はじめてのグラベルライド

はじめに

前々から「グラベルバイク」って、一体どこをどう走って楽しんでいるんだ?という素朴な疑問がありました。

そんな折、ひょんなことからかぼさんに声を掛けて頂き、グラベルロードをお借りして「はじめてのグラベルライド」を体験させてもらえるという至高の機会を得たのでした!

当日はかぼさんとDAIZUさん、そして同じくグラベル未経験の373さんと私というメンバーでした。ちなみにDAIZUさんとお会いするのは2度目。前々からカレーしか食べていないところなどに勝手に親近感を覚えていたので、この日が初めて一緒に走るとは思えなかったですが、ご一緒できるのは念願といったところ。

それではお聞きください。
四十路が人の自転車で未舗装路に入った日。

グラベルってどこなんだ?

今回走ったところは普段ロードバイクでも馴染みのある場所ばかりでしたが、早々に”いつもの道”から外れて「こんなところに道があったんだ!」のオンパレードでした。

この日は未舗装路に向かって、舗装路を繋いで走っていく感じのコース。これはロードバイクに乗り始めたころに峠から峠をつないで走っていた、あの頃に近い何かがある。

軽い舗装路崩れみたいな道もあるかと思いきや…

ガッツリ砂利道に入って行ったり。いわゆる「ダート」にもいろいろあって、それぞれ違う。ダートだもの。

ロードバイクではあんまり意識にない路面の情報が過多状態。場所によってはライン取りを意識して走らないと怖いようなところもあったりと、なんか濃密な感じがとても良い。

多少の路面では気にせずにガツガツ進めるのも良い。

知っている場所のはずなのに、いつもの道をピっと離れると知らない景色が広がる。

トレランを始めた時にも良くあった「あ、この道に出てくるんや!」とか「こんなところにも道が!」みたいな驚きも覚えつつ、何度も見た景色を知らない景色で繋いで走りました。

ただガレたところの下りはめちゃんこ怖かったな。慣れてくるものらしいけど、スリリングすぎて多分半分泣いてた・・・

ロードバイクでは味わえない楽しさ。その楽しさがちょっと分かった気がしました。

グラベルロードってなんなんだ?

この日お借りしたのは「OPEN Cycles U.P.PER. 2.0」「Cannondale Super X」。最新鋭のグラベールロードだ!
往路と復路で373さんと自転車を交換して、どちらも試乗させてもらえるという訳が分からない贅沢をさせてもらいました。

まず驚いたのが「舗装路でも普通にスピードに乗る」ということ。

さすがにスリックタイヤのロードバイクと比べて同じとまでは思わないにしても、この太いタイヤでこんなに普通に走れるんやなというのは新鮮な驚きでした。舗装路を走っていても全然苦にならない。なんなら登りなんかも意外と軽くて、なんじゃこれって感じでした。

フロントシングルも初めて使いました。細かいギア選択は捨てているのかもしれませんが、実際走ってみるとまったく不都合がなかった。普通に平坦が走れて激坂が登れるギアがあれば、それで困ることはないんだ・・・

「OPEN Cycles U.P.PER. 2.0」はマイルドな乗り心地でエンデュランスな感じでした。でも踏めば答えてくれる感じがあって、舗装路でも正直メイン機FACTORよりも挙動は気持ち良いくらい。ロードと同じ28Cを履いてこの気持ちよさが感じられるかは謎だけど、こんなのは試乗させてはいけない。

「Cannondale Super X」はレーシーな感じというか、もうこれはもはやロードバイク!シャキシャキする小気味良さがたまらんかった。グラベル区間だけだとOPENがマイルドで良かったけど、全般乗ってて気持ちよかったのは断然にこちらだった。たぶん理想形に近い。こんなのは絶対に試乗させてはいけない。

帰り道に「そういえば、あの自転車はなんだったのか」と調べてみて、いろいろ度肝抜かれたのは内緒だよ。値段を知ってたら跨がってなかったかもしれない。

ちなみに373さんはOPENのほうが好きと言ってたので、それぞれ好みが分かれるのも面白かったけど、当然のことながら同じグラベルロードにもいろいろあるんやね。

ただどちらにも共通した「万能感」みたいなものには、ちょっと驚かされました。昔みたいに多少ガシガシ走りたい気持ちがあるならともかく、もう今や「徘徊ロードおじさん」と化した僕にとっては、もはや理想の形なのではないかとすら思えました。
奥さん、知らない間に時代が来てましたよ。オールロードの時代が来てましたよ!

かぼさん、素敵な機会をありがとうございました!

おわりに

今回少しだけ「グラベルを走る」ということに触れることができましたが、ロードバイクの「走る」というのとは、やっぱり違いましたね。
走る路面が違えば必要な技術やパワーも違ってくるわけで、そういう「乗る楽しさ」みたいなのはシクロクロスとか、舗装路じゃない所を走る自転車の楽しさと共通してるのかもしれないですね。知らんけど。

最近だと「走る」というか「目的地に行く」ことがロードバイクの乗り方になってきていますが、「この道(グラベル)を走る」ことが目的になってくるところなんかは、ロードバイクに乗り始めたころに知らない峠を登りに行ったときのような、なんかそんなところと繋がっているような印象もありました。

まぁなんせ新鮮でした。これでもっと山深くて眺めの良いグラベルなんかか連れていかれてたら、性癖に刺さりすぎて頭から沼に突っ込んでたかもしれない。危なかった。

ただ「走れる場所の選択肢が増える」というそれだけで、もう今のロードバイクを手放して、グラベルロードを買う価値は充分にあるのではないかという気持ちになっております。

この気持ち、どうしてくれるの!!!



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