手堅いベースプリアンプ! “Albit A1BP TYPEⅡ” (ベース機材・エフェクター)

Albit A1BP TYPEⅡ

メインで使用しているプリアンプについて書きます。
少し昔にも紹介していたんですが、かれこれ3年近く使ってきたので、
改めて加筆&加筆で新たに紹介します。

 

タイトル通りですが、
現在メインで使用しているベースプリアンプはコレ。

「Albit A1BP TYPEⅡ」

Albit A1BP TYPEⅡ


以前、"Atelier Z / MM-BOX"を使用してたのですが、
細かい設定がしにくかったのと、アクティブすぎる音色が、
自分のベースに合わないと思って乗り換えた、という経緯がありました。
今では機嫌よくAlbitを使っております。
 

とりあえず製品仕様を記載しておきます。
(公式HPより拝借)

電源:AC9V(付属専用アダプタ)
コントロール:VOLUME・NOTCH・TREBLE・BASS・H.MID・L.MID・SEND・RETURN・MAS/RETURN
スイッチ:MUTE SW
端子:INPUT・TUNER・SEND・RETURN・OUTPUT・BALANCE・HEADPHONE・AC.ADP.JACK
外形寸法:150mm(W)×106mm(D)×61mm(H)
重量:580g

 

さて。スペックだけだとなんのこっちゃ分かりませんが、
ぼくがこのプリアンプを実用している理由を挙げるとすると…

①"Tuner Out"と"MUTEスイッチ"がある
②音が作りやすい
③アンプの"Power Amp input"推奨らしい

 

こんな感じに大きく3つあるように思えます。
特に上の二つは、「取り回し・音作り」で非常に重要なところ。

 

①"Tuner Out"と"MUTEスイッチ"がある

「Tuner Out」はあったほうが便利なアウトプット。
"チューナーは直列で繋ぎたくない"
という考えがあるので、チューナーアウトはありがたい仕様。

またMuteスイッチを使うことで、
"音を出さずチューニングする"こともできる
ので、
ライブのときにも、わざわざ大きなチューナーを足元に置かなくても、
スムーズにチューニングもできます。

エフェクターのチューナーアウトを活用!

 

②音が作りやすい

決してめっちゃツマミが多いワケではないんですが、
"各ツマミがおいしい周波数を捉えている"という感じです。
結構効きも良いので、音作りはしやすいです。

"Notch"というのは中音カットのツマミ。
ドンシャリサウンドを作りたいときに使うらしい。(まともに使ったこと無いけど…)

正面から

 

音に関しては「めっちゃナチュラルサウンド!」ってワケではないですが、
「比較的クセのない音」だと思います。

どうしてもアクティブっぽいというのは出てきてしまうんですが、
それはプリアンプを使う上では仕方ないんじゃないかと思ってます。

素直な出音でいうと"Radial Bassbone"のほうが好きだったりしますが、
ただ、このプリアンプのほうが"小回りが利く感じ"で使いやすいので、
結局"A1BP TYPEⅡ"ばっかり使ってます。

 

by カエレバ

↑ベースを2台使ったり、ループとか複雑に使うならベースボーンがオススメ。
ガタイがでかいのと、値段が高いのが少し難点ですが。

(参照⇒ [ベースプリアンプ] Radial Tonebone "Bassbone"!
 

③アンプの"Power Amp input"推奨らしい

そこまでこだわるところでもないんですが、
アンプの"Power amp in"に挿してください、という仕様になってます。
そんなけ出力のあるプリアンプってこと…で合ってますよね?

普段からpower amp inで使用していたら、
宅に直で音を出すときも、比較的自分の思ってた感じで
音を出すこともできるんじゃないかなぁと、思ってたりします。

ちなみに、普通にアンプのinputに挿した場合、
急に音が変わってややこしい上に、出力がデカすぎたりしますので、
そういうところは注意が必要なところかもしれませんね。

 

背面のinput/outputについて

出入力系統についてはこんな感じでついてます。

背面の端子はこんな感じ

"Send/Return"があるので、
他に空間系のエフェクターなんかを使うときには便利に使えますね。

後は"HEADPHONE OUT"と、前面には"AUX IN"があるので、
一人で音源に合わせてヘッドフォンで練習したりも可能。

もちろん"バランスアウト"も付いているので、
ダイレクトボックスとしても使えます!
これは結婚式の余興とかで重宝しましたw
 

駆動には専用アダプタが必要

 "Albit A1BP TYPEⅡ"の駆動には専用アダプターが必要です。
楽器屋で試奏したときも、店員さんがこれを知らなくて、
「なんで電源はいらへんねやろ…あたふた」ってことがありました。

専用アダプター

 

他のプリアンプとの比較。

他のメーカーにもベースプリアンプはたくさんあります。
だいたい違いがあるのは下記の点ですかね。

 ・音
 ・出入力系統
 ・イコライザの操作性
 ・コストパフォーマンス

この辺りの条件で、
いろいろと選んでみるのは楽しいですね。

みなさんも是非いろいろとお試しを!

 

 

by カエレバ

 

by カエレバ

 

by カエレバ

 

by カエレバ

 

 

 



Albit A1BP TYPEⅡ

4 件のコメント

    • コメントありがとうございます。

      MM-BOXとの比較ということだと、
      ALBITとはキャラクターが違うので、”同じ音”にはならないですね…。

      ただ「スラップ向きの音」であったりは、
      イコライザの調整次第で音作りはできると思います。

      MM-BOXの音が好きなのであれば、
      ちょっとALBITでは物足りなく感じるかもしれないですね。

      • 返信ありがとうございます!
        ALBITに通すと音は良い感じになりますか?

        • そうですね、「ええ感じ」にはなりますね~。

          ただ音に関しては、好き嫌いとかベースとの相性なんかもあるかもしれないので、
          一度、ご自身のベースで試奏されることをオススメします♪

          結構プリアンプによって性格とかもあるんで、比較するのも楽しいですよ~。

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