ビッグバンドジャズ!Manhattan Jazz Orchestra Japan Tour 2014@森ノ宮ピロティホール

MJO

3月8日。
義父に誘われ"Manhattan Jazz Orchestra"を見に行ってきました!

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「あの"David Matthews"が率いるビッグバンド」ということくらいしか、
予備知識も持ち合わせていなかったので、
ちょっとどんな感じなのかワクワクしながら参戦しました。

デイヴィッドマシューズと言えば"Manhattan Jazz Quartet"と、
ギター祭りの"Guitars On Fire"くらいしかイメージがないんですが、
マンハッタンジャズクインテットは結構分かりやすいジャズをやっている印象があったので、
オーケストラのほうもキャッチーなビッグバンドなのかなと、勝手に想像してましたが、
予想を超えるキャッチーさと、アンサンブル、アドリブの応酬でした。

 

今回の来日のメンバーはこんな感じのようでした。

Manhattan Jazz Orchestra :
David Matthews(p,conductor)
Seneca Black(tp)
Michael Rodriguez(tp)
Brian Pareschi(tp)
John Bailey(tp)
John Fedchock(tb)
Larry Farrell(tb)
Patrick Hallaran(tb)
Max Seigel(btb)
Chris Hunter(asax,fl)
Bob Malach(ssax,tsax,fl)
Dairo Miyamoto(bcl,bsax)
John Clark(frh)
Vincent Chancy(frh)
Marcus Rojas(tuba)
Mike Hall(b)
Terry Silverlight(ds)

あまりビッグバンドのイメージのないホルンがいたりと、
ちょっとおもしろい編成になっているみたいでした。

 

MJO結成25周年

今年はマンハッタンジャズオーケストラ結成25周年になるようで、
うまいこと節目の年にライブを見ることができました。

会場は森ノ宮ピロティホール。
思っていたよりも年齢層が高く、親子連れも多かったです。
吹奏楽なんかにも通じる部分が多いと思うんですが、
そういう雰囲気の人も何人かいはりました。

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幕開けはAirmail Special!

ステージが暗転し、メンバーが登場。
指揮を取るデイヴィッドマシューズのカウントで始まったのは"Airmail Special"
エラフィッツジェラルドのスキャットが強烈なイメージがある曲ですが、
ビッグバンドで聴くのも迫力があって良いですね。

この後も有名なスタンダード曲を演奏し、
曲ごとにソロイストが圧巻のアドリブソロを繰り広げまくる。
なんだか、お祭りのようです。

MCになると饒舌David Matthewsが炸裂。
ベルリッツで5年習ったという流暢な日本語で、
観客の心を鷲づかみにしてくれました。

[Take The “A” Train][It Don’t Mean A Thing]なんかのスタンダードや、
意外な[Get It On]や、[Some Skunk Funk]などなど、
選曲もおもしろくて、アンコールの[Sing,Sing,Sing]まで、
休憩を含め約2時間半、圧巻のライブでございました。

 

サックスのChris Hunterがかっこよすぎた

数多のソロイストの中でも、なんだか引き寄せされたのは
アルトサックスを吹くクリスハンター。
速いパッセージに、難解なフレーズ、メロディアスなフレーズ。
とにかくかっこいい!
彼がソロを取る度、釘付けになってしまいました…

ドラムとベースは、本当に堅実にボトムをしっかりと支えていて、
それがまたビッグバンド特有の土台作りのようにも思えて
ちょっと新鮮に感じましたね。
なんというか、男気を感じたわけです、リズム隊に。

残念だったのはDave Matthewsノピアノがあまり聴けなかったこと。
ステージでもほとんど右手を使うことがなく、
ピアノも左手でサラっと弾くくらいでしたね。

 

会場でもらったチラシを見てビックリ。
「演奏予定曲目」っていうのが、事前に書かれているんですね。
色々といつものライブとは違う感覚で楽しかったです。

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次はBuddy Richのビッグバンドみたいな攻撃的なやつも見てみたいなぁ。

 



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