)
しかし、この「純正のバーマウント」が、
結構、テキトーな作りをしているのです。
よく聞く評判はこんな感じのもの。
- 固定力が弱くてすぐ取れる!
- キツすぎて着脱しにくい!
→純正パーツのクセして精度が悪い!
ぼくの手元にあるやつは、異様に固い!
着脱にやたらに力が要るので、
疲れてるときなんか、もうイヤになるほどです。
あー同じGarminならedgeマウントが良いなぁ!
DOGEARSで"edgeマウント"へ!
そんな便利なアイテムがあるワケ・・・
いや、あるのです!!
同じ悩みを持ったdaiconさんは、
一足先にこの悩みを解決していたのでした。
そのカギとなるのが、
こちらの「DOGEARS」というアイテム。
本来は"edgeマウントの補修パーツ"で、
ツメが割れてしまったところに、
被せるように装着して補修するという、
これまた、なんともニッチすぎる商品。
![%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a-1](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/ae46b1f460ee46f789c27b264a6cb4212.jpg)
これをeTrexに装着することによって、
「eTrexのマウントをedgeマウント化できる!」
というワケなのであります。
既にdaiconさんはこれをOregonに導入して、
今ではedgeマウントで活用をしているのです。
うまく装着できれば問題なく使えることは、
daiconさんが立証してくれているので、
ぼくも早速やってみることにしました。
DOGEARSを装着する!
というわけで、
早速、手元にDOGEARSが手に入りました。
![dsc01389](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/DSC01389-500x375.jpg)
これの唯一の難点は、
入手経路がほとんどないということですね。
「公式ホームページから買うしかない」という、
なんとも言えぬ買いにくさがあります。
ぼくはdaiconさんが買うときに便乗させてもらい、
自らの手を汚すことなく入手できました。
ありがとう、daiconさん!
お世話になりっぱなしだ!
![dsc01390](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/DSC01390-500x375.jpg)
eTrexに装着するために
普通にedgeを修復するだけなら、
この本体と接着剤があれば済むのですが、
eTrexに装着するとなると、少し工夫が必要ですね。
ぼくは接着剤と長めのネジを購入しました。
ガタガタ動く場所に取り付けるので、
接着剤は"耐衝撃"のタイプをチョイス。
今回は接着面積が少ないため、
敢えて"盛れる"タイプを選んで買いました。
![dsc01400](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/DSC01400-500x375.jpg)
15mmのネジは結果的に使いませんでした。
詳しくは後述。
eTrexのマウントを削る!
当初はこのまま上から、
DOGEARSを装着するつもりでしたが、
「接着面積が少ない」のと、
「厚みが増える」ということが、
少し気になったので、
eTrex側を少し削ることにしました。
もちろん人力で削ります。
めっちゃ固い素材なので、手こずりました。
私は夜な夜な削りました。
途中で後悔をしました。
しかし、もう後戻りできません。
というわけで、こんな感じに仕上がりました。
![dsc01398](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/DSC01398-500x375.jpg)
この作業のおかげで、
当初よりも必要なネジ長が変わってしまい、
15mmだと貫通して電池に干渉するため、
結局付属のネジを使って固定することにしました。
(削らずとも15mmは長いかもしれない・・・)
![dsc01399](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/DSC01399-500x375.jpg)
装着!
少し多めに接着剤を盛り、
DOGEARSをネジで固定して装着。
こんな感じに仕上がりました。
ちょっと汚い感じになってしまった。
![dsc01401](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/DSC01401-500x375.jpg)
アウトフロントマウントに取り付け。
捻るだけで着脱できるなんて、便利!!
![dsc01404](https://www.grooveinlife.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/DSC01404-500x375.jpg)
今回は素人の適当な作業ですので、
もっとシンプルに強度の高い装着方法がありそうですが、
こういう着け方もある、くらいで流し見してもらえたら
それはもう光栄至極です。
しかし、この「DOGEARS」。
使い方次第では、ほかにも実用的な使い道ができそうですね。
はやくAmazonで販売しておくれ・・・。
DOGEARS公式サイト:http://www.dogearsgps.com/
追記(11/22):耐荷重オーバーの可能性?
意外にも反響を頂いているようなんですが、
くまライダーさんより、貴重な情報をコメントに頂いたので、
こちらに追記させていただきます。
マウントはBARFLY2を使用したのですが、
300kmくらい山岳コースを走ったら、
etrex30の重量とDH時の振動で
マウントのプラスチック製の爪が持たずに
割れてしまいました…。
真似をした知合いの方はマウントも金属だったので
特に問題ないそうですが。
お気を付けて~
なんと!
「マウントのメス側の部分が負けてしまう」
というようなことも起こりうるみたいですね・・・。
edgeマウントにしてみれば、想定外の重さですからね・・・。
この方法を使う際には、
頭の中に入れておいたほうが良さそうです。
貴重な情報ありがとうございました!
追記(2017.4.6.):
最近になってREC-MOUNTSより、
類似商品が発売されました。
こちらは使ったことはないですが、
どうやらほぼ同じものと言えそうです。
こちらはamazonでも手に入るので、
かなり敷居が下がりましたね。
実は自分もTLで見かけて同じように付けたのですが、問題が発生しました。
マウントはBARFLY2を使用したのですが、300kmくらい山岳コースを走ったら、etrex30の重量とDH時の振動でマウントのプラスチック製の爪が持たずに割れてしまいました…。真似をした知合いの方はマウントも金属だったので特に問題ないそうですが。お気を付けて~
コメントありがとうございます!
そういうことも起こりうるんですね・・・。
メス側のマウントにも気を付けないといけないかもしれませんね。
貴重な情報ありがとうございます!