原因不明の倦怠感、オフコースくらい眠れぬ夜、運動しようものなら容赦なく天につく心拍数。
これは死に至る病かもしれぬ(大げさ)という思いで病院を行脚した。
されど調べども調べども出てくるのは健康優良である証左のみ。あー今日も我が健康体にありがとう。
でも一体、ぼくの身体はどーなってんのー!
ということでお送りしてきた謎の連載「ぼくの体調不良」シリーズ。
ついに今回、新しいフェーズを迎えたのである。
思い起こせばクヨクヨしがちな人生を送ってきた。
エジプト学の講義で「パピルス」のことを「ピクロス」と言い間違えて部屋中にマリオ臭を放ってしまったことなんかは、今でもたまに思い出して胸がトクンっとなる。こういうひとり悶絶メモリーのストックはいくつか持っている。捨てたい。
しかも実はロマサガシリーズをプレイしたことがない。万死に値する。
でも胸を張れるほどに、あらゆるややこしいことからはいつも逃げてきたし、どうしようもなくそういう局面になったときにはポールマッカートニーがタレ目で「レリビー」という魔法をかけてくれてきたので「まぁどうにかなるか」とやってこれた。
まぁ何が言いたいかというと、適当に生きてきたということ。決して頑張り屋さんじゃない。
ところがどっこい。
最近の体調不良、お付き合いも長くなってくる中で、何か「しんどさ」と「仕事」が関係しているのではないだろうかと思わせるところがあった。
仕事が大変な時には、座っているだけでしんどくてモーレツ頭痛がしたこともあった。
なによりここに至るまでの前段、内科的な検査で「異常なし」と言われていたので、もう次なる疑いは「ストレス性」くらいしかないのだ。
心療内科へ行こう。
思えばdaiconさんからも「早く精神科へ行け」と再三言われていたし、彼は変なやつだけど信用に値する男なので、どこかのタイミングで行くつもりではいた。今がまさにその時だ。
さっそく予約を取って心療内科へ行ってみた。先生は穏やかな感じで話しやすい人だった。
「いま不安なことを詳しく話してください」というので、今までの経緯や、ストレスの心当たり(お仕事の話)を赤裸々に語った。古舘伊知郎の半分くらいしゃべった。他にも色々聞かれて、先日の血液検査の結果なんかも見てもらった。
そして先生は穏やかにこう言ったのです。
「適応障害ですね」
なんやてー!
非常に不本意ではある。もともと責任感も軽薄な自分なので、こういうこととは縁のない人間と思っていたが、どうやらそうでもなかったらしい。
簡単に言うと仕事に多大なストレス(プレッシャー)を感じていてこうなっているのではないかということ。身体に症状が出ることは多いらしく、倦怠感・頭痛・不眠・吐き気などの症状がよくあるらしいけど、なんか聞けば聞くほどそんな感じの気がしてきた。
ちなみに当日バウムテストというのも受けた。よく分からないまま受けたけど、結果が返ってきたらこんなことが書いてあった。

ほんまかいな。
「鬱」とは違うらしい。
確かに精神的に凹んでいるわけではないし、気力も満ちている。一貫して書いているけど「気力はあるけど、身体が変。」なのである。
「まだ気分が乗れば遊びましょ!」みたいなことを言われるけど、気分はずっとノリノリなのさ。
原因も分かったし薬も処方してもらったし、もう大丈夫かな!と思ったらそうでもない。「不調の波がなくなった」気がするのと「よく眠れるようになった」効果は実感してる。でもそれ以外の変化は見られない。わしは運動がしたいんや。
たまに様子見でジョギングをしてみたりもしているけれど、調子が悪いとき?は心拍数が180を超えて、翌日もしんどいくらいになる。これは初期症状のままって感じ。
こんな感じで結局はそんなに大きく変わっていないし、すぐには良くならないのかもしれない。
先生も「原因(仕事)から遠ざかることが本来一番大切なこと」と言っていたけど、寅さんみたいに言うならば「そういうわけにもいかないのが渡世人のつらいところさ。」ってやつだ。いや、ぼくは渡世人じゃあないんだった。
運動ができないというのは割とつらい。趣味のほとんどが奪われたようなものだもの。マラソン大会もエントリーできへん。かなしい。
仕方ないからもうここ最近はU-NEXTフル回転してた。「ポーカーフェイス」おもろいぞ。
それでもストレスは消えないからSwitch2買ったった。ジャンボリーとマリカーは買った。後は謎にFF9を始めてしまった。8までしかやってなかったもので・・・
楽天ブックスの金曜日が狙い目やったぞ!
というわけで、次回の更新はFF9のクリアのご報告となるでしょう。それまでみなさまお元気で。
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