Night Rangerの再録ベストアルバム”Hits Acoustic and Rarities”が熱い！

こんなアルバムが出ていたなんて知らなんだ！
思いっきり衝動買いしたアルバムがこちら。

Night Ranger 「Hits, Acoustic and Rarities」

2005年、ほぼオリジナルメンバーで代表曲を再録音した
再録ベストアルバム「Hits, Acoustic and Rarities」。
メンバークレジットは下記の通り。

Night Ranger :
Jack Blades (Ba,Vocal)
Kelly Keagy (Dr,Vocal)
Brad Gillis (Gt)
Jeff Watson (Gt)
Michael Lardie (Key)

唯一、キーボードはオリジナルのメンバーのアラン・フィッツジェラルドではなく、
Great Whiteのマイケル・ローディーが加入しているが、
ほかはオリジナルメンバー。
"まだJeff Watsonがいる"ってのは個人的にはかなり大きいポイント。

収録曲もかなりベストアルバム的。
おっさん期 Night Rangerのベストアルバムという位置付けで問題ないはず。

1. Don't Tell Me You Love Me
2. Sister Christian
3. (You Can Still Rock) Rock In America
4. When You Close Your Eyes
5. Sing Me Away
6. Sentimental Street
7. Four In The Morning
8. Rumors In The Air
9. Goodbye
10. Sister Christian (Acoustic)
11. Don't Tell Me You Love Me (Live In Tokyo)

このアルバム、単なる再録のベストアルバムなんですが、
その「単なる再録」というのが、ファンにはたまらんのです。

昔の曲の焼き直しって、なんかアップテンポの曲が
なんでか変なバラード調になってたりとか、
よく分からん味付けがされたりすることも往々にありますが、
このアルバムは、ほんとにドストレート。
「ほとんど昔のまんま演奏したぜ！」という潔い内容なんです。

もちろんサウンドは近年のサウンドをしてるし、
少し編曲が違う部分もありますが、基本的には「そのまま」。
2005年なので、元祖音源からすると、20年以上経ったことになります。
ボーカルの二人、特にケリーの声なんて見事にオッサンになってます。
しかし、この「経年経過」が非常に嬉しい特典なんですね。

一度解散をして、そしてこのアルバムを出した直後には
またメンバーがガラリと変わってしまっていることを思うと、
このアルバムの音っていうのは、非常に貴重だし、
「その時のナイトレンジャー」を感じるにはマストアイテムでしょ。

ギターの二人は相変わらずの超個性的なギターで、
それも衰えも感じさせず弾きまくってくれてます！
ジャックのボーカルも若々しいし、ベースは昔よりよく聴こえる！ｗ
最近のライヴアルバムとはまた違った興奮がありますね！
なかなかおもしろい内容ですよ！

タイトルには"Acoustic and Rarities"と書いてますが、
どちらも完全にオマケ。（←内容は良いですけどね！）
ややこしタイトルをつけやがって…。