はじめに
今年に入ってトレランをボチボチやっているわけですが、自転車とは違って「正味の運動時間」が所要時間の割に少なくなってしまうということを実感しています。
分かりやすく言うと、イントロとアウトロが長い。プログレ。
大体いつもこんな感じになります。
- 電車に乗って山へ向かう
- トレランする
- お風呂に入る
- ご飯を食べる
- 電車に乗って帰宅
これだと午前中にパっと行って帰ってくるのは難しいのです。
「でも走る立地によっては、後半はカットできるのではないか!?」
そう考えた私は山から自走で帰宅する計画を考えたのです。そうすることによって後半の3つをカットすることができるのである。
自宅からの距離だと箕面ではなく生駒方面のほうが近いので、コースは「四条畷~野崎」の区間に設定しました。
これがうまくいけばサラっと走りに行けるホームコースに・・・!
四条畷駅からスタート!
前日の夜にバンドの練習があったため、寝不足を嫌ってゆっくりめのスタート。
当日の朝に準備をして、8時半くらいに家を出て電車に乗って移動開始。
そんなときに異変に気が付きました・・・
GARMIN(GPSウォッチ)忘れてきとるやないかい!
そうだ、朝起きたらバッテリーが19%だったから「出発まで充電しとこ♪」って思って、そのまま充電したままだわ。
知らない道を走るのにGPSは必須!と思っていたので、行くか帰るか逡巡。
しかし今回行く場所は、以前に走ったことのある道が多いから大丈夫だろうということで、そのまま行くことにしました。ログが残らないのは残念だけどね・・・
そんな感じでたどり着いた四条畷。
四条畷駅からスタートして、東に見える山を目指して進みます。
四条畷神社へと続く道。めちゃくちゃ分かりやすく登り坂やんけ。
神社に到着。
ここからも登っていけるようなのですが、今回は別ルートの予定なので、ここから北へ向かいました。
本当にこの道で会っているのか、という一抹の不安を覚えながら住宅地を進んでいくと、ハイキングコースの案内が出てきました。
道は合っている!
ようやくハイキングコースの入り口に来たようで、案内板がありました。
今回は権現川ハイキングコースでむろいけ園地を目指します。
ここまでずっと登り坂の舗装路ですが、駅からのアプローチが長いなぁ。
トレイルに入るのはまだ先のようです。
もう雨は止んでいるものの、山の湿度はすさまじく、全ての汗腺から汗が噴き出す。
ようやく分岐点まで到着。
ここからようやくスタートという感じですね。
ずっと登ってきたので、もうヘトヘトです。
ここで飯盛山との分岐がありますが、むろいけ園地方面は左手へ。
道中に小さい滝を発見。
行けるところまでラン!と思っていましたが、早くもこの辺で限界が来たので歩いちゃう。がっつり歩いちゃう。
途中の分岐でむろいけ園地方面へ。
登って行くと分岐へ。案内にしてがって行けば良いのでややこしくありませんね。
そして「むろいけ園地」へ。
むろいけ園地から
西からかるがも橋を渡って園地内のコースを走ります。
あー良い。とてもいい。
園地のマップ。今回はいろいろ回らずに中を抜けるだけの予定。
と、そのとき!
道のケモノの気配を感じる!!
うあ、ケモノー!
中堤へ出てきました。
そこから生駒山方面へ行くと、途中で分岐に。
真っすぐ行けば阪奈道に出てしまうので、もう一つのルート、ここから再び権現川に戻るコースを取りました。
なんかちょっと雰囲気が違う感じに。
ちょっと不安でしたが、こちらもしっかりと整備された道でした。
少し登って出てきた場所。ここが「ムロ峠」と呼ばれる場所かな。
どうやら序盤と同じ権現川ハイキングコースに入っているようです。
川沿いの道に出てきました。
このまま下って行けば序盤の道に合流するみたいですが、さすがにそれは味気ない。
予定コースはここから野崎方面へ行く道なんですが、どうやらそれはこれっぽいですね。
でもなぜか案内にも書かれていないし、正直この雰囲気はちょっと不安になるやつです。
飯盛山を経由して野崎へ
「変な道なら引き返そう!」というヘタレ心を持ちつつ、野崎方面へ。
明らかに人の往来が少なそうな感じの道です。
横のため池にカエルがピョンピョン飛び込むもんだから、そのたびに音がしてビックリする。
道の先は、いきなりの広々とした感じ。
グチョグチョの地面の先には、しっかりとした舗装路があったのでした。
道間違った?と思って現在地を確認するけど、ルートは合っている様子。
道なりに進む。
すぐ近くに球場があるらしくて、普通に少年野球やってました。なんだここは・・・
大東市の野外活動センターに到着。
なるほど、むろいけエリアから飯盛山エリアに移動している感じのイメージっぽいなぁ。このあたりはさしずめ”繋ぎ”の道かな。
飯盛山への登山案内が出てくる中、道を進んでいくと野崎観音などの案内を発見。
右手の舗装路からでも飯盛山のほうへアクセスできそうでしたが、トレイルを使うべく左手の道へ。
すぐに分岐があり、ここが飯盛山に繋がるトレイルっぽい。
少し行くと飯盛山との分岐が出てきました。
このあたりからは再び走りやすい道に。
途中でFM802の施設がありました。
頂上も近そうです。案内の文字が薄すぎる。
そして飯盛山へ到着!
登ってきた反対側へ降りていくと、スタートしてすぐの四条畷神社へ降りられるようなのですが、今回は野崎へ降りたいので、来た道を引き返すことになります。無念。
先ほどの分岐まで戻ってきました。
野崎へ降りる道は「竹林コース」と「七曲コース」の2つのルートがあるようなのですが、その一つ竹林コースについて「この先は悪路!初心者は七曲りコースへ」という案内がありました。
迷うことなく七曲りコースを選択。
ここからはシングルトラックを降りていく気持ちの良い区間でした。
ハイキングですれ違う人も多く、思っていたよりも人気のコースのようでした。
ひゃっほー!
ダーっと下っていって、この看板から川沿いのトレイルへ。
めっちゃいい感じ。
吊り橋の案内が・・・
細い道の先になんか出てきました。
おおお、これがつり橋かー。
橋の中腹から景色が見えました。今回唯一の眺望でしたね。
そして野崎観音のほうに出てきたようです。
途中で展望台みたいいな場所がありましたが、橋の上からのほうが風情があったなぁ。
ハイキングコースの出口には案内板もありました。
今回は少し大回りでしたが、四条畷から野崎までのルートは定番っぽいですね。
慈眼寺(野崎観音)へ到着。
さて、これにてトレイルラン終了!
あとは野崎駅まで。
このまま電車に乗れたら楽なんですが、冒頭にも書いた通り「家まで走って帰る」という、よく分からないプランにしてしまいました。
蒸し暑い中、おもしろくともなんともない道を、しかも道がわからない中をスマホ片手に走るという超絶愚行でございました。
10km以上走って自宅に到着するころにはもうヘロヘロ。
あー疲れた!!
おわりに
四条畷駅からトレイルまで、序盤の舗装路はちょっとつまらなかったですが、コースに入ってしまえば走りやすい道が多くて楽しかったです。
権現川コースから野崎のほうに出る一部区間(野外活動センターのあたり)はちょっと味気なかったので、他に良い接続があれば良いのになぁ。
前回のルートと似てしまうけど、蟹ヶ坂コースからむろいけ園地、権現川コースから飯盛山、そして野崎っていうルートなんかのほうがストレスは少ない気がしますね。
「うまくいけばホームコースに!」という野望で走ってみましたが、トレイル区間の10kmは良いとしても、野崎から自宅までの都会を走る約10kmは1つもおもろなさすぎて二度と走りたくない道でした。マジで修行すぎる。
山までは遠いという現実を素直に受け止めたいと思います。難しいなぁ。
モーレツに北摂に引っ越したい・・・
今回の軌跡
今回はGPSのログはありませんが、コースはこんな感じでした。
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