ジブリ”風立ちぬ”でリバイバルなるか!? 荒井由実「ひこうき雲」

2013年7月に公開のジブリ映画"風立ちぬ"荒井由実の「ひこうき雲」
主題歌に使用されるというのは、結構ニュースになりましたね。

ひこうき雲がジブリ映画主題歌に

 

1989年に公開された不朽の名作"魔女の宅急便"で、
Misslim収録の「やさしさに包まれたなら」が使われてから20年以上ぶり。

「なぜ今さら?」と思うところもあるんだけれども、
そんなことは抜きにして"ひこうき雲"という曲は、ほんとにええ曲。

 

ひこうき雲

白い坂道が 空まで続いていた
ゆらゆらかげろうが あの子を包む
誰も気づかず ただひとり
あの子は 昇っていく
何もおそれない そして舞い上がる

空に憧れて 空をかけてゆく
あの子の命は ひこうき雲

高いあの窓で あの子は死ぬ前も
空を見ていたの 今はわからない
ほかの人には わからない
あまりにも 若すぎたと
ただ思うだけ けれどしあわせ

空に憧れて 空をかけてゆく
あの子の命は ひこうき雲

空に憧れて 空をかけてゆく
あの子の命は ひこうき雲

 

wikipediaにも書かれていますが、
当時ニュースになった同世代の心中事件や、友人の死を思い出して書かれた曲で
"早すぎる死"をむかえる"あの子"が、憧れの空に駆けていく姿を「けれど幸せ」と歌う、
この一言が強烈な歌ですね。

簡単に書いてしまうと、
「"あの子"が亡くなって、文字通り天に召される歌」なのですが、
悲壮な死ではなく、「何も恐れず空に舞い上がり、空をかけていく」という
表現として間違ってるかもしれないけど、"肯定的な死"を思わせます。
(それは当人においてか、周りから見て、なのかは分からないけど)

あまり歌詞のことを書き出すと、主観だらけになるので書きませんが、
"自殺説/病死説"というのが巷で言われていますが、
あまり深読みを始めると良くないので、そこは割愛。

ジブリに使用されるってことが、正直意外に思うほど哀愁の曲ですね。
いや、"哀愁"というのも正しくないかもしれない。
映画もそういう雰囲気のあるものなのかな?

 

 

この曲が収録されているのは、1stアルバム「ひこうき雲」。

アルバムひこうき雲


アルバムタイトル曲になっているのですが、「ひこうき雲」自体は、
2ndシングル「きっと言える」のB面だというのがおもしろいですね。

このアルバム、松任谷由実自身が「雨の歌が多い」と言っていた通り
雨とか曇りとかの歌が非常に多いですね。
全体的にええ感じに憂いのある雰囲気が包んでいるアルバムです。

レコードでいうところの"B面"がとてもよくて、
冒頭の「ベルベット・イースター」は、中でも名曲。
『空がとても低い 天使が降りてきそうなほど』という
印象的な歌詞があるんですが、これも曇り空の歌ですね。

 

最近の音楽はあまり知りませんが、
どうもテレビに出てくるような流行の歌は、
歌詞も"分かりやすさ"だけ追求されてるみたいで、
なんだか少しさびしいですね。

映画で初めて聴くという人も多いと思うけど、
最近の音楽チャートを見てしまうと、
今の若い人たちに本当の意味で受け入れられることはないのかも。


さてさて。
これに合わせてアルバム「ひこうき雲」の、
「ユーミン×スタジオジブリ40周年記念盤」が発売されますね。
完全限定盤!らしいです。

 

by カエレバ

 

by カエレバ

 

詳細はコチラのオフィシャル特設サイトで⇒ http://emirecords.jp/yuming/

 

高いけど欲しい。
でもやっぱり高いぞ…。

 

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1 Response

  1. ミニー より:

    こんな風に自分が死んじゃった時に、歌っってもらえたら、幸せですね、、
    時々、ピアノを弾きながら歌ったりすると、良い曲だな~と思います。
    本当に良い歌ですね!

    この秋から、ユーミンのコンサート、始まりますね!

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