悶絶の向かい風!片道自走でアワイチをして200km走ってみました。

はじめに

昨年末くらいに
「daiconさんのアワイチグルメライド行きたいです!」
と、直談判をして念願のアワイチ開催が決定。
daicon氏主催の元、
チームメンバーやその他知り合いが集まり、
総勢7名でのアワイチが催されることになりました。

参加メンバーは以下の7人。
daiconさん
ななしきさん
あまえびさん
私のバンド仲間、ちゃりんごくん、
マムートンさん
プロペルさん(仮称)
ぼく

最近のパターンではあるのですが、
「どうせなら自走しましょう!」
と、いつものワケの分からない提案がポっと出てきまして、
参加メンバーあまえび氏の車に便乗させてもらうつもりが、
抵抗むなしく、二人とも自走で行くことに決定。

家から明石まで自走して、アワイチをして輪行で帰る!

200km越えのアワイチライドへ行ってきました。

 

まさかのDNS事件勃発!

朝2時半に起床。
朝と言うか、まだまだ夜中の域じゃないか…。

支度を済ませて、あまえびさんと合流。

ぼくのGarmin Edgeの調子が悪くてスピードセンサー認識せず。
走り出したら雨が降り出すという、幸先の良いスタートでした…

今回はニューホイール「Pro Lite “Bracciano A42″」を装備。
初めて履いて走ります。

P2210785

待ち合わせの西宮までは二人で向かいます。
河川敷は真っ暗なので、
普段使わない一般道ルートを走って2号線へ。
走ってる途中にGarminもセンサーを認識してくれました。
なんやったねん一体…。

2号線を走っていると、
バーミットを付けた自転車を発見!これは!
待ち合わせ場所に着く前に、ななしきさんと合流。
会うや否や、

「聞きました?主催者がDNSらしいですね(笑)」

ん?
必死で自転車こいでたから気づいていなかったけど、
携帯を確認してみると、主催daicon氏より連絡が…

daicon氏、マーライオンが止まらず急遽病欠ッ!

マジかー。残念すぎる。
しかしアワイチはもう始まっているのだ。
肩を落とした三人は互いに鼓舞し合いまして、
とりあえず西宮の集合場所目指して行くことにしました。

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集合場所のコンビニに着くと、同時にマムートンさんが到着。
マムートンさんとは初めましてです。
ほどなくして、友人Sベ氏も到着して、
自走組が全員揃ったので、5人で明石目指してスタートです。

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途中、マムートンさんの鬼牽きタイムがあったりと、
アトラクションに富んだ明石までの道のり…

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途中でペースを落として走っていたはずなのに、
意外と予想より早く到着できました。

明石にて P2210791

ジェノバラインでプロペルさんが合流。
プロペルさんも初めましてです。

実は参加メンバーの全容が分かっていなかったので、
ここで病床のdaiconさんにメンバーの確認をして、
フルメンバーが揃っていることが分かりました。

いよいよジェノバラインに乗りこみアワイチスタートやで!

P2210794

 

向かい風と豪脚に震える

スタートしてすぐコンビニへ駆け込みます。
あまえびさんのディレイラーの調子がおかしいのを、
プロペルさんに直してもらうというサービスタイム。
調整後はバシバシ決まってました。

洲本で補給休憩

少し肌寒い中を洲本方面へ。
海岸線のさわやかな朝日、最高のロケーションです。
ただ風が強いのが残念かなぁ。

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しばらく走ると廃墟と化した巨大物がお目見え。
いつ見ても気持ちが悪いものです…。

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洲本あたりのコンビニで補給タイムを経て、
引き続き海岸線を走って行きます。

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水仙峡の登りに差し掛かったところで、
「おれに着いてこい!」と言って豪脚プロペルさんがアタック。
それにマムートンさんが乗っかり二人で消えてしまいました。
あんなの着いていけないよ…。

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こちらはエッチラオッチラと登っている間に、
さわやかに女子ライダー二人に追い抜かれる屈辱を味わいまして、
そんなこんなで、なんとかパラダイスの手前まで到達。

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ここで全員合流を待ってから、
「次は着いてこいよ!」と言って、
再び豪脚プロペルさんが走り出します。
あれ、今日は”アワイチ合宿”かなんかだったっけ?

必死で食らいつくSベくんの背中を見送りつつも、
なんとか下りで合流できたんですが、
何かに火が付いたプロペルさんは止まることなく
そのまま海岸線を鬼のように牽いて走ります。

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鼻水もよだれも垂れ流しながら
人間の尊厳と引き換えにトレインに乗っかりまして、
途中の自販機のある場所でストップするまで、
アホのように引っ張っていただきました…。

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倒れ込むように座り込んで、そして悟りました。

今日の脚はもう残っていない…

ここで休憩タイムになり、
あまりにも天気が良いので、みんな写真撮りまくり。
風が、風さえなければ抜群なのに!

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ここ数キロは景色を見ていなかったなぁ。
おかしいなぁ。

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アワイチ後半戦

地獄だった紀伊水道沿いの道。
途中から内陸部へ入って行きます。

P2210813

たまに前を走ったりしてましたが、
30kmで走っているのに、風がビューン!と吹いたら、
18kmくらいまでスピードが落ちる。
みたいな繰り返しで、かなりしんどかった…。
ジャージに風が孕んでそのまま空飛べるかと思った。

ホテルニューアワジの風力発電のところへ寄るために、
途中でR25を離れて、高台へ向かって坂を登ります。
見えてくる景色は最高です。

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そのまま走ると風力発電の側に出ますので、
そこで小休憩にしました。
こんなところがあったの知らなかった!
最高のロケーションでした。

ななしきさん曰はく、
「こんなに回ってるのはじめた見た!」
轟音を響かせて回る風車は大迫力…。
とんでもない日に淡路島に来たもんやわ。

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風車を堪能した後は、福良まで走ってランチタイム。
福良マルシェが混んでいたので、「鼓亭」へ。
カレーつけめんを頂きました。

「顔が死んでる」と多数のご指摘を頂戴しましたが、
その通り、半分生気を失っておりました。
昼飯を食べて何とか復活。

食後に約3名の方は「デザートに海鮮丼」と言って、
再び福良マルシェに海鮮を食しに行かれました。
その強靭な胃袋は一体なんなの…

P2210818

ここからはアワイチ後半戦に突入!
福良を抜けて鳴門への登りを走ります。
この辺りも絶景ポイントですね。

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普段アワイチではスルーしがちな
「道の駅うずしお」も行ってみようということで、少し寄り道。
今回はディープリムってことで度々横風を受けましたが、
ここの下りでの横風はひどかった。怖すぎる。

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自転車は奥まで入ってはダメ!とのことだったので、
残念ながら記念撮影ができなかった…

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さて。
このブログでは追いこまれると写真がなくなる傾向があります。
今回もこのあたりから写真がございません。
察していただきたい。

播磨灘側も強烈な向かい風で、悶絶の極みでした。
途中からはプロペルさんが、ぼくらでもついてこれるように牽いてくれて、
単純に風よけをしてもらい、本当に大変助かりました。

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明石海峡大橋が見えたときにはガッツポーズを決め込み、
最後にはSベくんとタッグを組んで
スプリントアタックをしましたがマムートンさんに捻りつぶされました。

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アワイチとしては予定通りに進み、
余裕を持って18時のジェノバラインに乗れました。
帰りは新型の船でテンションあがりまくり。

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本当に濃すぎるアワイチだったよ…。

 

おわりに

今回のアワイチは色々あったはずなんですが、
思い出すと強烈な向かい風と、
その中を走る先頭二人(プロペルさん、マムートンさん)、
それにしがみつくように走るぼくら。
もうそれ以上の記憶は何もございませんです。

ずーっと前を牽いてくださったお二人に感謝です。
当初、風を考慮せずに立ててあった予定を、
あの風の中、滞りなく完遂できたのですから、
これはもう「がんばったな!」と素直に思うのでした。

ちなみに友人ちゃりんごくんは今回が初めてのアワイチ。
次に走った時にはすごく楽に感じるかもしれないな…。
ほんとに終始強烈に向かい風でしたわ。

とはいえ、思い出してみると
「ちょっといつもと違ったテイストで楽しかった」と思える辺りが、
我々ソウルフルな自転車乗りが持つ、純粋なMっ気なのかもしれません。
本当にみなさんありがとうございました。
ぜひまた行きましょう!

 

今回の軌跡

距離:215.18 km
平均速度:24.2 kph
カロリー:6,078 C
時間:8:53:35
高度上昇:1,793 m
平均気温:11.8 °C



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