はじめての300kmライド!大阪から奈良・吉野を経由して本州最南端・潮岬へ!

はじめに

キッカケは失念をしてしまいましたが、
いつの間にか参加することになっていた「串本ライド」
"大阪から海岸線を串本まで南下しよう!"という企画です。

先日、白浜で悶絶した僕にとっては、
もう何を言っているのかワケがわからない壮大さだったんですが、
何か惹かれるものがあり参加を表明しました。
いや、きっとノリで「行きますわ。」と言ってしまったんだろう。
とはいえ、非常に楽しみにしていたイベントなのでした。

この串本ライドには、
楽しむべきポイントはこの3つがあります。

  • 本州最南端・潮岬へ行く
  • 美味しいものを食べる
  • 日の出を見ながら海岸線を走る

こんな大きな3つの楽しみを包有したライド計画。
楽しみにしないわけにはいかないじゃないか!

不安な部分と言えば、

「オーバーナイトで300km近く走る」

これに尽きます。
200kmでボロ雑巾と化すこのぼくが、
こんなの完走できるんだろうか…眠らずに。

しかし懸念していた天気は、日が迫るにつれて好転していき、
自然に高まるテンションで不安感も薄れていきました。
そんな中、直前でルートが変更になるという珍事があり、
「奈良・吉野~熊野を経由する山越え修行」が確定しました。
漫画のような展開にただただ驚くばかりだ。
驚いてる間に当日になりましたので、行ってきました。

 

待ち合わせ場所は泉佐野

今回のメンバーはdaiconさん、ななしきさん、とわたくし。
なんか最近よくご一緒させてもらってます。
ありがとうございます。

14時に家を出て、北浜でdaiconさんと合流。
ななしきさんとは経由地の泉佐野で合流する予定なので、
それまでは、しばし二人で走ります。

待ち合わせ

ごたごたした市内を抜けていきます。
途中、御堂筋を走りましたがスリルしかなかった。
ここはもう二度と走らないぞ…。

市内を抜けていく

臨海線で南へGO~!
daiconさんにしっかりと牽いてもらいましたが、途中でモゲました。

臨海線へ

泉佐野のコンビニで全員集合と相成りました。
さて、いよいよここからが本番です!

トリオ集結

 

泉佐野から和歌山・岩出を抜ける

さて。
ここでみなまさにお伝えしたいことがあります。

本来であれば、ここで美しい写真とジョークを交えて、
みなさまに感動とスリリングな冒険を味わって頂きたいんですが、
いかんせん「走っているのは夜」ということで、
「写真がほとんどありません」状態ですので、
何にもお伝えできません。

残念ながらいつものように冴えわたったジョークも今回はありません。
文字だらけの軽い放送事故みたいなブログになりますが、悪しからず…。

 

泉佐野からR63を通り和歌山・岩出へ南下します。

和歌山岩出へ

登り基調の道を、いくつかトンネルを通りながら走って行くんですが、
序盤からななしきさんの牽きが強く、自分には少しオーバーペース。
なかなか辛い区間でした。
「こんなんで300kmも走れない!悶絶!」ってなってました…

そんな感じで泉佐野から20kmほど走ったところで、
前を行くななしきさんが急にストップ。
早々に機材トラブル発生です!

「フロントディレイラーのケーブル抜けた。」

電動コンポのフロントディレイラーのケーブルが、
何かの拍子に外れてしまったようなんですが、
「専用工具がないとちゃんと入らない」らしく、いきなりのピンチ。
なんとか応急処置は完了したものの、
今回、これに最後まで苦しめられるななしきさんなのでした。

しかし和歌山から岩出へ抜ける道は、
非常に交通量が多くてストレスを感じる道でした。
岩出を抜けて、R130へ入るまでは走りにくかったなぁ…

 

紀ノ川沿いを東進、奈良・吉野へ!

岩出を抜けて紀ノ川市へ入り、川に沿うように東進します。

002

距離的には家から出て80km前後なんですが、
ちょっと思っているよりも体が重たいような気がしてまして、
まだまだ先は長いので、だましだまし走っていたような感じでした。

そんなこんなで、笠田の辺りのコンビニで最初の休憩。
ここで走行距離は100kmほどになっていましたが、
走行アベレージが25kmを越えていたので、
なんだかんだで、僕にはちょっと厳しいペースだったのかもしれない。

P1300016

daiconさんが立ててくれていた予定よりも、
少し早めのペースで来てたので、ちょっと長めに休憩をしました。
ななしきさんのマネをして、味噌汁なんぞをすすっていたら元気が出てきました。
ちょっとエネルギー不足だったのかもしれないですね。
補給って本当に重要だ。

 

ここからは淡々と走って、和歌山県を過ぎ奈良県五條市へ。
徐々に町明かりも少なくなっていき、田舎の雰囲気が出てきます。
奈良に入ると紀ノ川も「吉野川」に変わります。
なんだかいよいよ山のほうに来ていると感じますね。

五条の辺りで二回目の休憩をしてからは、
しばらく川沿いを離れて小さな峠越えになりますが、
ここでまたしてもトラブル!

「フロントディレイラーのケーブル再び抜ける」

応急処置では限りがあったようで、再度調整へ。
ななしきさんは、この後もこのフロンt…(割愛)

ハプニング!

大和街道から伊勢街道に入り、吉野川の近くに復帰。
大和上市駅を越えて、「東熊野街道」に入る手前で休憩です。

「ここを越えると80kmほどコンビニなどの補給ポイントがない」
80kmといえばなかなかの距離じゃないか…。
さすがに自販機はあるとは思いますが、
念のために背中ポッケにお茶とあんパンを突っ込んでおきました。

東熊野街道手前

ここまで紀ノ川~吉野川と、川に沿うように走ってきましたが、
景色は見えない夜にも関わらず、
雰囲気のとても良い場所だなぁと感じるところは多々ありました。

この辺りは奈良のサイクルマップの「奈良和歌山マップ」っていうのに、
いろいろと楽しそうなところが載っているので、
次は明るい時間帯に行ってみたいなぁと思ったりしてます。

奈良和歌山マップ
http://nara-cycling.com/map/nara-wakayama/

 

"東熊野街道"を越える

ここからが今回の難所「東熊野街道」です。

東熊野街道

絶景のドライブルートとしても有名な「東熊野街道」ですが、
もちろん夜に景色など見えるはずもなく…

「ただの真っ暗な道やん。」

この辺りに来ると、街灯のない道も結構ありまして、
ちゃんとしたライトを買っておいて良かった!と心底感じました。
本当に真っ暗の中、フロントライトの光だけが頼り。

ナイトライドの楽しみは、
「静けさと闇が織り成す非日常感」なのかもしれないんですが
それにも慣れてくると、景色がない分退屈を覚えます。
夜景なんかが見えるだけでだいぶ違うんですけどね。

序盤は鹿が飛び出してきて驚いたりしていたんですが、
他にサプライズを仕掛けてくれる動物もおらず淡々としたもの…。
これもナイトライドの良い部分ではあるんだとも思いますが。

 

ただすべてがそういう道だったワケでは、もちろんありません。
「大滝ダム」の辺りなんかは、走っていてめちゃくちゃ爽快でした。
ちょうどランナーズハイに似た状態だったのかもしれませんが、
適度にあるアップダウンと開放感のある道は最高。
走っていて気持ちの良い道は、昼夜関係なく楽しいと思ったひと時。
この先のことを考えなくても良いなら、
思いっきり脚を回して走りたかったと思える道でした。
ぜひ明るい時間にまた走りたい。

大滝ダムを越えると、徐々に道は峠道に入り、
キツイ勾配はないもの、道は淡々と上って行きます。
次第にトンネルも多くなり、トンネルの中もずっと登りという感じで、
言わずもがな車はほとんど通らなかったので快適でしたが、
交通量が多かったらちょっと怖い道かもしれないですね。

トンネルは明るくてよい

途中でパラパラと降り出した雨も、
標高が上がっていくと、いつの間にか雪に変わり、
登っている間は良いんですが、止まっていると寒さを感じます。

トンネル手前

東熊野街道のピークは「ループトンネル」を抜けた辺り。
ルートラボで見るとこんな感じにクルっとしているところ。
トンネルのなかもしっかりと勾配があり、クルっとしてるだけはありました。

ループトンネル

ちなみにここを抜けると大台ケ原ドライブウェイの入り口がありますが、
「冬季通行止め」で入り口は閉まってました。

ここにちょうどちょっとした休憩所みたいなところがあるので、
雪降る中、小休憩をしてから下り区間へ。
雪が降っていると言えども気温は氷点下にもなっていないくらいで、
それほど極寒ではなかったのは救いでした。

ここまでペースとしてはかなり順調みたいで、
少し安心したってのをすごい鮮明に覚えている。
二人の足を引っ張らぬか不安だったんだろう。

 

三重県を走り海へ

東熊野街道のピークから下り基調の道で三重県へ走ります。
しばらく下っていくと雪もなくなり、
ウェットな路面をひたすら下り続ける作業。
ロメンバルデ。

三重県へ

そのうち北側と同じように細かいアップダウンの道に。
周りは真っ暗極まりないんだけれども…

「絶景に違いない!」

と感じるところは何か所もあり、
少し切ない気持ちになったのも正直なところ。
下り基調だと景色を見る余裕も出てくる分、
残念に思えましたね。
何度も言うけど明るい時間にまた走りたいわ。

下北山村を川沿いに進んでいって、そのまま三重県へ突入。
そこからさらにしばらく走ると、R309に入ります。
ここでずっと走ってきたR169ともお別れです。
ほどなくして久しぶりに見るコンビニで念願の休憩時間です。

久しぶりのコンビニ

半日補給食だなんだと貪っていたせいで、
虚弱で有名なぼくの胃腸はもたれまくりで、たまらず胃薬を導入。

「200kmごとに1ソルマック」

ななしきさんから頂戴した名言。
今回一番心に響いた言葉でした。

やたらに「釣りエサ」の店が多い区間を抜け、
R42「熊野街道」へ入ると、一気にダウンヒルになります。
一気に海のそばまで下り、ようやく標高をリセットできました。
念願の熊野灘への到達!
後は、R42をひたすら南下して行くだけ!

 

那智で日の出を見る

R42でしばらく走っていたら、
"鬼ヶ城トンネル"というところが出てきますが、
ここが自動車専用トンネルだったので、迂回路を捜すも「通行止め」。
少し道に迷っちゃいました。

行き止まり!

実は北側に歩行者/自転車用のトンネルがあったんですが、
分かりにくすぎてビックリ。

自転車用のトンネルはコチラでした

この辺りになると、みんなかなり眠気が来ていたようで、
予定では"新宮市まで行ってから長時間休憩"でしたが、
少し早目の休憩をすることになりました。

熊野にあるすき屋で休憩。
このときのetrexのデータはこんな感じでした。
走行距離230kmでグロス17.2km。
なかなか想定していたよりは良いペース。

熊野で休憩

今回の野望には
「日の出を見ながら走る」「昼食にうまいものを食べる」
というのがあるので、
このまま進んでしまうと変に早く着いちゃいます。
早くついてもやることがないので、
とりあえずここでゆっくりと休憩を取ることになりました。

休憩中、二人はなにか話してたみたいですが、
ぼくはうまいこと仮眠ができたので少しすっきり。
引き続きR42で海岸線を走ります。

「那智」の近くで、日の出の時間が迫ってきたので、
良い感じで日の出が見えそうな場所を探すのに奔走!
那智の駅近くの防波堤が良さそうだったので、
そこで日の出を待ちます。

日の出を待つ

そしてついに日の出が!

日の出!

日の出と愛車

時間の感覚は麻痺している部分はありますが、
この景色を見ると、「おお、朝になった!」と感じますね。
若干雲が覆っていたんですが、しっかり見ることができて良かった!

さぁ後はゴールするだけ!
って自転車を動かそうとしたら、daiconさんのタイヤがパンクしてました。
タイミングが良すぎる(笑)

パンク修理

というわけで、日の出を見た後は海岸線をグングン南下。
いよいよ「本州最南端」へ!

 

本州最南端・潮岬へ!

日の出を見た後は、海岸線を走るだけなので楽勝!
…だったら良かったんですが、一番辛かったのはここかもしれない。

「とにかく死ぬほど眠い」

日の出前から訴えていはったんですが、
daiconさんが「もうとにかく眠くて落車しそう」と言っていて、
結局、長時間休憩でも寝れなかったdaiconさんは元気ゼロ。
昨夜もあまり眠れなかったらしいので、かなり辛かったみたい・・・。

その反面、ぼくは昨夜はグッスリ寝まして、
先ほど仮眠までをしたにも関わらず
もう本当に「ただただ眠たい」んであります。

顔に張り手をして自分に喝を入れて走りますが、ひたすら眠い。
眠いだけだったのに、急にお腹に空腹を覚えたので、
残ってた補給食(ゼリー×2、ようかん×2)を全部食べてしまったり、
なんか体もよくわからないことになってました。

古座あたり?の海岸線 撮影:ななしきさん

そして串本町に突入!
もうここまで来たらゴールみたいなもんです。

串本町へ! 撮影:daiconさん

串本駅を過ぎて「潮岬」へ。
潮岬手前のアップダウンに悶絶をしながらもなんとか走りまして、
念願の「本州最南端」へ到着!

本州最南端!

なんとか300kmを走りきれました!
良かったよかった。

潮岬の灯台をバックにパチリ。
長い旅だったー。

潮岬の灯台をバックに

 

到着後のお楽しみと輪行

無事に目的地「潮岬」での撮影会も追え、
ブランチ的なものを食べに「潮岬観光タワー」へ。

お二方は「近大マグロ定食」みたいなゴツいのを食べてましたが、
胃腸虚弱なぼくは、ここに来て"きつねうどん"だ。
なんなら素うどんでも良かったくらい。

胃腸がヤラれた

数時間後に楽しみのランチが待っているはずなのに、
よく食えるなと思って二人を見ていましたが、
この時ほど屈強な胃腸がうらやましく思うことはなかった…

後は串本駅まで戻り、念願のランチへ。
ランチはコチラ。

料理 萬口
http://tabelog.com/wakayama/A3005/A300503/30000049/

11時半開店ということだったんですが、
超人気店らしいので、それまでに店の前でスタンバイ。
開店してすぐに満席になる人気っぷりでした。

よし、食える!
ランチのためにうどんで整腸していたのだ。

名物の「かつお茶漬満腹セット」を注文。

かつおのお茶漬満腹セット

もう何も言うまい。
ビールとこれで300kmの疲労も報われたというもの。
ありがとう串本。

電車まで時間があったので、ちょっと散歩がてら海へ。
そしてこうなりました。3人ともこうなりました。

ライド終了後 撮影:daiconさん

その後、輪行の準備をして「特急くろしお」に乗って帰りました。
本当に濃い300kmだったわ。

 

おわりに

装備のことも含めて色々と書きたいことはありましたが、
なんだか死ぬほど長くなりそうだったので、
今回は不本意にも、こんな感じのいつもの内容薄でお送りしました。

初めてのオーバーライド
そして初めての300kmオーバー
と、初めて尽くしの串本ライドでしたが、
こうやってブログを書きながら思い出していると、
どの場面も楽しかったなと再確認できています。

4月に出走予定のフレッシュに向けての課題も
ちょっとずつ浮き彫りになってきた感がありますので、
それまでにうまいことできたら良いなと思っています。
マストアイテム、ソルマック。

今回も一人では決して最後まで走れなかったと思います。
daiconさん、ななしきさん、本当にありがとうございました。
次にロングライドするときは、
もう少し楽なルートでひとつお願いします…

 

今回の軌跡

距離:313.75 km
平均速度:22.3 kph
移動時間:14:03:44
高度上昇: 2,600mくらい(記憶)

今回はGarmin Edge500が途中でバテてしまったため、
etrexのデータで記載してみました。
距離はルートラボと10kmほど差異がありますが、
どちらにしろ300kmオーバーってことで、もう自己満足。

獲得標高はetrexの取り込んだデータも変やし、(2倍くらいある)
ルートラボのほうもなんかおかしい部分があるので、
獲得標高のみ、とてもアバウトな数字でございます。

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2 Responses

  1. 理系整体師 より:

    お疲れ様でした。冬、夜、山道の条件で300kmですか!凄すぎです。
    是非キャノンボールにも…。(^^;
    ブログを拝見していると、必要ないのにeTrexが欲しくなってしまいます。(苦笑)

    • だるま より:

      ありがとうございます!
      山道と言っても、一区間だけだったので、
      意外と大丈夫でしたよー。
      それよりも睡魔と胃もたれが強烈でした(笑)
      さすがにキャノンボールは無理すぎます…

      eTrexおもしろいですよー!
      まだ全然使いこなせてないですが、
      自転車にはピッタリのアイテムですね、これは。
      ぜひOregonあたりをいってみてください(笑)

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