自由形ボーカルの極み!AL JARREAU Japan Tour 2014@Billboard Live Osaka

2014年になりたてホヤホヤの1月9日。
これまで7度のグラミーに輝いた鬼才ボーカリスト"アルジャロウ"の来日公演を
ビルボード大阪に見に行ってまいりました!

Al Jarreau Live in Osaka 2014

とにかく歌唱"自由形"な印象のアルジャロウですが、
ライブで見るのは、前回来日した「Al Jarreau Jazz For Japan Tour 2011」のとき以来。
前は最後に数曲しか出てこなかったので、ガッツリ見るのは初めて。

 

メンバーはこんな感じで、パっと見て名前のわかる人はいませんでしたが、
ライブも見てみると、かなりステキなバンドでした!

アルジャロウバンド2014

Al Jarreau(Vo)
Joe Turano(Key, Sax)
Larry Williams(P, Keys, fl)
John Calderon(G)
Chris Walker(B)
Mark Simmons(Ds)

 

 


 

メンバーがステージにあがり、アルジャロウを呼ぶイントロダクションが始まる。
軽快なナンバー"Boogie Down"が始まると、のっけからアルジャロウのレロレロスキャットが炸裂。
続いては代表曲"Mornin"
落ち着いた歌声で縦横無尽にメロディを操る歌唱はさすがで、
見事なスキャットは唯一無二!

MCまでもアルジャロウ節。
コミカルなジェスチャーとおしゃべりで空気をガッチリ掴みはります。
挨拶もそこそこに"I Will Be Here For You"に。
こんなバラードを歌わせたらアルジャロウはすごい。
もうボーカルなんてものは超越して、「一つの楽器としてフロントに立っているんだな」と感じました。

 

アルジャロウのバンドは初めて見る人ばっかりだったけど、安定感抜群のメンバー。
特にリズム隊のタイトさは特筆もので、ベーシストのChris Walkerのベースも抜群。
久しぶりにスタインバーガー弾く人を見ましたが、めっちゃええ音してました。
アルジャロウが泳ぎまわれる地盤を、バンドがしっかりと築いてる感じがステキでした。

Al Jarreau

 

簡単なメンバー紹介をした後は"Double Face"
キャッチーかつファンキーな曲には、アルジャロウのパーカッシヴな歌がホントに合う。

曲の終わりに、間髪入れずにパーカッシヴなスキャットが入り、
それに合わせて、途中からバンドがファンキーなリズムでそれに合流。
「何が始まるの!?かっこよすぎるぞ!」と思ってたら、
「ごめんごめん」といって打ち切り。まさかの即興!
「James Brownみたい、ははは。」みたいなことを言ってましたが、
ジャムるにしてもクオリティが高すぎるやろ…
今のだけで1時間楽しく聞いてられるで…。

MCの後、John Calderonがギターをガットギターに持ち替え"Heart's Horizon"
Sing like talking(←バンド名ではなく文字通りの意味で)な歌いっぷりで、
アルジャロウの個性が炸裂する曲。

MCでジョークを飛ばしながらCDの告知などをしたあとは、
ニューアルバムにも収録されている"Scootcha-Booty"

この曲がキメキメで死ぬほどかっこいい。
イントロのギターとサックスのユニゾンなんかたまらん。
凝ったリズムの上で歌が踊っているのは圧巻でした。
こんな曲、アルジャロウしか歌われへんやろ…

独自の歌唱スタイルは唯一無二!

バラード"Midnight Sun"を挟んで、
AOR期の大好きな曲"We're In This Love Together"を演奏してくれました。
個人的には「まさかこの曲やってくれるなんて!」という喜びがありました。
間にボーカルソロ〜ジャムの流れがあり、後に客席との掛け合い。
大盛り上がりで曲は終わりますが、
そこに間髪入れずにベースのパーカッシヴなフレーズが始まります。
それにボーカルのスキャットが乗っかる。

「お、5/4拍子!」

しばらくベースとのデュオが続いた後、バンドが入り"Take Five"に。
もはやボーカルなんて枠じゃなくて、もっとすごいところにいるアーティストなんだなと、
なんとなくこの曲を聴いて思いました。
こんな歌を歌う人は今後出てくることはないんだろうなぁ。

曲の途中で一度リズムがフリーになり、
そこからドラムとピアノを残しドゥワップスタイルに突入!
このバンド、なんでもできるな…

ここで一旦ステージは終了になったんですが、
「時間もないから、このままもう一回やるよ」ってことで、ハケずにアンコールが(笑)

アンコールはドゥワップスタイルの"Puddit(Put it where you want it)"
なんなら今回のライブで一番アルジャロウの歌が堪能できたかもしれないこのナンバー。

この後、ド派手な"Roof Garden"が始まり、
途中から盟友George Duke追悼の意なのか、彼の代表曲"Reach For It"へなだれ込み、
大盛り上がりでライブは終了となりました。

セカンドアンコールはしばらく鳴り止まなかったけど、
残念ながら願いは叶わず、スペインは見れずじまいでした。


初めてガッツリとアルジャロウを見たけど、
そのエンターテイナーぶりにはビックリ。
この人の魅力は唯一無二の歌唱スタイルのみならずなんだなと。

あとは死ぬまでにTendernessのメンバーでのツアーが見てみたいなぁ。

 

Al Jarreau Live in Osaka 2014.1.9. / SETLIST :
1.Boogie Down
2.Mornin
3.I Will Be Here For You
4.Double Face
5.Heart's Horizon
6.Scootcha-Booty
7.Midnight Sun
8.We're In This Love Together
9.Take Five
Enc1.Puddit(Put it where you want it)
Enc2.Roof Garden~Reach For It

 

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