若者よ、ユーミンを聴け!~名曲「Destiny」を語る

偉そうなタイトルを付けてみたけど、
そこまで多くを語ることもできないので、
ここでは松任谷由実の屈指の名曲であり、
ベタ中のベタナンバーでもある「Destiny」について書こうと思います。

知らぬ人にはぜひとも聴いて欲しい!

アルバム「悲しいほどお天気」
↑"Destiny"収録の名作「悲しいほどお天気」

 

歌詞の破壊力がすごい!

さて。
この曲がものすごい破壊力を持っているのは、
メロディももちろんだが、その歌詞の秀逸さにあるのです。

まずその歌詞を見ながら曲を聴いてほしい。

 

歌詞:

ホコリだらけの車に指で書いた
True love, my true love
本当に愛していたんだと
あなたは気にもとめずに走りだした
True love, my true love
誰かが待ってたから

冷たくされて いつかは
みかえすつもりだった
それからどんな人にも
心をゆるせず

今日わかった また会う日が
生きがいの 悲しいDestiny

緑のクウペが停まる 雲を映し
Sure love, my true love
昔より遊んでるみたい
みがいた窓をおろして口笛ふく
Sure love, my true love
傷あとも知らないで

冷たくされて いつかは
みかえすつもりだった
それからどこへ行くにも
着かざってたのに

どうしてなの 今日にかぎって
安いサンダルをはいてた
今日わかった空しいこと
むすばれぬ 悲しいDestiny

 

ストーリーが秀逸!

なにより歌詞の描写が素敵なんですね。
限られた言葉でここまでストーリーを作り出せる。
それこそがこの曲の凄さですね。

 

この曲の登場人物は二人だけ。
"チャラい男"と、それを好きになった"女の人"。

「チャラい男にフラれた女の人が、
それを見返すために、もう一度振り向かせるために生きてきたのに…なぜ!」

という、わかりやすいストーリーがあるのです!

もうほとんどの人が読めば理解できるとは思いますが、
せっかくブログでウダウダ書いてることなので、
ウダウダと解説をしたいと思います。

 

ホコリだらけの車に指で書いた
True love, my true love
本当に愛していたんだと
あなたは気にもとめずに走りだした
True love, my true love
誰かが待ってたから

少し汚れた車に乗ったチャラ男。
思いを寄せた女の人が自分の想いを"True Love"に託すも、
気にせずに新しい彼女の元に去るチャラ男。

 

今日わかった また会う日が
生きがいの 悲しいDestiny

「いつか見返してやる。いつか振り向かせてやる。」と、
それを生きがいにした女性。
次にチャラ男と会うときこそが運命の日だ、となるわけですね。

 

そこから時間を経た2番へ。

緑のクウペが停まる 雲を映し
Sure love, my true love
昔より遊んでるみたい
みがいた窓をおろして口笛ふく
Sure love, my true love
傷あとも知らないで

2番では久しぶりに因縁のチャラ男との再会を果たします。
チャラ男はその"チャラさ"に磨きをかけてます。
車も汚れた車ではなく、高級車"緑色のクウペ"に変わり、
昔と違って雲が映るくらいピカピカです。
男はピカピカの窓をおろして口笛なんぞ吹いているわけです。

 

冷たくされて いつかは
みかえすつもりだった
それからどこへ行くにも
着かざってたのに

普段はいつ、何処であっても
「あぁ、こいつキレイになったな。」って思わせるために
着飾って出かけていたんです。
「あー、こいつフッたの間違いやったなぁ」と思わせたかったんですね。
その時が来るのを生きがいにしていたのですから。

 

どうしてなの 今日にかぎって
安いサンダルをはいてた
今日わかった空しいこと
むすばれぬ 悲しいDestiny

ところがです。
今回、このチャラ男と再会を果たしたとき、
この大事なときに限って、気を抜いて安いサンダル履いて出かけていたのです
なぜ、、なぜにこんなカッコしてるときにに限って再会なんて!
嗚呼、これは結ばれぬ悲しいDestiny…。


という壮大なストーリーです。
このなんかリアルな描写がめっちゃ共感を生みます。
「安いサンダル履いてた」っていう歌詞だけで、
『あーやってもてるやん!』と思わせるところが素敵すぎますね。

他にもええ曲はたくさんあるし、ええ歌詞もいっぱいあります。
聴かず嫌いの若者よ、ユーミンを聴いてみてはいかが?

同じにおいのする歌だと「真珠のピアス」とか。
感動的な「NO SIDE」などなど、いろいろございますよ。

 

 

 

 

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6 Responses

  1. こな より:

    とても懐かしい曲。

    昔の思い出と痛みのような。車の中で泣きながら歌った日を思い出しました。

    結ばれなくてよかった。でも、着飾るくせだけ残りました。

    • だるま より:

      こなさん、コメントありがとうございます。

      失恋の共通の悲しさみたいなものが、
      どこか自分に重ねて感じられるのは、リアルな歌詞ゆえですね。

       

  2. ゆう より:

    僕は普段は90’sのヒップホップが好きでそういった音楽ばかり聞く20歳の男ですが、どういうわけかユーミンの曲がすごく好きです。たまに無性に聞きたくなる時があって、レコードに針を落としてぼんやりと浸ってしまいます。

    • だるま より:

      コメントありがとうございます!

      “たまに無性に聴きたくなる”というのは、ほんとにそうですよね。
      この頃の歌は、特に荒井由実時代に通じる”生身の感じ”があって
      なんか良いですね。

      しかし20歳でレコードでユーミンを聴くなんてかっこいいですね~!

  3. ミニー より:

    うわ、、
    たどりついてブログを読ませてもらってたら、何年も前のブログでした。
    今頃、コメント失礼します。
    この曲もいいですね、、
    大好き!
    ユーミンは、今も踊りながらコンサートで歌いますよね。
    なんて素敵な歌なんだろう!

    • だるま より:

      いえいえ、いつでもコメント大歓迎です!

      コンサートで明るくノリノリで歌ってますけど、
      歌詞はちょっと違う感じ失恋ソングで、
      面白いですよね~。

      ほんまに素敵な歌ですよね。
      なぜか元気がもらえる!

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