【初夏の阿蘇ライド】最終日:阿蘇パノラマラインとケニーロード(地蔵峠)を越えて!

はじめに

初夏の2泊3日阿蘇ライド。

初日は外輪山を越えて阿蘇へ。
二日目はミルクロードを堪能しました。

【初夏の阿蘇ライド】2日目:久住高原とミルクロードを堪能する!

2022/05/27

【初夏の阿蘇ライド】1日目:肥後大津から俵山峠を越えて阿蘇へ

2022/05/25

楽しい時間は早く過ぎゆくもので、
ついに最終日がやってまいりました。

天気予報が良かったこの日に、
「阿蘇パノラマウェイ」を走る算段です。


この最終日に色々賭けておりました。

「雲海が出るなら日の出前の早起きも辞さぬ!」

そんな風にのたまう私でしたが、
二日間の疲れもあり、起きれなかった朝。
無念。

朝方に阿蘇駅をスタートしていた
ブルベ関係の方のツイートを見てみると、
きれいな雲海の写真がありました。
猛省すべき朝!

グッモーニン!

 

いきなり阿蘇!

朝ごはんをたっぷり頂いて、
いよいよ最終日のスタートです。

スタート地点から阿蘇への登りまで、
本当に目と鼻の先でした。

助走もなく、いきなりスタート!

序盤は眺望に無縁な道のりですが、
200mほど標高が上がってくると、
急に景色が開けて見晴らしのいい道に。

あー素敵!!!

早くもテンションあがりまくり!

見慣れない標識があったりする中、
徐々に標高を上げていきます。

登ってきた方をみると、
こんな感じの抜群の眺望が広がります。

なんと贅沢の道なんだ!!

勾配がきつくないのも良い。

以前来たときは秋だったので、
すすきが一面に広がる景色でしたが、
この青々とした緑も良い!!

当たり前だけど、季節が違うと全然違う!

雲海が出ていた名残か、
標高が上がってくると霞んで見えますね。

ここ数日は外から見ていた阿蘇山。
今は阿蘇山からこれまで走っていた場所、
外輪山を見渡せる所を走っているのです。

自分たちの走ってきた場所が
こう俯瞰で見えるのは胸アツでした。

米塚が見えてきました。

日差しは暑いくらいですが、
吹く風が冷たくて気持ちいい!

自転車で走るには最高かもしれない。

遠くだった山も近づいてきましたね。

随分と登ってきました。

米塚が綺麗に見えるポイントにて。

パノラマラインとの合流の手前。
前回来た時もここで立ち止まった記憶。
ええ道、ええ空や。

この先でパノラマラインに合流して
阿蘇山、草千里を目指します。

 

パノラマライン!

阿蘇パノラマラインへ入り、
引き続き、阿蘇山頂を目指します。

しばらく山の中を登っていくと、
視界がバーっと開けました。

「草千里ヶ浜」に到着!
あれ?こんなに近かったっけ!?

草千里の展望デッキへ。

前回はあいにく曇っていましたが、
今回はばっちり景色が見渡せました。

これは駒立山かな?

写真ではわかりにくいですが、
群生しているミヤマキリシマが、
山肌をピンクに染めていて美しい。

反対側には阿蘇の街が見えます。
あそこから登ってきたんだもんなぁ。

北側に見える山が杵島岳かな?
序盤から見えていた山はこれのはず。
グルっと回り込むように登ってきました。

よく見ると登山している人が見えて、
ちょっとうらやましさも覚えました。
時間があれば登りたかったなぁ。
いや、さすがに簡単には登れないか…

阿蘇山上のほうも見えました。

火口に噴煙が見えますね~。
まだ依然と立ち入り禁止なので、
遠くから見ることしか叶いません。

草千里良いなぁ。

草千里のターミナルを素通りして、
先の阿蘇山上のほうへ走りました。

道沿いにミヤマキシリマを発見。

山肌を染めていたピンク色。
近くで見ると一層鮮やかでした。

今の季節の風物詩のようなので、
この時に見られたことは嬉しいですね。

阿蘇山上ターミナルまでの道。
素敵。

ターミナルまではもうすぐ。

ターミナルの手前で、
烏帽子岳が綺麗に見える場所がありました。

めちゃくちゃ良い。
鮮やかなコントラストがたまらん!

そして後ろを振り返ると、
走ってきた道がめっちゃ見える。

なにこれ、好き。

この旅の一番のピーク地点へ。

阿蘇山、山上ターミナル。
標高1,142mなり!

まだ火口へは立ち入り禁止。

ここまでしか近づけないんですね。
これは唯一残念なところでした。

名物「火山灰ソフト(ミックス)」を注文。
くまモンをバックにいただきます。

楽しく阿蘇山を登ってきましたが、
ここからはダウンヒルとなります。

そしてラスボスへ挑むことに…

 

ダウンヒルで南阿蘇へ

阿蘇パノラマラインを南へ。
いっきにダウンヒルです。

なんか山の生々しさを感じますね。

気持ちのいい下り坂。
グングン下って行きます。

標高が下がってトンネルを抜けると
景色も広がってきました。

遠くの外輪山を見ると、
標高が下がってきたのが分かりますね。

下りはあっという間です。
あんなに近くに見えていた山も、
もうこんなに遠ざかってしまった。

一抹の寂しさを感じますね。
阿蘇山よ、ありがとう。

そして遠くに見える風力発電。
あれは初日に越えた「俵山峠」だ!

いよいよ”帰り道”という感じ。

さらにダーっと下る。

「南阿蘇パノラマ ライン展望所」へ。
ここは前来た時にはなかったような?

ここの景色はよく覚えています。

今回立ち寄れなかった南阿蘇!
今回も素通りになってしまう南阿蘇!
南阿蘇への思いが溢れ出る。

被写体はきゃぷちゅん氏。
無理を言って画角に入ってもらった。

そしてダウンヒル完了。
本当にあっという間の下りだったな。

山が涼しかったので麓が暑く感じる…。

山から降りてきたばかりなのに、
我々の眼には迫りくる別の山が見えます。

これを越えていくのだ!
なんちゅーコースやねん。

そして再びの登坂区間へ。

ここから旅のラスボスとの戦いです。
いざ、行かん!

 

ケニーを越えて!

ラスボスは「ケニーロード」
地蔵峠という峠道を越えてゆくのだ。

以前もこの道を越えたことがある。
あまり良いイメージはないんだけど、
途中の景色はなかなか良かった思い出。

そんなケニーロード/地蔵峠を越える。
やるっきゃない!

「ゆっくり登りましょう!」
と、壮大な前振りをかまして、
lovelybeerさんは視界から消えた。
常套句なので驚くことはありません。

残る三人で本当に”ゆっくり”と登る。
しかし、暑い。

ケニーロードの看板がある展望所は、
バイクと車で賑わいすぎていたので、
残念ながらスルーしてしまった。
唯一の見どころだったのに、やってしまった。

中盤あたりは眺望の良い所も多くて、
束の間、坂の険しさも薄れますね。

途中どこかでKIROROのBest Friendが、
大音量で流れていたんですが、
そこが一番険しさを忘れられました。
あれはマジでめっちゃ良い曲。

2時間サスペンスのエンディング、
もう少し、も好き。(何の話や

前日に「ケニーロードのケニーって誰?」
という話をしていたとき、
LBさんの放った「ケニーロギンス?」という
何気ない返答がツボってしまいました。

坂を登っているときにも、
思い出し笑いとして昇華されました。
ちょうどトップガンの映画放映中だし、
実にタイムリーでした。

AORを聴け!

そんなことを言いながら、
かなり登ってきたぜー!

途中でぺもぺもさんが苦しそうだ。
それを見てキャプチュネスが鼓舞!
がんばれ!ペモナル!

しょーもないミニコントをしたりして、
わりかし楽しく登っておりました。

お、さっき登ってた道が見える!

ラスボスと位置付けただけあり、
この地蔵峠はなかなかの登坂区間。
標高にして600m以上登る難所です。

ピークが近づくとこの景色。

再び標高は1,000mを越えていまして、
なんか登ってばかりで疲れました!

ようやくピークを越えました。
10kmを越える長い登坂区間だった。

ラスボス攻略!(こっちも瀕死)

ダウンヒルはあっちゅー間。

降りた側にもケニーロードの看板が
どこかにあったらしいんですが、
結局見つけられなかったです。

見えているのは熊本空港の辺りかな?
いよいよゴールが近づいてきました。

阿蘇ミルク牧場で水分補給。

ソフトクリームが食べたかったけど、
入場有料のため敢え無く断念。

大津方面を目指して北へ進みます。

思ったよりまだ高いところにいたようで、
まだしばらくは下りを味わえました。
ラッキー。

のどかな道をゆきます。

大津の街に入りました。

目指すゴールはもうすぐ!

そしてやってきたのはこちら!

LBさんの強い要望を受け、
ランチは焼肉と相成りました。
そしてここが実質ゴールみたいなもの。

うおりゃー!!

かなり時間に余裕をもっていたため、
ここから駅に向かう途中に風呂へ。

日帰り入浴ができる施設らしい、
肥後大津駅近くのカンデオホテルズへ。

そうして風呂を浴びて、
すっきりしてから肥後大津駅へ。

電車の時間を見誤って、
間一髪のギリギリで乗車したり、
楽しいハプニングも味わいました。

そして新幹線で帰阪。
さよなら、くまモン。

充実した阿蘇ライドとなりました!

 

おわりに

最終日は天気にも恵まれて、
阿蘇山を最高に満喫できました。

この最終日のコースは、
前に走ったものとほぼ同じでした。
阿蘇山とケニーロード、
なかなかつらい道のりでしたね~。

【ロードバイクで走る秋の”阿蘇”2泊3日ライド】3日目:阿蘇パノラマラインを縦断!そしてケニーロードの絶景を堪能!!

2018/11/03

ただ以前と通ったのは同じ道でも、
季節が違えば見える景色は違う印象で、
とても充実した道のりだったなぁと、
しみじみ感じました。


思い起こせば、
始まりは渋峠ライドだったはずで、
急場しのぎ的な阿蘇ライド。

しかし急遽決まったとは思えない、
異様に充実した2泊3日でした。

連日の「明日どうする?」は、
なかなか新鮮で楽しかったですね。

終わってみると、
最初から決まってたかのような、
そういう謎の安定感すらありました。

今回ご一緒で来たお三方には、
良い思い出をありがとうと叫びたい。
耳元で大声で叫びたい。
その鼓膜を震わせたいぜ!!

というわけで、
自転車で走る阿蘇は楽しいぞー!!!

次に阿蘇行く機会があれば、
高森のほうとかも行ってみたいなー
(また行くつもりなんかい)

最後に。
阿蘇の思い出にケニーロギンスの名曲を。
マイケルマクドナルドとの共作。

 

今回の軌跡

距離:70.49 km
タイム:3:36:59
平均速度:19.5 km/h
総上昇量:1,483 m

そして旅の軌跡。

 



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